【SBD・鬼・ゴールドジム他徹底比較】ウェイトトレーニング用リストラップおすすめ5選

【SBD・鬼・ゴールドジム他徹底比較】ウェイトトレーニング用リストラップおすすめ5選

リストラップとは?効果と必要性

リストラップとはベンチプレスなど高重量トレーニング時に 手首に巻いて固定する長いバンド です。手首関節を包み込むように巻くことで、重いバーベル等による手首への負担を軽減し、関節のケガを防ぎます。特にベンチプレスやオーバーヘッドプレスなど 重量を前方に押し出すプレス系種目 で威力を発揮し、手首を安定させてフォームを維持する効果があります 。結果として狙った筋肉に効かせやすくなり、記録向上(高重量挙上)にも繋がります。


何kgから使うのがいい?

初心者の方でも、自分の筋力に対して重量が重く感じ始めたらリストラップの使用を検討すべきタイミングです。 「何kgから使うべき」という明確な基準はなく 、手首に不安を感じたり痛みが出そうな重さになったら着用しましょう 。なお、プル系種目(デッドリフト等)では手首保護より握力補助が主目的の**リストストラップ(ストラップ、パワーグリップ)を使うのが一般的です。リストラップと名前が似ていますが、役割が異なるので混同に注意してください

早速ポイントを紹介!

続いて、初心者から上級者まで失敗しない リストラップの選び方 を押さえておきましょう。リストラップを選ぶ際は、 硬さ(サポート力)・長さ・素材・価格 などに注目すると、自分に合った一本が見つかります。

  1. 硬さ(サポート力): 
    リストラップには生地の硬さが異なるタイプがあります。硬めのものは手首をがっちり固定して安定感を高め、100kg以上の高重量を扱う上級者向き。一方で柔らかめのものは巻きやすくフィット感が良い反面サポート力は控えめで、 手首の自由度が欲しい人や高重量でない人向き です。自分のトレーニング強度に合わせて、硬め・柔らかめを選択しましょう。なお、強度は製品やブランドによっても異なり、例えば SBD社は硬い「スティッフ」と柔軟な「フレキシブル」の2種類 を展開しています 

  2. 長さ: 
    リストラップは一般的に 30cm台~1m前後 まで長さの違うモデルがあります。長いほど巻く回数が増えて固定力が高まりますが、その分取り回しが難しくなり初心者には扱いにくい場合も。目安として 50~60cm程度は汎用的 で初心者〜中級者に◎。一方、 80〜100cm近い超ロングタイプは上級者 やベンチプレス150kg以上を狙う競技者向きです 。自分の手首周りの太さや用途に合わせて選びましょう(なお競技会では手首から手の甲側2cmまでしか巻けないという規定がありますので、極端に長い場合は巻きすぎに注意)。

  3. 素材・メンテナンス:
    リストラップの素材には コットン、ナイロン、革 などがあります。初心者には安価で洗濯機丸洗い可能な ナイロン製 がおすすめ。コットンは吸汗性・肌触りが良く耐久性も高いため 高重量にも耐えうる 素材です。革製は高級感と耐久力がありますが、こまめなオイル手入れが必要で上級者向け(一般的なパワーリフティング用リストラップは布製が主流です)。

  4. 留め具・ループ: 
    ほとんどのリストラップには巻き付け始めに親指に掛ける サムループ と、巻き終わりを固定するマジックテープ(面ファスナー)があります。安価なものだとマジックテープの幅が狭かったり粘着力が弱く消耗しやすいケースもあるため、 幅広で強力なマジックテープ を使っている製品が◎です 。また一部には親指ループの無いタイプも存在します(ゴールドジム製で低価格なもの等)。初心者はループ付きが巻きやすいでしょう。

  5. 価格帯: 
    リストラップは安いものだと 1,000円台〜 、有名ブランドや競技向けだと 5,000〜10,000円 近くするものまで幅があります 。価格と性能はある程度比例しますが、初心者が最初から一番高価なものを買う必要はありません。使う目的(趣味の筋トレか大会出場か)や頻度に応じ、 コスパの良い製品 を選ぶのも賢明です。後述するように、有名ブランド品と同等のサポート力を備えつつ手頃な価格設定のモデル(例: FITPEAKリストラップ)が存在するので注目しましょう。

人気リストラップおすすめ5選(性能・価格比較)

市場で人気の高い代表的なリストラップをピックアップし、その 性能(硬さ・サポート力)や長さ、価格帯 を比較します。ここでは SBD、鬼(ONI)、Schiek(シーク)、Gold’s Gym(ゴールドジム) 、FITPEAKリストラップ を加えた5つを紹介します。それぞれ特徴が異なりますので、比較表と解説を参考に、自分に合いそうなものをチェックしてください。

