日本人275名の実測データ

スクワットの平均は何kgか日本人大学生の実測1RMを基準に、偏差値で測ります。

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1RMがわからなくても大丈夫。回数を入れると自動換算します。入力値は端末の外に送信されません。

この数字の根拠

基準は、新潟国際情報大学が一般大学生(筋トレをしていない学生)男子157名・女子118名に対し、 日本パワーリフティング協会公認審判の立ち会いで実施したBIG3の1RM直接測定です。 推定式による換算ではなく、実際に挙げた重量を使っています。

偏差値は平均からの離れ具合を表す指標で、計算式は50+10×(あなたの1RM体重比-平均)÷標準偏差。 偏差値60で上位約16%、70で上位約2.3%にあたります。

一般大学生(非鍛錬者)の1RM体重比

種目男子 平均SD女子 平均SD
スクワット1.3570.2070.8680.150
ベンチプレス0.8120.1440.4690.076
デッドリフト1.8580.2481.3650.211

体重比=1RM÷体重。藤瀬(2025)より。被験者の平均年齢は男子20.0歳・女子19.2歳。

スクワットの体重別の目安(男性)

体重偏差値4050 平均607080
50kg 57.5 67.9 78.2 88.6 98.9
55kg 63.3 74.6 86.0 97.4 108.8
60kg 69.0 81.4 93.8 106.3 118.7
65kg 74.8 88.2 101.7 115.1 128.6
70kg 80.5 95.0 109.5 124.0 138.5
75kg 86.3 101.8 117.3 132.8 148.4
80kg 92.0 108.6 125.1 141.7 158.2
90kg 103.5 122.1 140.8 159.4 178.0

単位kg。女性の基準は上の診断で性別を切り替えると反映されます(スクワットの女性平均は体重の0.868倍)。

年齢補正

基準集団は18〜19歳の大学生です。筋力は20代から30代がプラトーで、その後ゆるやかに下がります。 そのまま比較すると中高年が一方的に不利になるため、 文部科学省「体力・運動能力調査」の握力の年齢別平均から求めた係数で基準側を下げています。 過大評価を避けるため、ピーク年代までは補正をかけず、加齢による低下分だけを反映しています。

年齢〜3545556575
男性 係数1.000.980.940.870.78
女性 係数1.001.000.960.900.83

令和5年度調査より算出。係数が小さいほど基準が下がり、同じ重量でも高く評価されます。

デッドリフトだけ偏差値が低く出る

基準となる一般大学生の平均が、デッドリフトでは体重比1.858倍(体重70kgなら130kg)と高いためです。デッドリフトは技術習得が最も速く、指導を受けた初心者でも短期間で高重量が挙がる種目なので、他種目より厳しめに出ます。

1RMを測ったことがない

重量の横の回数欄に、その重量で挙げられる最大回数を入れてください。303,494セットの実データから導出された推定式で1RMに換算します。回数が10回を超えると誤差が大きくなるので、5回以下で測った値が理想です。

偏差値80を超えたら

偏差値は正規分布を前提にしているため、競技者の領域では意味を持ちません。国際大会に出るパワーリフターをこの尺度に乗せると偏差値100を大きく超えます。80を超えたら「一般人の分布の外」と考えてください。

女性の基準はどうなっている

女子大学生118名の実測値を別に用意しています。男性の数値を係数で割ったものではありません。ベンチプレスは体重比0.469倍(体重55kgなら約26kg)が偏差値50です。

出典

  • 藤瀬武彦 (2025)「一般男女大学生及び陸上男女短距離選手における疾走能力とフリーウエイト運動の1RMとの関係」新潟国際情報大学経営情報学部紀要 第8号
  • 文部科学省「体力・運動能力調査」令和5年度 年齢別テストの結果(握力)
  • van den Hoek et al. (2024) Journal of Science and Medicine in Sport — 競技パワーリフター809,986件
  • Marzagão (2026) A Weight-Dependent 1RM Prediction Equation(プレプリント)

本診断は筋力の目安であり医学的な診断ではありません。高重量の測定は十分なウォームアップと補助者の確保のうえ、無理のない範囲で行ってください。