トレーナーの業務委託契約と保険|契約前に確認したい項目
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編集:FITPEAK編集部
業務委託は雇用と違い、報酬・経費・責任の範囲を契約書で自分が確認する必要があります。契約前に「報酬の計算」「業務の範囲」「事故の備え」「終了時の扱い」を書面で確認しましょう。
業務委託は、働く時間を比較的自由に決められる反面、会社員のような保護が少ない働き方です。契約書を読み慣れていないと、不利な条件に気づきにくいものです。この記事では、契約前に確認したい項目と保険の考え方を整理します。
業務委託と雇用は何が違う?
業務委託は、仕事の成果や提供したサービスに対して報酬を受け取る契約で、雇用のような給与や社会保険は原則ありません。違いを理解しておくことが出発点です。
- 雇用:給与が支払われ、会社の指示のもとで働く
- 業務委託:契約に沿って仕事を行い、報酬を受け取る。税金や保険は自分で手続きをする
働き方の全体像は働き方3つの違いをご覧ください。名前が業務委託でも、実態によって扱いが異なる場合があるため、疑問があれば専門機関に相談してください。
契約書で確認すべき項目は?
最低限、次の項目は書面で確認してください。
- 報酬の計算方法と支払い時期
- 経費(交通費、備品、施設利用料など)を誰が負担するか
- 担当する業務の範囲と、お客様の割り当て方
- 契約期間、更新、解約の条件
- キャンセルが出たときの扱い
- お客様とのトラブルが起きたときの責任の分担
- 他の仕事を並行して行えるか
口頭で説明された内容も、書面に反映されているか確認しましょう。不明点は契約前に質問するのが大切です。
フリーランス保護の法律はある?
フリーランスと発注する事業者との取引について、取引条件の明示などを定める法律が整備されています。対象になるかは契約の内容で異なるため、詳しくは公的機関の案内をご覧ください。困ったときは、公的な相談窓口もあります。
保険は何を考えればいい?
指導中の事故に備える賠償責任保険や、自分のケガに備える保険の加入を検討します。契約先が保険に加入しているか、自分は対象に入るかを確認することが先です。
- お客様のケガに備える賠償責任保険
- 自分の病気やケガで働けない期間への備え
- 契約先の保険の対象範囲(業務委託が含まれるか)
保険の内容は商品ごとに異なります。補償の範囲と条件を確認して選びましょう。
収入や税金の手続きは?
業務委託の報酬は、事業の収入として確定申告が必要になる場合があります。報酬の入金と経費を、毎月記録しておくと安心です。収入の考え方は収入の決まり方で整理しています。
FITPEAK COACHでの業務委託
FITPEAK トレーナーアカデミーの修了後は、FITPEAK COACHのコーチとして直接契約を結ぶ道があります。契約に進むには採用面談と実技試験があり、採用をお約束するものではありません。契約内容は事前に書面で確認していただけます。詳しくはトレーナーアカデミーをご覧ください。
契約前に相談できる先は?
契約書の内容に不安があるときは、公的な相談窓口や専門家に見てもらうのが安心です。サインをする前に時間をもらい、わからない点を一つずつ確認しましょう。急かされる契約は、いったん立ち止まって考えることも大切です。
注意したいこと
- 契約条件は会社ごとに異なり、一般論だけで判断せず、必ず契約書を確認してください。
- 契約の判断に迷う場合は、弁護士や公的な相談窓口に相談しましょう。
- 保険の補償範囲は商品ごとに異なります。加入前に約款を確認してください。
- 指導中にお客様が胸の痛み・息苦しさ・強いしびれを訴えたら、運動を中止して医療機関へ。
よくある質問
Q. 業務委託でも社会保険に入れますか?
原則として、雇用のような社会保険は適用されず、自分で国民健康保険などの手続きをします。詳しくは市区町村の窓口でご確認ください。
Q. 契約書がないまま働いても大丈夫ですか?
トラブルの元になるため、書面で取り交わすことをおすすめします。口約束だけで始めるのは避けましょう。
Q. 保険は必ず入る必要がありますか?
法律上の決まりとは別に、事故の備えとして検討する価値があります。契約先の保険でカバーされるかも確認しましょう。
Q. 独立する場合の契約は?
お客様との契約書も必要です。独立の準備で流れを紹介しています。
参考
- 公正取引委員会(フリーランスとの取引に関する情報)
- 厚生労働省 フリーランス・トラブル110番