製品名(メーカー) 特徴・サポート力の傾向 長さの展開 価格目安(税込) 備考・おすすめポイント
SBD (イギリス) 硬めの「スティッフ」タイプと、柔軟で扱いやすい「フレキシブル」タイプの2種類を展開。世界トップクラスの品質で IPF公認 。非常に高いサポート力と耐久性。 40cm、60cm、1mなど 約¥8,000~¥10,000前後 世界大会でも使用者多数。信頼のブランドだが価格は高め。
鬼(ONI) (日本) 元パワーリフティング日本王者が手掛けた国産ブランド。 硬い生地 でホールド力抜群ながら、特殊な織り方・裏面加工で手首から浮きにくい工夫 。IPF公認で国内トップ選手の愛用者も多い。 60cm、75cm、99cmなど 約¥4,700~¥5,000前後 手首をがっちり固定し上級者まで対応。鬼ロゴのデザインも人気。コスパ良好。
Schiek (シーク、米) アメリカの老舗トレーニング用品メーカー(25年以上の実績)。適度な硬さで使いやすく、 カラーにより強度が異なる ユニークな特徴(※青色モデルは特殊繊維で最も高強度) 。 12インチ(約30cm)ほか各種 約¥3,000~¥4,000前後 Made in USAの高品質。程よい硬さで初心者~中級者に最適。色で好みの強度を選べる。
Gold’s Gym (米) 世界的ジムブランドによるエントリーモデル。生地は やや柔らかめ で高重量には不向きだが、初心者や女性には十分なサポート力。親指ループ無しタイプも展開し 低価格 を実現 。 約45cm〜50cm程度 約¥2,000~¥4,000前後 とにかく安価で入手しやすい。ジム初心者が最初に試すには◎。ただし本格的な高重量トレーニングには物足りない可能性。
FITPEAK (日本) 開発者自身の経験から既存製品のサポート力に不満があり 独自開発の極硬生地 を採用。非常に硬く強力なサポート力が特長。長さは 巻きやすい60cmと超固定の90cm の2種類。 60cm、90cm ¥3,000~¥3,900前後 トレーナーやボディビルダーの協力で開発。上級者向けの性能を持ちながら価格はリーズナブル 。カラーバリエーションも豊富。

上記のように、一口にリストラップと言っても ブランドごとに硬さや長さ、価格帯に違い があります。例えばSBDは最高峰の品質ですが価格も高め、鬼は国産で高性能ながら比較的手頃、といった具合です。こうした違いを踏まえつつ、最終的に コストパフォーマンスと性能のバランス で選ぶことが大切です。

FITPEAKリストラップがおすすめな理由【他社比較あり】

FITPEAKリストラップ は、上記で比較したような有名他社製品と肩を並べるサポート性能を持ちながら、 手に取りやすい価格帯 で提供されている点が大きな魅力です。他社との比較で際立つポイントを整理すると以下の通りです。

  1. 極硬生地による抜群の固定力: 
    開発者が「既存品のサポート力に不満があった」ことから開発されており、独自の極めて硬い生地を採用しています 。そのため 手首を完全に固定できるホールド力 があり、重い重量にも耐えうる設計です。他ブランドの最上位モデル(例: 鬼リストラップXXやTitan社の最高硬度モデル等)に匹敵するサポート力を目指して作られています。

  2. 60cmと90cmの2サイズ展開:
    FITPEAKは 巻きやすさ重視の60cm タイプと、 最大限固定できる90cm タイプの2種類があります。これにより、初心者〜中級者には取り回しの良い60cmを、競技志向でさらなる重量に挑む上級者には90cmを、と 用途やレベルに応じて選択可能 です。例えば「ベンチプレスで100kgを超えたい」「手首のガチガチの固定が欲しい」という方には90cmが推奨されています 。一方「まずは巻きやすさ重視で使ってみたい」という方には60cmが最適です。

  3. リーズナブルな価格:
    性能面ではハイエンド級でありながら、価格は約3千円台と 非常にお買い得 です 。SBDやIPF公認他社品が軒並み5千円〜1万円前後であるのと比べ、 ほぼ半額程度の値段 で入手できます。「こんなに性能が良いのに価格はリーズナブル」と ユーザーからの評価も高い です。初めての一品としても手を出しやすく、かつ長く使える品質なのでコスパ最強と言えるでしょう。

  4. 現役トレーナーらによる監修・実績: 
    開発段階から現役ボディビルダーやパーソナルトレーナーが参画しており、プロの視点で品質を磨き上げています。そのため実践的な使い勝手や耐久テストもクリアしており、安心してトレーニングに集中できます。またSNS上でも「デザインがカッコよく手首をしっかり固定、性能が良いのに価格が良心的」といったポジティブな口コミが見られ 、着実にファンを増やしています。

以上の点から、 FITPEAKリストラップは初心者〜上級者まで自信を持っておすすめできる製品 です。他社の高級モデルと比べても遜色ないサポート力を備えつつ、価格は抑えめで購入しやすいので、「迷ったらコレを選べば間違いない」一本でしょう。実際に使ってみれば、手首の安定感が飛躍的に向上し、ベンチプレスなどで記録更新も狙えるはずです!

