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【自宅でラットプルダウン】3方式を比較|ラック増設・専用機・マルチジム

公開 ・ FITPEAK NAVI編集部 ・ 読了目安 12分
IROTEC マルチファンクショナルジム100の上部。ラットプルダウンバーと滑車、ケーブル
SUMMARY|この記事の要約
自宅でラットプルダウンをする方法を、ラックへの増設・専用ケーブルマシン・マルチジムの3つで比較。IROTEC公式ページで確かめた価格、寸法、重さ、買う前の注意を整理します。

自宅でラットプルダウンをしたいとき、道具の選び方は大きく3つに分かれます。ハーフラックに増設する方法、専用のケーブルマシンを置く方法、マルチジムを買う方法です。

この記事では、IROTEC公式ページで確かめた価格・寸法・重さをもとに、3つの方法を同じ表で比べます。

トップ画像:IROTEC公式(スーパースポーツカンパニー)より。マルチファンクショナルジム100のラットバー部分(一部を切り抜き)

背中を中心に鍛えたいなら、専用のケーブルマシン(132,000円)が選びやすいです。

  • ラック増設:ラックと合わせて154,000円。プレートは別売り
  • ケーブルマシン:132,000円。ピン式で、ローイングと懸垂バーも付く
  • マルチジム:119,900円。胸や脚も鍛えられ、奥行が192cm
  • 買う前に:設置サイズと、組み立て後は返品できない点を確かめます

公式ページでケーブルマシンの仕様を見る
IROTEC公式(スーパースポーツカンパニー)に移動します。価格は変わることがあります(2026年10月確認)

自宅でラットプルダウンをする3つの方法の比較(IROTEC公式ページより編集部が整理)
項目 ラック増設 ケーブルマシン マルチジム
価格(税込) 154,000円 132,000円 119,900円
幅×奥行×高さ 161.5×164×214.5cm 148×135×203.5cm 155×192×202cm
本体重量 約92kg 約128kg 約117kg
重さの付け方 プレートを載せる ピン式50kg ピン式100ポンド
ローイング できる できる 記載なし

※ラック増設は、ハーフラックHPM V2とラットプルオプションの合計です。内訳は方法Aの表にあります。サイズと重量は増設後の値です。

※100ポンドは約45kgです(編集部が換算)。価格・仕様は2026年10月29日確認。「記載なし」は公式ページにない項目です。

3つの方法の違い:重さの付け方と、置く広さで分かれる

ラットプルダウンは、頭の上のバーを胸の前に引き下ろす種目です。背中の広背筋を使うため、背中を鍛えたい人が最初に探す器具になります。

自宅では、バーを引くケーブルと、重りの仕組みが必要です。その作り方が3つの方法で違います。

ラック増設は、ラットプルオプションにプレートを載せて重さを決めます。ケーブルマシンとマルチジムは、ピンで重りの束を選ぶ方式です。

置く広さも違います。幅×奥行から編集部が面積を計算し、実寸の比率で並べました。

3つの方法の設置面積を実寸の比率で並べた図 ケーブルマシンが幅148cm奥行135cmで最も小さく、約2.00平方メートル。ラック増設は幅161.5cm奥行164cmで約2.65平方メートル。マルチジムは幅155cm奥行192cmで約2.98平方メートル。設置面積(幅×奥行)を実寸の比率で比べるラック増設161.5×164cmケーブルマシン148×135cmマルチジム155×192cm約2.65㎡約2.00㎡約2.98㎡
図:FITPEAK編集部作成。IROTEC公式ページの幅×奥行から面積を計算(2026年10月29日確認)。ラック増設は増設後の奥行です

最も小さいのはケーブルマシンで、約2.00㎡です。マルチジムは奥行が192cmあり、最も場所を取ります。

高さは、どれも2m前後です。部屋の天井高はホームジムの天井高はどれくらい必要?で確かめられます。

3つの方法を、公式仕様で1つずつ見る

方法A:ハーフラックにラットプルオプションを増設する

IROTECの「パワーハーフラックHPM」に、専用のラットプルオプションを取り付ける方法です。ラットプルダウンとローイング、ベントオーバーローができると公式ページに書かれています。

