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トレーニングベルトを買ったものの、どこに巻いて、どのくらい締めるのか迷っていませんか。この記事では、巻く位置・締め具合・使う種目・使わない場面を、メーカー公式ページと研究の要旨で確かめました。
この記事は、自社のギアも扱うFITPEAKの「筋トレギアマニア」が書いています。最後に、自社のナイロンベルトを別枠で紹介します。情報は2026年10月29日に確認しました。

ベルトは腰の細い部分に巻き、息を吸って押し返せる強さで締め、重いセットだけで使います。
- 位置は、前のバックルが下腹部を覆う高さが目安。
- 締め具合の数値はなく、呼吸ができることが基準。
- 使う場面の中心は、腹圧が高いスクワットとデッドリフト。
- 慣れないうちは、ベルトより先にフォームと重さに慣れる。
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正しい手順:巻く位置と締め具合を5ステップで
手順の根拠は、2つの公式ページです。Gymreapers公式ブログ(2020年6月24日付、英語)とSBDの商品ページの内容をもとにしています。
- 自分のサイズのベルトを用意する(測り方は後の章)。
- 腰の細い部分に回し、前側のバックルが下腹部を覆う位置に合わせる。
- ベルトの縁が股関節の付け根に食い込んでいないか確かめる。
- 息を吸ってお腹をふくらませ、ベルトを内側から押し返す。
- 呼吸ができる強さに留め、ウォームアップで試してから本セットに入る。
| 確認点 | メーカー公式の記載 | 出どころ |
|---|---|---|
| 巻く位置 | 腰の細い部分。前のバックルは下腹部を覆う | Gymreapers |
| 位置の目安 | 通常はへその少し上 | SBD |
| 避ける位置 | 股関節の付け根に食い込む位置 | Gymreapers |
| スクワット | 人によっては胴の少し高い位置が合う | Gymreapers |
Gymreapersは、ベルトを風船にたとえています。吸った息が、ベルトという固い壁を押す手応えを作る、という考え方です。
締め具合については、「きつさ=パフォーマンスではない」と書かれています。ベルトの下でも、正しい呼吸ができる状態が目安です。どちらのメーカーも、締める強さを数値では示していません。
初心者がつまずく点5つと直し方
| つまずく点 | 直し方 | 根拠 |
|---|---|---|
| ズボンのウエストで測る | 巻く位置で測り直す | SBD |
| 股関節に食い込む | 位置を少し上げて確かめる | Gymreapers |
| きつく締めすぎる | 呼吸ができる強さに戻す | Gymreapers |
| 付けっぱなしにする | 重い本セットだけで使う | Gymreapers |
| いきなり高重量に使う | 先に軽い重さで慣れる | Blazek 2019 |
SBDの商品ページには、ズボンのウエストサイズは使わないという注意があります。ウエストと、ベルトを巻く位置の周囲長は同じとは限りません。
付けっぱなしについて、Gymreapersは、毎日の着用が常に推奨されるわけではないと述べています。ウォームアップ中に試し、重いセットで使う流れが紹介されています。
慣れていない人については、Blazekらの系統的レビュー(2019年)に提言があります。慣れていない人は、高重量に適応するまで、重いスクワットやデッドリフトを避けるという内容です。ベルトそのものを扱った要旨ではありません。
どの種目で使うか:腹圧が高い種目が中心
ベルトは、腹圧(お腹の中の圧力)を上げやすくする道具です。Blazekらのレビューでは、種目によって腹圧に差があると報告されています。
| 種目 | 腹圧の報告値 | 編集部の見方 |
|---|---|---|
| スクワット | 200mmHg超(最も高い) | 重いセットで検討 |
| デッドリフト | 161〜176mmHg | 重いセットで検討 |
| ベンチプレス | 79±44mmHg(最も低い) | 出番は少なめ |
※腹圧の値はBlazekら(2019)の要旨。「編集部の見方」は研究の結論ではなく、この数値からの編集部の解釈です。
Landerらの研究(1992年)では、5人が8回がやっとの重さでバックスクワットを行いました。ベルトありの方が、腹圧が25〜40%高く、動作も速い傾向でした。腹筋と背中の筋活動には、ベルトによる差は見られませんでした。
