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トレーニングベルトは、買った後の「どこに、どのくらいの強さで着けるか」で迷いやすいギアです。この記事では、メーカー公式ページに書かれている内容だけを取り上げます。競技規定(幅・厚さなど)は、別記事「パワーリフティングのベルト規定(IPF 2026年版)」で扱っています。
着ける位置:メーカーが述べていること
Gymreapers(ベルトメーカー)の公式ブログ(2020年6月24日付、英語)では、次のように説明されています。
- ベルトは腰の細い部分(small of your back)に回し、前側のバックルが下腹部を覆う位置に来るようにする。
- スクワットやデッドリフトでは、ベルトが股関節の付け根に食い込むとフォームに悪影響が出うるため避ける。
- スクワットでは、人によって胴体のやや高い位置が合う場合がある。
同ブログは、ベルトを風船にたとえ、吸った息がベルトを押し返す手応えを作る、という考え方を紹介しています。また「きつさ=パフォーマンスではない」とも述べており、ベルトの下でも正しく呼吸できる状態を目安にするよう書かれています。
サイズの測り方:SBD公式ページ
SBD(英国のパワーリフティング用品ブランド)の10mmレバーベルト商品ページには、サイズ選びについて次の内容があります。
- ベルトを持っていない場合は、ベルトを巻く位置(通常はへその少し上)で、腹筋に力を入れた状態で測る。
- ズボンのウエストサイズは使わない。
- すでにベルトを持っている場合は、いつも使う一番きつい穴での周囲長を測る。
- サイズ表の中ほどに入るサイズを選ぶと、きつくも緩くも調整しやすい。
| サイズ | 適応(cm) |
|---|---|
| S | 65〜80 |
| M | 72.5〜90 |
| L | 80〜100 |
| XL | 87.5〜110 |
上の表はSBD 10mmレバーベルトのサイズ表の一部です(XSから5XLまであります)。サイズ表は商品やブランドごとに異なるため、購入時は必ず該当商品のページで確認してください。
レバーの調整と厚さの選び方
Gymreapersのブログによると、レバーベルトは入手後、手持ちのドライバーで想定サイズに合わせて調整します。ウォームアップ中にフィットを確かめ、重量が上がるにつれて締め具合を見直すこと、種目ごとの設定を再現できるようベルトに印を付けておくこと、すぐ調整できるようドライバーを手元に置くことが紹介されています。
SBDの商品ページは、独自のレバー機構(gliding lever)により、プロングベルトのような調整のしやすさがあると説明しています。シンガポールのSBD販売ページ(sbd.sg)では、13mmモデルに最大11組のノッチ(穴)があり、体重の増減に応じて最大約15cm調整できると書かれています。なお、これは同ページの13mmモデルについての記述で、他のブランドや型には当てはまりません。
厚さについて、Gymreapersは初心者には10mm、より高重量に進む人には13mmを挙げています。SBDの10mmモデルは、厚さ10mm・幅10cmと記載されています。大会で使う場合の幅や厚さの上限は、競技規定の記事で確認してください。
手入れで気をつけたい点
SBDの商品ページでは、革と縫い目の見た目を保つために、市販の黒い靴クリームを1〜3か月に1回ほど塗って磨くことが案内されています。また、バックルを傷めるため、ベルトを落としたり投げたりしないよう注意が書かれています。素材や型が違う場合は、購入先の取扱説明を確認してください。
この記事で確認できなかったこと
- ドライバーを使ったレバー位置の具体的な手順(Gymreapersの記事は動画に言及していますが、本文には手順がありません)。
- 最適な締め具合を示す数値。どちらのメーカーも数値では示していません。
確認できない点は書かない方針のため、上記は掲載していません。
ベルトの種類や選び方は、トレーニングベルトのギア案内ページもあわせてご覧ください。
出典
- Gymreapers公式ブログ:How to Wear and Adjust a Weightlifting Lever Belt(2020年6月24日付)
- SBD Apparel 10mm Lever Belt 商品ページ
- SBD Singapore:13mm Lever Belt
各ページの確認日:2026年10月15日(日本時間)。内容は変更される場合があります。
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