IROTEC パワーハーフラックHPM専用ラットプルオプション。支柱の上にラットバー、下にローイング用のショートバーとチェーンがある
画像:IROTEC公式(スーパースポーツカンパニー)より。ラットプルオプション単体です
方法Aの費用(IROTEC公式、2026年10月29日確認)
品目 価格(税込) メモ
ハーフラックHPM V2 108,900円 重量約70kg
ラットプルオプション 45,100円 単体で約22kg
合計 154,000円 プレートは別売り

※合計は編集部の計算です(108,900円+45,100円)。北海道・沖縄・離島は、オプションに送料4,950円が別にかかります。

ラットバーの全長は約95cmで、中央にウレタンクッションが付きます。ショートバーは360度回るため、ローイングで引く向きを選べます。

使えるプレートは、穴径29mmのレギュラーと、穴径51mmのオリンピックの両方です。公式ページには、重りの衝撃を吸収するゴム製ダンパーも標準と書かれています。

IROTEC パワーハーフラックHPM V2。チンニングバーと14段階の支柱があるハーフラック
画像:IROTEC公式(スーパースポーツカンパニー)より。増設の土台になるハーフラックです

この方法の強みは、ラットプルのほかにバーベルの種目もできることです。ハーフラックは支柱が14段階で、チンニングバーも付きます。

弱点は3つあります。プレートを載せる方式のため、重さを変えるたびに付け外しが要ります(編集部の見方)。

2つ目は、HPM以外のラックには付けられないことです。3つ目は、ハーフラック本体を買った人にしか売らない条件が、公式ページにあることです。

ラックの違いはパワーラックとハーフラックの違いで比べています。

方法B:専用のケーブルマシンを置く

IROTECの「コンパクトケーブルクロスマシンHPM」は、ジムにあるケーブルマシンを1台にまとめた機種です。公式ページでは、ラットプルダウン、プーリーロー、ケーブルクロスオーバーができると説明されています。

IROTEC コンパクトケーブルクロスマシンHPM。上部にラットプルダウンバー、左右にプーリー、中央にスタビライザーがあるケーブルマシン
画像:IROTEC公式(スーパースポーツカンパニー)より。上部のバーがラットプルダウン用です
コンパクトケーブルクロスマシンHPMの仕様(IROTEC公式、2026年10月29日確認)
項目 公式ページの内容
価格 132,000円(税込)
サイズ 幅148×奥行135×高さ203.5cm
本体重量 約128kg
標準の重り 50kgのウエイトスタック
背中の機能 ラットプル、プーリーロー、チンニング
送料 本州・四国・九州は無料

※北海道・沖縄・離島は14,300円です。配送エリアによっては、配達できない場合があると書かれています。

重りの束は、キャストアイアンです。ピンを差し替えて重さを選ぶので、種目を切り替えるたびにプレートを動かす必要がありません。

中央のスタビライザーは、体を支える部分です。厚いウレタン素材で、位置を調整できると説明されています。

プーリーは16段階で高さを変えられ、サイドのプーリーはポップピンで片手で動かせます。使わないバーは、マシンの後ろに掛けて収納できます。

弱点は、標準の重りが50kgなことです。もっと重くしたいときは、プレートを足します。公式ページには、29mmと51mmのプレートの組み合わせ例があり、他社製品は使えない場合があると書かれています。

もう1つの弱点は、本体が約128kgあることです。床の荷重はホームジムの床は抜ける?で確かめてください。

方法C:マルチジムでラットプルダウンも使う

IROTECの「マルチファンクショナルジム100」は、ラットプルダウンバーが標準で付くマルチジムです。胸と脚の種目も1台でできます。

IROTEC マルチファンクショナルジム100。上部にラットプルダウンバー、手前にチェストプレスのアームとレッグエクステンションがあるマルチジム
画像:IROTEC公式(スーパースポーツカンパニー)より。上部にラットバーが付きます
マルチファンクショナルジム100の仕様(IROTEC公式、2026年10月29日確認)
項目 公式ページの内容
価格 119,900円(税込)
サイズ 幅155×奥行192×高さ202cm
本体重量 約117kg
標準の重り 100ポンド(約45kg)
重さの上限 プレート追加で合計100kg
送料 北海道・沖縄・離島は17,600円

