リストラップの選び方:用途・長さ・硬さとIPF規定の確認ポイント
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リストラップは、手首まわりに巻いて使うトレーニングギアです。種類が多く、長さ・硬さ・巻き方の違いで迷いやすいので、この記事では選ぶときの考え方を整理します。あわせて、パワーリフティングの国際競技団体IPFが定める公式規定のうち、リストラップに関する部分を紹介します。
選ぶ前に決めておきたい3つの軸
リストラップを選ぶときは、まず次の3点を自分の用途に当てはめて考えると整理しやすくなります。以下は編集部の考え方であり、特定の効果を保証するものではありません。
- 用途:ベンチプレスなどのプレス系種目が中心か、競技会への出場を考えているか。
- 長さ:長いほど巻く回数を増やせます。短いと着脱が手軽です。
- 硬さ(固定感):硬めは手首の動きを抑える感覚が強く、柔らかめは動かしやすい反面、固定感は控えめです。
競技会に出る場合はIPF規定を確認する
IPF(国際パワーリフティング連盟)の2026年版テクニカルルールブック(2026年3月1日付)の「3.9. WRAPS」には、リストラップについて次のように書かれています。
| 項目 | 規定の内容 |
|---|---|
| サイズ | 長さ1m以内、幅8cm以内。スリーブやマジックテープの留め具も1mの長さに含める |
| 素材 | 1層の市販の織り弾性素材で、ポリエステル、綿、またはその両方で覆われたもの、または医療用クレープ |
| 承認 | サポート力のあるラップは、技術委員会が正式に登録・承認した市販メーカーのものに限る。医療用クレープや包帯製のサポートしないラップは承認不要 |
| ループ | 留めやすくするためのループを付けてよいが、実際の挙上中に親指や指にかけたままにしない |
| 位置・幅 | 手首関節の中心から上は10cm、下は2cmを超えて覆わない。覆う幅は12cmまで |
| 併用 | リストラップとスウェットバンドの併用は不可 |
ここで重要なのは、サイズが規定内でも、承認メーカーの製品でなければ公式大会では使えない場合があることです。出場する大会が適用する規定は大会ごとに異なる可能性があるため、必ず主催団体の最新の規定と承認リストを確認してください。なお、この記事は上記ルールブックの記載を紹介するもので、国内大会の規定を示すものではありません。
選び方のチェックリスト
迷ったときは、次の順番で確認すると判断しやすくなります。
- 競技会に出るなら、先に主催団体の規定と承認リストを確認する。
- 出ないなら、手首まわりの動かしやすさと固定感の好みで硬さを選ぶ。
- 長さと幅は、規定内かどうかと、自分の手首に巻いたときの扱いやすさの両方を見る。
- 留め具(マジックテープ、ループの有無)を確認する。
- 手首に痛みや違和感がある場合は、ギアで対処しようとせず、医師や専門家に相談する。
モデルを比べたいとき
FITPEAKのギア案内ページでは、リストラップを複数ブランドで比較しています。仕様や価格は変わることがあるため、購入前に各販売ページで最新の情報を確認してください。
出典
- IPF Technical Rulebook 2026(effective 01 March 2026): https://www.powerlifting.sport/fileadmin/ipf/data/rules/technical-rules/english/2026_IPF_Technical_Rulebook__effective_01_March_2026__v3.pdf(2026年10月5日に内容を確認)
- FITPEAK ギア案内: https://fitpeak.co/pages/gear