【座面ごと動くROC-IT】ホイストのマシンは業務用ジムで何が違う?
ホイスト(HOIST Fitness)のマシンは、米国カリフォルニア州サンディエゴのメーカーが作る筋力マシンで、業務用の目玉は、運動の途中で座面ごと体の位置が動く「ROC-IT」のシリーズです。公式サイトでは、ROC-ITは動きに合わせて使う人の体の位置を調整し続け、正しい動きを保つと説明しています(2026年10月23日確認)。ほかのマシンとの違いが会員に伝わりやすい一方、家庭向けの製品も多いブランドなので、業務用の型番と保証を確かめてから選びましょう。
ふつうのピン式マシンとROC-ITの違い(公式サイトの説明)
- 座面とパッドは決めた位置で止まる
- 動くのはアーム(レバー)だけ
- 体の位置は最初の調整で決まる
- アームを動かすと座面ごと体も動く
- 動きの途中で体の位置を調整し続ける
- ピン式(Selectorized)とプレート式(Plate Loaded)がある
HOISTはどんなメーカーか:45年以上の筋力マシンの会社
HOIST Fitnessは、サンディエゴを拠点に、業務用と家庭用の筋力マシンとエクササイズバイクを作る会社です。公式サイト(2026年10月23日確認)では「45年以上」の歴史と、世界の2万を超えるジム施設で使われていることを掲げ、業務用の製品は業務用のジム、プロスポーツチームの施設、大学、行政機関などで使われていると説明しています。
| 年 | 公式サイトの沿革(抜粋) |
|---|---|
| 1977年 | Coast Health Studio として創業 |
| 1980年 | ソラナビーチに工場を開く |
| 1985年 | 最初のピン式のサーキット(Selectorized Circuit)を発表 |
| 2006年 | ROC-IT Selectorized(ピン式)を発表 |
| 2009年 | ROC-IT Plate Loaded(プレート式)を発表 |
| 2012年 | LeMond Fitnessを買収、新しい本社の施設 |
HOISTは家庭向けの製品も多く、公式サイトでも「Commercial(業務用)」と「Home & Light Commercial(家庭・軽い業務用)」を分けています。家庭・軽い業務用の製品は、家庭のほか、マンションのジム、ホテル、消防署などで使われると説明されています。人が多く出入りするジムに入れるなら、業務用の側の製品から選ぶのが前提です。
ROC-ITの特徴:座面ごと動くマシンを入れる意味
ROC-ITは、アームを動かすと座面も一緒に動き、体の位置を調整し続けるのが特徴です。公式サイトでは、使う人を「運動の動きの一部」にし、動きの範囲全体で正しい体の使い方を保つと説明しています。ピン式のシリーズには、上腕三頭筋・肩・胸・背中・脚・お尻など、筋力エリアの主な種目がそろっています。
| 種目の分類 | ROC-IT ピン式の例(型番) |
|---|---|
| 胸・肩 | Chest Press RS-2301、Pec Fly RS-2302、Lateral Raise RS-1502 |
| 背中 | Lat Pulldown RS-2201、Seated Mid Row RS-2203、Low Back RS-2204 |
| 腕 | Biceps Curl RS-2102、Triceps Extension RS-1103、Seated Dip RS-2101 |
| 脚・お尻 | Leg Press RS-2403、Leg Extension RS-2401、Leg Curl RS-2402、Inner Thigh RS-2406、Outer Thigh RS-2407 |
運営の面では、「ほかのジムでは見かけない動き」が体験入会のときの話題になりやすい点が利点です。一方で、座面が動くぶん、初めての会員には使い方の説明が必要です。スタッフのいない時間が長いジムでは、使い方の動画をQRコードで見られるようにするなど、案内の方法も一緒に考えておきます。
HOISTのROC-ITとほかのブランドの筋力マシンを、種目ごとに並べて比べられます。目玉になるマシンをどこに置くかを考えるときに使ってください。
業務用マシン一覧(19ブランド・154機種)を無料で使う導入の判断:どんなジムに合うか
| ジムの形 | HOISTの使い方の例 | 確かめること |
|---|---|---|
| 総合ジム | ROC-ITで入門者向けの筋力エリアを作る | 座面が動くぶんの前後の余裕 |
| 24時間ジム | 目玉の数台をROC-ITにして差を出す | 無人の時間の使い方の案内 |
| パーソナルジム | プレート式のROC-ITを1〜2台 | 部屋の広さ・床の耐荷重 |
| マンション・ホテルのジム | 家庭・軽い業務用のマルチジム | 使う人数が少ないか、保証の対象か |
- 日本での窓口:公式サイトで日本の販売・保守の窓口を確かめられませんでした(2026年10月23日)。HOISTの問い合わせ窓口と国内の販売店に確かめてください。
- 保証:業務用と家庭用で保証の条件が分かれることがあるので、型番ごとに確認します。
- 費用:ジム開業ナビの試算モデル(2026年10月)の総合ジム120坪・マシン43台は初期費用6,237万円、月の費用666万円で、マシンはリースの前提です。目玉のマシンをどのブランドにするかでリースの月額が動きます。実際の費用は物件・地域・見積もりで変わります。
よくある質問
ホイストのマシンは業務用ジムで使えますか?
公式サイトでは、業務用の製品は業務用のジム、プロスポーツチームの施設、大学、行政機関などで使われていると説明しています(2026年10月23日確認)。家庭・軽い業務用の製品もあるので、業務用の型番を選んでください。
ROC-ITとはどんなマシンですか?
アームを動かすと座面ごと体の位置が動き、動きの範囲全体で体の位置を調整し続けるHOISTのシリーズです。ピン式は2006年、プレート式は2009年に発表されたと公式の沿革にあります。
HOISTのマシンは中古でも大丈夫ですか?
中古は、座面が動く部分のがたつき、ケーブル・ベアリングの摩耗、部品が手に入るかを確かめます。保証が付くかは販売店に確認しましょう。
出典
- HOIST Fitness 公式サイト(2026年10月23日確認)
- HOIST Fitness「About」(沿革)(2026年10月23日確認)
- HOIST Fitness「ROC-IT Selectorized」(2026年10月23日確認)
- ジム開業ナビ「ジム開業の費用」試算モデル(2026年10月)
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