※追加できるプレートは、穴径29mmのレギュラー型のみです。100ポンドの換算は編集部によります。

公式ページの種目は、チェストプレスとバタフライ、ラットプルダウンです。ほかに、腹筋、腕、脚の種目もあります。重さはピン1本で変えられます。

弱点は、ローイングの記載が公式ページに見当たらないことです。背中の種目は、ラットプルダウンが中心になります(編集部の見方)。

3つの中で、価格は最も低くなります。そのぶん、置く広さが最も必要です。この機種は、ホームジムのマシン3タイプの比較でも取り上げています。

買う前の確認と、迷ったらどれを選ぶか

3つとも、IROTEC公式ページに共通の注意があります。購入前に必ず読んでください。

買う前の確認点(IROTEC公式ページ、2026年10月29日確認)
確認点 公式ページの内容
組み立て 自分で行う。2人以上で作業する
返品 一度組み立てると返品できない
受け渡し 玄関先まで。建物により別料金あり
消耗品 ケーブルとプーリーは約1年が交換の目安
用途 家庭用。ジムなど不特定多数の使用は不可

エレベーターのない集合住宅では、別にチャーター料がかかる場合があると、公式ページに書かれています。

消耗品の交換は、ケーブルを使う3つの方法すべてに関わります。公式ページには、ケーブルにねじれやヨレがあるときも交換をすすめると書かれています。

国民生活センターは、別の運動器具で、ワイヤーが切れた事故を公表しています。いつもと違う音や黒い粉が出たら、使用をやめるよう呼びかけています。

消費者庁も、機器の使い方や状態を事前に確認し、無理のない重さから始めるよう呼びかけています。

こんな人にはこの方法(編集部の整理)
こんな人 合う方法 理由
背中を中心に鍛えたい ケーブルマシン 3つの背中種目が標準
バーベルも使いたい ラック増設 ラックの種目も使える
胸と脚も1台で マルチジム 種目が多く、価格も低め

迷ったら、ケーブルマシン(方法B)です。理由は、ラットプルダウン、ローイング、懸垂バーが標準で付き、面積が最も小さいからです(編集部の見方)。

向かない人は、方法ごとに違います。ラック増設は、重さを頻繁に変えたい人です。ケーブルマシンは、標準の50kgで足りなくなる人です。

マルチジムは、奥行192cmを置けない部屋の人です。いずれも、組み立て後に返品できないため、寸法を測ってから注文します。

※背中を道具なしで鍛えたいなら、自重トレ大全の自重で背中を鍛える筋トレもチェックしてください。

よくある質問とまとめ

Q. ラットプルダウンだけなら、どれが安いですか。

公式ページの価格では、マルチジムが119,900円で最も低くなります。ただし胸や脚の機能も含む価格で、ラットプルダウン専用の機種ではありません。

Q. 懸垂スタンドでも背中は鍛えられますか。

懸垂は、背中を鍛える種目の1つです。ただしラットプルダウンのように重さを細かく選べません。選び方は懸垂スタンドのおすすめにあります。

Q. 1人で組み立てられますか。

IROTECの公式ページは、組み立てに危険が伴うため2人以上で作業するよう求めています。工具は付属せず、組み立てサービスもありません。

Q. 賃貸やマンションでも置けますか。

管理規約と床の条件しだいです。重さは約92kgから約128kgあります。マンション・2階以上でホームジムは作れる?で確認点をまとめています。

Q. ケーブルは何年もちますか。

公式ページは、約1年を交換の目安としています。使う頻度や重さで変わるため、あくまで目安です。

Q. 他社のプレートは使えますか。

ケーブルマシンの公式ページには、他社製品は使えない場合があると書かれています。購入前に穴径と、同じメーカーかを確かめてください。

まとめ

結論:背中を中心に鍛えたいなら、ケーブルマシンが選びやすい方法です。

  • ラック増設:ラックと合わせて154,000円。バーベルも使える
  • ケーブルマシン:132,000円。面積は約2.00㎡で最も小さい
  • マルチジム:119,900円。奥行192cmの場所が必要

公式ページでケーブルマシンの寸法を確かめる
IROTEC公式(スーパースポーツカンパニー)に移動します。価格は変わることがあります(2026年10月確認)

出典

この記事は、FITPEAK NAVI編集部が公式ページの公開情報をもとに作成しました。価格・仕様は変更されることがあります。

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