【自作と既製品を比較】ジムのデッドリフトのプラットフォーム|役割と置き方
ジムのデッドリフトのプラットフォームは、バーベルを床に下ろす・落とす場所を決めて、床と建物を守り、音と振動を減らすための台です。中央に足を置く板、左右にプレートを受けるゴムを並べた形が一般的で、自作するか既製品を買うかを選べます。既製品の例として、Eleikoのパワーリフティング用トレーニングプラットフォームは幅309cm×奥行き208cmで、30mmのゴムタイルを使っています(国内の販売ページ、2026年10月23日確認)。業務用では、強度・保証・事故のときの責任の分け方まで考えて選びます。
自作と既製品の比較
- 大きさ・形を部屋に合わせられる
- 材料をそろえれば費用を抑えやすい
- 強度・すべり・ずれは自分で確かめる
- 壊れたときの保証がない
- 大きさ・つくりが決まっている
- メーカーの仕様と保証がある
- 重く大きいので搬入経路を確かめる
- 届くまで時間がかかることがある
プラットフォームの役割
プラットフォームは「重いものを落としても大丈夫な場所」を1か所にまとめる道具です。ジムにとっての役割は4つあります。
| 役割 | どう効くか | ないと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 床を守る | プレートの衝撃をゴムと板の層で受ける | 床材のへこみ・割れ、原状回復の費用が増える |
| 音と振動を減らす | 衝撃を広い面に分けてから建物に伝える | 下の階や隣からの苦情 |
| 足元を安定させる | 中央の板がかたく平らで、足がぐらつかない | やわらかいマットの上で足元が沈む |
| 場所を分ける | 「ここで落とす種目をする」と見てわかる | まわりの人とバーベルがぶつかる |
プラットフォームの下にも厚いゴムマットや浮き床があると、建物に伝わる振動をさらに小さくできます。振動が気になる物件では、プラットフォームだけに頼らず床の対策と組み合わせましょう。
自作と既製品をどう選ぶか
自作のプラットフォームは、合板を何枚か重ねて固定し、中央に表面のかたい板、左右に厚いゴムマットを置くつくりが一般的です。既製品は鋼の枠や専用のゴムタイルで組まれたものが多く、メーカーが重さや使い方の条件を決めています。
| 比べること | 自作 | 既製品 |
|---|---|---|
| 大きさ | 部屋とラックに合わせて決められる | 製品ごとに決まっている(例: 309cm×208cm) |
| 強度の裏付け | 自分で確かめる。材料と固定の方法しだい | メーカーの仕様と保証の条件がある |
| 見た目 | 仕上げで差が出る | そろった見た目になる |
| 費用 | 材料費と手間 | 製品代・送料・搬入費 |
| 事故のとき | つくった人・オーナーの責任になりやすい | 製品の不具合ならメーカーに相談できる |
業務で使うなら、自作でも「誰がつくり、どの材料で、どう固定したか」を記録しておき、定期的に点検します。施設の賠償責任保険が自作の設備による事故も対象にしているかは、保険会社に確認してください。
置く場所と大きさの決め方
プラットフォームは重く、一度置くと動かしにくいので、レイアウトの最初に場所を決めます。
- まわりの空き: バーベルの両端とプレートが、壁・鏡・ほかの器具・通路にぶつからない空きをとる
- ラックとの関係: パワーラックの中に置くか、ラックの前に置くか。ラックをボルトで固定するならプラットフォームの上か床か
- 建物の構造: できれば柱や梁の近くなど、床がしっかりした場所に置く(構造は設計者に確認)
- 重さ: プラットフォームとプレートと人の重さを足して、床の耐荷重に収まるか
- 搬入: 既製品は部品ごとでも重い。エレベーター・階段・入口の幅を確かめる
大きさを例で考えます。幅309cm×奥行き208cmの製品なら、面積は約6.4㎡で、約2坪(1坪は約3.3㎡)にあたります。まわりの空きも足すと、1台でそれ以上の床を使います(計算のための例)。台数を決めるときは、混む時間に何人が同時に使うかから考えましょう。
床の仕上げと坪数を選ぶと、ジムの内装の見た目と費用の目安を確かめられます。プラットフォームを置くゾーンの床をどうするか考えるときに使えます。
内装シミュレーションを無料で使う安全に使ってもらうためのルール
プラットフォームを置くと、「ここなら落としてよい」と受け取る人が増えます。床と下の階を守りつつ安全に使ってもらうために、ルールを掲示しておきます。
- 落とすのはバンパープレート(ゴムのプレート)をつけたときだけ
- 使い終わったらプレートを外して片付ける
- まわりの空きに物を置かない、ほかの人が入らない
- プラットフォームの板の割れ・ゴムのめくれを見つけたらスタッフに知らせる
- 24時間ジムでは、夜間に落とす種目を制限するかを決める
よくある質問
プラットフォームがなくてもデッドリフトはできますか?
厚いゴムマットの上でもできますが、落としたときの床の傷みや音・振動が大きくなりやすくなります。物件の条件と、どのくらいの重さを扱う会員が多いかで判断しましょう。
自作のプラットフォームの材料は何ですか?
重ねた合板、表面のかたい板、左右の厚いゴムマット、固定のためのねじや接着剤が一般的です。業務用では、材料の強度と固定の方法を確かめ、点検の記録を残しましょう。
パワーラックの中にプラットフォームを置けますか?
ラックとプラットフォームを一体にした製品もあります。別々に置く場合は、ラックの脚がプラットフォームの上でぐらつかないか、メーカーの設置条件を確かめてください。
プラットフォームは何台あればよいですか?
決まった数はありません。混む時間に落とす種目をする人が何人いるかと、1台あたりの使用時間から考えます。足りないと順番待ちが起き、マットの上で落とす人が増えることもあります。
出典
- MBC POWER「ELEIKO パワーリフティングトレーニングプラットフォーム」製品ページ(2026年10月23日確認)
あわせて読む
このジムの近くで、一緒にトレーニングする仲間を探せます
同じジムに通う人どうしで、補助やフォームチェックをし合える合トレ相手を見つけられます。写真・レベル・自己紹介を登録すると、同じ県の仲間と「合トレしたい」でつながり、チャットで日時を決められます。連絡先はお互いが承認するまで出ません。
公式LINEを友だち追加すると、合トレナビのURLが届きます(無料)。18歳以上・合トレ目的の方のみ。