興味がある方はぜひFITPEAKリストラップをチェックしてみてください。商品ページではカラーバリエーション(ブラック、ピンク、イエロー、グリーンなど)や利用者レビューも掲載されています。高品質なリストラップを手に入れて、トレーニングの質を一段上げましょう。

リストラップの正しい巻き方・使い方ガイド

最後に、リストラップの 正しい巻き方と使用上のポイント を確認しておきます。どんなに良いリストラップでも、使い方を誤ると十分な効果を得られないので注意しましょう。

  1. 親指ループを掛ける: 
    リストラップの端に付いている輪っか(サムループ)に親指を通します。これが固定点となり、巻き始めが安定します。【補足】ループ無しタイプの場合は親指で端を押さえて巻き始めます。

  2. 手首関節を覆うように巻く:
    手首の関節がちょうど中心に来る位置に巻き付けていきます。ポイントは 手首の関節部分を完全に包み込むように 巻くことです。巻く位置が手首より前(手のひら側)過ぎるとルール違反になる場合もありますし、逆に肘側にずれ過ぎると十分なサポートになりません。手の甲側には2cm程度かぶさる位置を目安にしましょう(公式大会では「手首から先2cmまで」と規定)。

  3. 適度な強さで巻き締める:
    ラップをきつく巻いていき、最後はマジックテープでしっかり固定します。強く巻くほど手首は安定しますが、 痛みや手の血流が止まらない程度の適度な強さ に調節してください。目安として巻いて拳を握ったときに手首がぶれず支えられている感覚があればOKです。最大リフトに挑む際はかなりきつめに巻く人もいますが、慣れないうちは少しずつ強度を上げていきましょう。

  4. セット間では外す/緩める:
    リストラップは長時間巻きっぱなしにすると血行を妨げることがあります。インターバル中や不要なときは一旦外すか緩めておき、休憩するようにしましょう。こうすることで手首周辺の疲労や違和感を防げます。

  5. 使用後のケア:
    トレーニング後は汗が染み込むため、風通しの良いところで乾かしてください。定期的に洗濯する場合、洗濯ネットに入れると良いでしょう。清潔に保つことで長持ちさせることができます。

以上の手順で正しく巻けば、リストラップの効果を最大限に発揮できます。特に 親指ループを外すタイミング は人によりますが、公式パワーリフティング大会では巻き終わった後に親指ループを外す選手も多いです(手首に食い込む負担を減らすためと、ルールで試技中は掛けっぱなし不可の場合があるため)。練習時から色々試して、自分に合った巻き方を身につけましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. リストラップとリストストラップ(パワーグリップ)の違いは何ですか?
A1. リストラップは手首の保護・固定が目的なのに対し、 リストストラップパワーグリップ は握力の補助が主目的のトレーニングギアです。リストラップはベンチプレスなどプレス種目で手首が折れないよう支えるために巻きます。一方リストストラップはデッドリフト等でバーと手首を巻き付け、握力が先に疲れてしまうのを防ぐために使います。用途が異なるので、鍛えたい種目に合わせて使い分けましょう。


Q2. リストラップはどれくらいの重さから使うべきですか?
A2. 明確な重量の基準はありませんが、自分が「 手首に負担を感じる 」と感じ始めたら使うタイミングです。初心者でも上級者でも、手首が不安定だと思ったら早めに巻いて構いません。例えばベンチプレスで40kgでも手首が痛む人もいれば、80kgまでは平気な人もいます。それぞれの筋力や柔軟性に応じて判断しましょう。なお、「リストラップを付けると筋力が伸びなくなるのでは?」と心配する声もありますが、適切に使えばフォーム安定による安全性向上が見込めるので、怪我予防のメリットの方が大きいです。


Q3. 大会で使うにはIPF公認のリストラップでないとダメですか?
A3. 国際パワーリフティング連盟(IPF)など公式大会に出場する場合、 大会で使用できるギアは公認ブランドに限られます 。例えばSBDやTitan、鬼(ONI)などはIPF公認品があります。もし公式大会を目指すなら、公認マークのある製品を選んでおくと安心です。ただし地域の小規模大会やジムの記録会などでは公認かどうか厳密に問われないケースも多いです。まずはトレーニング用に購入し、公式戦に出る際に改めて公認品を用意するという形でも良いでしょう。

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