パワーリフティングのベルト規定(IPF 2026年版):幅・厚さ・バックルの数値を確認する
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パワーリフティングの大会でベルトを使うなら、サイズや構造が規定に収まっているかを事前に確認しておく必要があります。この記事では、国際パワーリフティング連盟(IPF)の技術規則(Technical Rulebook、2026年3月1日施行版)の原文を実際に開いて確認できた内容だけを整理します。国内大会や他団体の大会では規定が異なる場合があるため、出場する大会の要項も必ず確認してください。
IPFのベルト規定の基本
IPF技術規則の第3.6項「BELT」には、次のように書かれています。
- 選手はベルトを着用してもよい。着用する場合は、リフティングスーツの外側につける。
- 大会で使えるのは、IPFの「Approved List of Apparel and Equipment for Use at IPF Competitions」(承認リスト)に載っているメーカーのベルトのみ。
つまり、寸法を満たしているだけでは足りず、IPF主催の大会ではメーカーが承認リストに入っていることも条件になります。
寸法の上限(規則原文より)
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| ベルトの幅 | 10cm |
| ベルトの厚さ(本体の長さ方向) | 13mm |
| バックルの内側の幅 | 11cm |
| バックルの外側の幅 | 13cm |
| タングループ(tongue loop)の幅 | 5cm |
| ベルトの端からループの先端までの距離 | 25cm |
すべて「最大」の値です。商品ページの表記が「幅10cm」「厚さ13mm」であれば、規則の上限ちょうどということになります。
素材と構造の条件
- 本体は、革、ビニール、またはそれに類する伸びない素材でつくる。複数の層を貼り合わせたり縫い合わせたりしてもよい。
- 表面にも、層の間にも、パッドや補強材、支えになるものを追加してはならない。
- バックルは、ベルトの一端にスタッドや縫製で固定する。
- バックルは、1本または2本のピン式、またはクイックリリース(レバー式)のものが使える。
- ループはバックルの近くにスタッドや縫製で固定する。
- ロゴの扱いにも規定がある。詳細は規則原文を参照してください。
購入前にチェックしたいこと
- 出場予定の大会がIPF基準か、国内団体の独自基準かを大会要項で確認する。
- IPF基準の場合、メーカーが承認リストに載っているかを、IPFの最新リストで確認する。
- 幅・厚さ・バックル寸法が、上の上限を超えていないかを商品仕様で確認する。
- 規則は改定されるため、使う年の版を確認する。
なお、規定に合うかどうかと、自分に合うかどうかは別の話です。トレーニング用のベルトの種類や比較は、ギア案内ページにまとめています。
出典
- IPF Technical Rulebook(2026年3月1日施行版)第3.6項 Belt:https://www.powerlifting.sport/fileadmin/ipf/data/rules/technical-rules/english/2026_IPF_Technical_Rulebook__effective_01_March_2026__v3.pdf
確認日:2026年10月6日(日本時間)。規則の最新版は、IPF公式サイトで確認してください。
訂正:公開直後に、「リフティングスーツ」と「タングループ」の表記の誤りを修正しました(規定の数値に変更はありません)。