【公式情報で比較】ジムのフランチャイズおすすめの選び方|5つの基準
ジムのフランチャイズでおすすめできる本部は、加盟する人の資金・業態の好み・経営への関わり方で変わるため、一つに決めることはできません。選ぶときは、公正取引委員会が本部に開示を求めている項目(加盟金・ロイヤリティ・契約期間・解約の条件など)を同じ表にそろえて比べるのが近道です。この記事では、公式の加盟募集ページで2026年10月23日に確かめた4つの本部の公開情報を並べ、数字が公開されていないものはそのまま「公開されていない」と書いています。
ジムのフランチャイズを選ぶ流れ
ジムのフランチャイズを選ぶ5つの基準
「有名だから」「店舗が多いから」だけで選ぶと、契約後に費用や制約が合わないことに気づく場合があります。次の5つの基準で、本部ごとの違いを書き出してみましょう。
| 基準 | 確かめること |
|---|---|
| 業態と自分の関わり方 | 無人運営か、指導が中心か。オーナーが店に立つ必要があるか |
| お金 | 加盟金・保証金・ロイヤリティの額と算定方法、初期費用の総額 |
| 支援の中身 | 物件選び・採用・研修・集客・開業後の指導の範囲と費用 |
| 契約の条件 | 契約期間、更新、途中解約の条件と違約金、競業の禁止 |
| 出店の考え方 | 近くに同じブランドが出店する場合の取り決め |
公正取引委員会の「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」(令和3年4月28日改正、2026年10月23日確認)では、本部が加盟希望者に開示することが望ましい事項として、加盟時に払う金銭の性質・金額・返還の有無、ロイヤルティの額と算定方法、契約期間と更新・解除・中途解約の条件、近くへの出店(ドミナント出店)に関する条項などが挙げられています。上の5つの基準は、これらの項目を加盟希望者の目線で並べ直したものです。
公式ページで確かめた本部の公開情報
下の表は、各本部の公式の加盟募集ページを2026年10月23日に開いて確かめた内容だけをまとめたものです。数字が載っていない項目は「公開されていない」としています。条件は変わることがあるため、加盟を考えるときは必ず本部から最新の資料を受け取ってください。この表は特定の本部をすすめるものではありません。
| ブランド(業態) | 公式ページで確かめたこと | 公式ページに数字がないこと |
|---|---|---|
| エニタイムフィットネス(24時間ジム) | 47都道府県に1,300店舗以上。物件探しからフランチャイズ契約まで2〜3か月(最短)、キックオフからオープンまで4〜5か月。事業説明会で本部資料を開示 | 加盟金・ロイヤリティ・初期費用は公式ページで公開されていない |
| FIT365(24時間ジム) | 11年で140店舗展開、年間約20店舗のペースで出店。出店条件とサポート体制は個別に案内 | 加盟金・ロイヤリティ・初期費用は公式ページで公開されていない |
| かたぎり塾(パーソナルジム) | 2018年創業で7年で340店舗以上(2025年10月時点)。加盟から最短2.5か月、長くても半年ほどで出店。初期費用は分割払いや融資の相談を受け付け | 初期費用・ロイヤリティは個別説明会で案内とされ、公式ページで公開されていない |
| ダイエットパートナー(パーソナルジム) | 加盟金150万円。ロイヤリティは店舗総売上の10%(スタンダード)、7%(トレーナー)、15%(おまかせ)。1ブースの参考初期費用は約400万円(加盟金を含み、最低開業資金を示す金額ではない) | 税区分と見積もりの範囲は個別に確認とされている |
公開されている情報の量は本部によって大きく違います。公式ページに数字がないことは悪いことではなく、物件によって条件が変わるため説明会で示す、という方針の本部もあります。大切なのは、説明会で同じ項目を書面で受け取り、同じ表で比べることです。
本部の数字と、自分の試算を並べる
本部の資料の収支は、その本部が想定した条件での数字です。自分の候補物件の家賃や広さで計算し直し、本部の数字と並べて差がどこにあるかを確かめます。比べる相手として、ジム開業ナビの試算モデル(2026年10月)を使う方法もあります。
| 開業モデル(独立開業の試算) | 初期費用 | 月の費用 | 損益分岐 |
|---|---|---|---|
| 24時間ジム 30坪・マシン13台 | 2,370万円 | 202万円 | 232人 |
| パーソナルジム 15坪・マシン4台 | 1,305万円 | 187万円 | 46人 |
試算モデルはフランチャイズではない独立開業の想定で、加盟金やロイヤリティは含みません。マシンはリース、税・借入の返済も含まず、実際の費用は物件・地域・見積もりで変わります。フランチャイズの場合は、ここに加盟金や研修費、毎月のロイヤリティが加わる一方、ブランドや集客の支援を受けられます。その差額で何が得られるかを比べるのが、本部選びの中心になります。
候補物件の坪数・家賃・マシンの台数を入れると、独立開業した場合の初期費用と損益分岐が計算できます。本部の資料の数字と並べて、加盟金・ロイヤリティの分で何が得られるかを比べてください。
開業費用・収支シミュレーションを無料で使う説明会で聞いておきたいこと
説明会では、本部の強みの話が中心になりがちです。こちらから聞かないと出てこない情報もあるため、次の質問を用意して臨みましょう。
- 加盟金・保証金は、どんな場合に返ってきますか。返ってこない場合はどんなときですか。
- ロイヤリティは何を基準に計算しますか(売上の割合か定額か、税込か税抜か)。
- 本部の収支モデルは、どの店舗のどんな条件の数字ですか。広告費や決済手数料は入っていますか。
- 契約期間はどれくらいで、途中でやめるときの違約金や原状回復はどうなりますか。
- 近くに同じブランドの店が出るとき、どんな取り決めがありますか。
よくある質問
ジムのフランチャイズで初期費用が安いのはどこですか?
公式ページで初期費用を公開している本部は多くありません。今回確かめた中では、ダイエットパートナーが1ブースの参考初期費用を約400万円(加盟金を含む)と示していました。比べるときは、含まれる範囲がそろっているかを必ず確かめてください。
24時間ジムとパーソナルジムのフランチャイズはどちらがよいですか?
24時間ジムは広い物件とマシンが必要で初期費用が大きくなりやすく、パーソナルジムは小さな物件で始められる一方、トレーナーの確保が中心になります。自分が資金とトレーナーのどちらを用意しやすいかで考えましょう。
フランチャイズ契約の前に確認すべき書類は?
本部の開示資料と契約書の案です。公正取引委員会の考え方では、加盟金・ロイヤルティ・契約期間・解約の条件などの開示が望ましいとされています。契約書は弁護士に読んでもらってから署名してください。
未経験でもジムのフランチャイズに加盟できますか?
未経験の加盟者を受け入れる本部もありますが、審査があります。審査の基準や、未経験者への研修の中身は本部ごとに違うため、説明会で確かめてください。
出典
- 公正取引委員会「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」(2026年10月23日確認)
- エニタイムフィットネス「フランチャイズ」(2026年10月23日確認)
- FIT365「FCジム加盟オーナー募集」(2026年10月23日確認)
- かたぎり塾「パーソナルジムFCオーナー募集」(2026年10月23日確認)
- ダイエットパートナー「パーソナルジムのフランチャイズ加盟募集」(2026年10月23日確認)
- ジム開業ナビ「ジム開業の費用」試算モデル(2026年10月)
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