人数が少ない研究です。重さの基準は「何kg」ではなく、そのセットのきつさで考えます。使い始めの目安は、いつから・何kgから使うかの記事で整理しています。
使わない場面と、使う前の確認
- ウォームアップや軽いセット:付けずに動作を確かめる。
- フォームがまだ固まっていない種目:先に軽い重さで慣れる。
- 腰や腹部の痛み、血圧の不安がある場合:使う前に医師に相談する。
Blazekらは、慣れていない人や高血圧の人には、ベンチプレスなど腹圧が低い種目を勧めています。息を止めて踏ん張る動作は、腹圧を高く保ちます。
痛みが続くときは、ベルトで抑え込まず、医師や専門家に相談してください。大会で使う場合は、IPF 2026年版のベルト規定で幅と厚さを確認します。
サイズの測り方は商品ごとに違う
ベルトの測り方は、商品によって異なります。腹筋に力を入れて測る商品と、力を抜いて測る商品があります。
| 商品 | 測る位置と状態 | 選び方 |
|---|---|---|
| SBD 10mmレバーベルト | 巻く位置(通常はへその少し上)で、腹筋に力を入れて | サイズ表の中ほど |
| FITPEAK ナイロンベルト | へその高さで、息を吐いた自然な状態で | ウエスト目安の表 |
買う商品のページに書かれた測り方に従ってください。詳しいサイズ表は、着け方とサイズ調整の記事と、トレーニングベルトのギア案内にまとめています。
よくある質問
Q. ベルトはどのくらいきつく締めればいいですか?
呼吸が正しくできる強さが目安です。Gymreapersの公式ブログは「きつさ=パフォーマンスではない」と書いており、締め具合を示す数値は確認できませんでした。
Q. ベルトはへその上と下のどちらに巻きますか?
腰の細い部分に回し、前側が下腹部を覆う位置が目安です(Gymreapers)。SBDの商品ページでは、巻く位置は通常へその少し上と書かれています。
Q. 毎日、全セットで付けてもいいですか?
付けっぱなしは勧められていません。Gymreapersは、毎日着けることは常に推奨されるわけではないと書いています。ウォームアップで試し、重い本セットで使います。
Q. ベンチプレスにもベルトは必要ですか?
必須とは言えません。ベンチプレスは腹圧が最も低い種目として報告されています。使う場合は、腰が反りすぎていないか、軽い重さで確かめてください。
Q. ベルトを使えばケガを防げますか?
今回開いた資料に、ケガが減ると示したものはありません。腹圧が上がるという報告はありますが、安全を保証するものではありません。フォームと重さの管理が先です。
まとめ:位置と呼吸を決めてから、重いセットだけで使う
- 巻く位置は、腰の細い部分で、バックルが下腹部を覆う高さが目安。
- 股関節に食い込む位置は避ける。
- 締め具合は数値ではなく、呼吸ができるかで決める。
- 使う中心はスクワットとデッドリフトの重いセット。
- 測り方は商品ごとに違うため、買う商品のページで確認する。
FITPEAKナイロンベルトのAmazon価格とレビューを見る
FITPEAKの自社商品のAmazonページに移動します。価格は変わることがあります(2026年10月確認)
FITPEAKの商品(自社商品の紹介)
ここだけ、FITPEAKが販売する自社商品の紹介です。上の手順の根拠には入れていません。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 2,999円(税込) |
| 幅 | 15cm |
| 素材・構造 | ナイロン製。EVAパッド(独自設計の3D形状)、2重ステッチ |
| 留め方 | ベルクロ式。穴の位置ではなく、締め具合を細かく調節できる |
| 保証・交換 | 2年保証。サイズが合わない場合は無料で交換 |
| サイズ | ウエストの目安 |
|---|---|
| XS | 51〜63cm |
| S | 63〜76cm |
| M | 76〜89cm |
| L | 89〜101cm |
※へその高さで、息を吐いた自然な状態で測ります(商品ページ、2026年10月確認)。
商品ページには、用途の例として、デッドリフト、スクワット、ベンチプレス、ベントオーバーロウが挙げられています。効果を保証するものではありません。
AmazonのFITPEAKナイロンベルト(Lサイズのページ)と、FITPEAK公式ショップの商品ページがあります。価格と在庫は商品ページで確認してください。
出典
- Gymreapers公式ブログ:How to Wear and Adjust a Weightlifting Lever Belt(2026年10月29日確認)。
- SBD Apparel 10mm Lever Belt 商品ページ(2026年10月29日確認)。
- Lander JE, et al. (1992) Med Sci Sports Exerc、スクワットとベルトの研究(2026年10月29日確認)。
- Blazek D, et al. (2019) Biol Sport、バルサルバ法と腹圧・胸腔内圧の系統的レビュー(2026年10月29日確認)。
- FITPEAK公式 ナイロントレーニングベルト(2026年10月29日確認)。
筋トレギアマニアは、トレーニングギアブランドFITPEAKが運営しています。記事内の他社製品の情報は、各社の公式サイト・販売ページで確認した内容です。






