Hiyd(ハイド)とは?時計に付ける健康トラッカーの価格・日本で買えるか
腕時計の裏に貼る画面のない健康トラッカーHiyd。早期価格199ドル、月額無料、2026年11月にKickstarter予定。日本への発送は未確認。
2026年10月21日(日本時間)掲載 執筆:KINNIKU TIMES 編集部
Hiyd(ハイド)は、手持ちの腕時計の裏側に貼り付けて使う、画面のない健康トラッカーです。米国のスタートアップが開発中で、2026年11月にKickstarterでの支援募集を予定しており、早期割引価格は199ドル、月額料金は無料と公式サイトに書かれています。日本への発送や日本語対応は、公式サイトでは確認できませんでした。
トップ画像:Hiyd 公式サイトより
※この記事の数字と仕様は、2026年10月21日時点で公式サイトと米TechCrunchの記事(10月14日付)から確認した内容です。製品はまだ発売されておらず、性能は作り手の説明であり、第三者による検証は確認できていません。
Hiyd(ハイド)とは?時計の裏に付ける「画面のない」トラッカー
スマートウォッチやリングを新しく買わず、いま着けている腕時計をそのまま使いたい人に向けた製品です。公式サイトによると、厚さ2.7mm、直径25mmの小さな円盤状のセンサーで、時計の裏ぶたに「マイクロサクション(微細な吸着)」という素材の仕組みで貼り付けます。接着剤も磁石も使わず、外したあとに跡が残らないと作り手は説明しています。
TechCrunchの記事(2026年10月14日、アマンダ・シルバーリング記者)は、創業者のサラー・バトルーシュ氏が約7年間、米アップルで製造設計のエンジニアを務めた経歴を紹介しています。同社はTechCrunchのイベント「Disrupt」のスタートアップ・コンテストで、上位20社の1つとして競うとも伝えています。
上の投稿でTechCrunchは「元アップルのエンジニアたちが、磁石も接着剤も使わずに生体センサーを腕時計に付ける方法を見つけた」と紹介しています。
何を計れる?公式サイトに書かれた機能
公式サイトが挙げる計測項目は次のとおりです。いずれも作り手の説明で、精度は確認できていません。
| 項目 | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| 睡眠 | 睡眠スコアと睡眠ステージ |
| 心拍 | 心拍数、安静時心拍数(RHR)、心拍変動(HRV) |
| 回復・コンディション | 毎日のレディネス(準備度)と回復の目安 |
| 活動 | 歩数と日々の活動量 |
| 食事 | スマートフォンのカメラで食事を撮り、カロリーとマクロ(たんぱく質・脂質・炭水化物)を記録 |
| 連携 | Apple ヘルスケア、Googleのヘルス系アプリと連携。ストラバなどは今後追加を目指すと記載 |
TechCrunchによると、同社は活動中の動きを撮影して正解データを付け、その映像でAI(人工知能)を学習させているとのことです。食事の記録機能は、同記事の時点では「組み込みを進めている」段階と書かれています。
価格は?Kickstarterはいつ?発送はいつ?
| 項目 | 内容(出典) |
|---|---|
| 早期割引価格 | 199ドル(公式サイト。通常価格から100ドル引きと記載) |
| 月額料金 | 0ドル(公式サイト) |
| 支援募集の開始 | 2026年11月にKickstarterで開始予定(公式サイト) |
| 最初の出荷 | 遅くとも2027年第2四半期まで(公式サイトのFAQ) |
| 返品 | 時計に固定できない場合は30日以内に全額返金(公式サイトのFAQ) |
| 対応する時計 | 裏ぶたの95%に合う設計と説明(公式サイトのFAQ) |
公式サイトのメール登録(VIPリスト)は、10月21日時点で「4万2,900人以上」と表示されていました。これは登録者の数で、支援者や予約の数ではありません。円換算は、レートを確認できなかったため載せていません。
日本で買える?使える?
編集部が10月21日に公式サイトを確認した範囲では、日本への発送の可否、送料、関税、日本語のアプリや日本語の問い合わせ窓口についての記載は見つかりませんでした。「日本で買える」とも「買えない」とも言えない状態です。Kickstarterのページが公開されたら、支援前に「発送先の国」の一覧を必ず確認してください。
注意したいのは、クラウドファンディングは商品の予約購入ではなく「支援」だという点です。目標に届かなければ成立せず、成立しても製造や配送の遅れ、計画の中止が起こりえます。公式サイトの出荷予定(2027年第2四半期まで)も、作り手の見込みです。
筋トレをする人にとっての使いどころと注意点
公式サイトは、汗や激しい運動でも外れにくい(防汗・ずれにくい)と説明し、睡眠中や運動中に時計を外したい人向けに、センサーを入れて使う柔らかいバンド「ソフトバンド」が付属するとしています。レディネスや心拍変動を見て、トレーニングの強さや休養日を考える使い方は、筋トレ愛好者にも合いそうです。
一方で、確認できていない点も多くあります。ベンチプレスやデッドリフトなど手首に力がかかる種目で心拍を正しく拾えるか、第三者の精度検証があるか、健康データの扱いの詳細は、いずれも公式の情報だけでは判断できません。計測値は医療用の診断ではありません。持病のある方や服薬中の方は、数値で自己判断せず医師に相談してください。
回復の考え方は、当サイトの筋トレは何日休むべき?回復の目安は48〜72時間で、体の変化の見方は体脂肪率の目安と体組成計の誤差で解説しています。トレーニングの記録は、まず手持ちのスマートフォンやノートでも始められます。
よくある質問
Hiydは日本で買えますか?
2026年10月21日時点で、日本への発送を明記した公式の情報は確認できませんでした。Kickstarterの公開後に、発送先の一覧で確認してください。
月額料金はかかりますか?
公式サイトでは月額0ドルと書かれています。ただしアプリの機能の一部が将来有料になるかなどは、確認できていません。
時計が傷んだり、磁気の影響を受けたりしませんか?
公式サイトは、接着剤や磁石を使わず、金や白金、ガラスの裏ぶたでも跡が残らないと説明しています。第三者の検証は確認できていないため、高価な時計に使う場合は、作り手の返品・返金条件を確認してからにしてください。
いつ届きますか?
公式サイトは、最初の出荷を遅くとも2027年第2四半期までとしています。支援募集はまだ始まっておらず、時期は変わる可能性があります。
スマートウォッチやリングの代わりになりますか?
Hiyd自体には画面がなく、確認はスマートフォンのアプリで行う設計です。通知や画面表示を使いたい人には向かない可能性があります。
KINNIKU TIMESの視点
「新しい端末を買わずに、いまの時計で記録する」という発想は、月額課金型の健康トラッカーに疲れた人には響きそうです。ただし、発売前の製品は、数字よりも「届くか」「使い続けられるか」が最大の論点です。日本の読者としては、日本への発送と、精度の検証結果が出るまで、支援は慎重に判断するのがよさそうです。続報があれば、この記事を更新します。
出典
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