【2026年10月確認】ジムの月会費をStripeで集める方法と注意点
ジムがStripeで月額の会費を集める方法は2つあります。コードを書かない「Payment Links」やダッシュボードからのサブスクリプション作成と、会員管理システムなどからAPIでつなぐ方法です。
公式の料金ページ(2026年10月23日確認)では、カード決済が3.6%、サブスクリプションを管理するStripe Billingが取引額の0.7%とされています。初期費用・月額費用は0円と案内されています。
ただし日本では毎日の自動入金が使えません。入館の自動停止や会員管理は別に用意する必要があるため、会員数が増える前に運用の範囲を決めておきましょう。
会員100人・月会費8,000円でStripeに払う手数料(例)
Stripeで月額課金する3つのやり方
Stripeでの月額課金は、ジムの規模とシステムの使い方で選び方が変わります。
公式ドキュメント(2026年10月23日確認)では、2つの方法が案内されています。Stripeのダッシュボードから手動でサブスクリプションを作る方法と、Payment Link(決済用のリンク)で会員自身に申し込んでもらう方法です。
| やり方 | 中身 | 向く規模 |
|---|---|---|
| ダッシュボードで手動作成 | 顧客を選び、料金・開始日・請求日を入れてサブスクリプションを作る。解約・一時停止・支払い方法の更新リンクの共有もここでできる | 会員が数十人まで。パーソナルジムなど |
| Payment Linkで申し込み | プランごとにリンクを作り、サイトやLINEから会員が自分でカードを登録して申し込む | 入会の受付をWebで完結させたい小規模な店 |
| APIで会員管理とつなぐ | 会員管理システムや自社の仕組みから、顧客の登録・請求・停止を自動で行う | 会員が増えた店、入館の自動停止までつなぎたい店 |
最初はダッシュボードかPayment Linkで始め、会員が増えて手作業が負担になったらAPIでの連携を検討する流れが現実的です。会員管理システムがStripeに対応しているかは、システム側の公式ページで確かめてください。
料金:率で決まるので会員数に比例して増える
公式の料金ページ(2026年10月23日確認)で確かめた主な料金です。
| 項目 | 公式に書かれていること |
|---|---|
| 初期費用・月額費用 | 0円。「標準」料金は初期費用・月額料金・隠れた手数料がない従量課金制 |
| カード決済 | 決済成功ごとに3.6%。通貨換算が必要な場合は別に2% |
| サブスクリプション(Stripe Billing) | Billing取引額の0.7%。Smart Retries(自動の再試行)、自動リマインダー、カスタマーポータルなどを含む |
| コンビニ決済 | 3.6%(最低手数料120円) |
| 不審請求の申し立て | 受領手数料が1件1,500円 |
| 返金 | 元の取引の決済処理の手数料は返金されない |
カード決済3.6%にBilling 0.7%を足すと4.3%です。月会費8,000円なら1人あたり約344円の手数料になります。
定額の手数料を取る口座振替などと比べると、月会費が高いほど率の形は不利になりやすくなります。決済代行を比べる記事の計算式で、自分の会員数に当てはめてみましょう(会員数・月会費は計算のための例)。
運営システム比較では、StripeのカードとBillingの率を初期値に、会員数を入れて月の手数料を計算できます。会員管理や入退室のサービスと組み合わせた月の総額で、ほかの決済手段と比べられます。
運営システム比較で月会費の集め方の候補を比べる注意点:入金・入館・会員管理は別に考える
Stripeは決済と請求の仕組みで、ジムの会員管理や入退館はしてくれません。使い始める前に、次の点を確かめておきましょう。
| 注意点 | 中身 | 対策 |
|---|---|---|
| 日本の入金サイクル | Stripeのドキュメントでは、日本では毎日の入金は使えず、標準は手動で、週ごと・月ごとの入金も選べる | 資金繰りの計画に入金のタイミングを入れる |
| 入館の自動停止 | 支払いの失敗と入館の権限は自動ではつながらない | 会員管理システムや鍵のAPIとつなぐ。つなげない間は手作業の手順を決める |
| 会員の状態の管理 | 休会・プラン変更・退会はStripeと会員管理の両方に反映が必要 | どちらを正とするかを決め、二重入力を避ける |
| 失敗した請求の対応 | Smart Retriesの推奨は2週間に8回の再試行。会員への連絡は別に設計する | 失敗時のメールと更新リンクの文面を用意する |
| 表示と規約 | Webで申し込みと支払いを受けると、特定商取引法の通信販売の表示が必要 | 料金・支払いの時期と方法・解約の条件をページに書く |
カードの情報は、Stripeが管理し、ジムでは保存しない形で使います。
それでもカードを扱う加盟店としての責任はなくなりません。割賦販売法第35条の16の趣旨に沿って、管理画面にログインできるスタッフを限り、パスワードを使い回さないなどの基本を押さえましょう(e-Gov法令検索、2026年10月23日確認)。
個人情報の扱いは、個人情報保護委員会のQ&A(Q7-53・Q10-25)に考え方があります。クラウドサービスの利用が第三者提供や委託に当たるかは、サービス会社が個人データを取り扱うことになっているかで判断するとされています。
海外の事業者を使う場合の説明の仕方は、弁護士や個人情報保護委員会の相談窓口に確認してください(いずれも2026年10月23日確認)。
よくある質問
Stripeでジムの月会費を集めるのに、プログラミングは必要ですか?
ダッシュボードでサブスクリプションを作る方法や、Payment Linkで申し込んでもらう方法ならコードは不要です。会員管理との自動連携をするには、対応するシステムを使うか、開発が必要です。
Stripeの手数料は何%ですか?
公式の料金ページでは、カード決済が3.6%、サブスクリプション管理のStripe Billingが取引額の0.7%と案内されています(2026年10月23日確認)。契約条件や取引量によって、別の料金が提案されることもあります。
Stripeで口座振替はできますか?
確認した料金ページには、カード・コンビニ決済・PayPay・銀行振込などが載っていますが、ジム向けの口座振替の料金は見つかりませんでした。口座振替が必要なら、口座振替に対応した決済代行や会員管理システムを別に検討してください。
支払いに失敗した会員の入館を自動で止められますか?
Stripe単体では入館は止められません。会員管理システムや鍵のAPIとつなぐ設計が必要です。つなげるまでの間は、失敗の通知を見て手作業で止める手順を決めておきましょう。
出典
- Stripe「料金体系 & 手数料」(2026年10月23日確認)
- Stripe Billing「料金体系」(2026年10月23日確認)
- Stripe Docs「Subscriptions」(2026年10月23日確認)
- Stripe Docs「Payouts」(2026年10月23日確認)
- Stripe Docs「Smart Retries」(2026年10月23日確認)
- 個人情報保護委員会 Q&A Q7-53(クラウドサービス)(2026年10月23日確認)
- 個人情報保護委員会 Q&A Q10-25(外国のクラウドサービス)(2026年10月23日確認)
- e-Gov法令検索「割賦販売法」第35条の16(2026年10月23日確認)
あわせて読む
このジムの近くで、一緒にトレーニングする仲間を探せます
同じジムに通う人どうしで、補助やフォームチェックをし合える合トレ相手を見つけられます。写真・レベル・自己紹介を登録すると、同じ県の仲間と「合トレしたい」でつながり、チャットで日時を決められます。連絡先はお互いが承認するまで出ません。
公式LINEを友だち追加すると、合トレナビのURLが届きます(無料)。18歳以上・合トレ目的の方のみ。