ライアン・テリーとは メンズフィジーク・オリンピア3連覇、2026年は4連覇に挑む
イギリスのライアン・テリーは、メンズフィジーク・オリンピアを2023〜2025年に3連覇した現王者で、2015年の初出場から8回目の出場で初優勝を果たした。2026年大会で勝てば、ジェレミー・ブエンディアの最多4回に並ぶ。
イギリスのライアン・テリー(Ryan Terry)は、IFBBプロリーグのメンズフィジーク・オリンピアを2023年から3連覇している現王者である。2026年9月24〜27日(現地時間)に米ラスベガスで開かれているオリンピア2026で、4連覇に挑んでいる。初出場から頂点に立つまで8年かかった、遅咲きの王者の歩みをまとめる。
ライアン・テリーはどんな選手?
テリーは1988年生まれのイギリス人で、メンズフィジーク部門で活躍する。米メディアのGeneration Ironによると、競技に専念する前は配管工やパートタイムのモデルとして働きながら大会に出場していた。2017年にはアーノルド・クラシックのメンズフィジークで優勝している。現在は自身のYouTubeチャンネルで、オリンピアに向けた減量期の様子を「Olympia Prep 2026」としてシリーズで公開している。
オリンピアの戦績は?
オリンピアには2015年に初出場し、8回目の出場となった2023年に初優勝した。主な順位は次の通りである。
| 年 | メンズフィジーク・オリンピアの順位 |
|---|---|
| 2015 | 4位 |
| 2016 | 2位 |
| 2017 | 6位 |
| 2018 | 3位 |
| 2019 | 5位 |
| 2020 | 8位 |
| 2022 | 7位 |
| 2023 | 優勝 |
| 2024 | 優勝 |
| 2025 | 優勝 |
2016年に2位へ躍進した後は、3位から8位の間を行き来する時期が続いた。2020年の8位、2022年の7位と順位を落としながらも出場を続け、2023年に一気に頂点へ駆け上がった点が、テリーの経歴の最大の特徴である。
3連覇はどう達成した?
初優勝した2023年大会は米フロリダ州オーランドで11月2〜5日に開催された。2024年(10月10〜13日)と2025年(10月6〜12日)はいずれもラスベガスのリゾート・ワールド・ラスベガスが会場で、テリーは連覇を重ねた。2025年大会の上位は次の通りで、優勝賞金は5万ドルだった。
- 1位:ライアン・テリー(イギリス)
- 2位:アリ・ビラル(Ali Bilal、アフガニスタン)
- 3位:ブランドン・ヘンドリクソン(Brandon Hendrickson、米国)
2位のビラルとは前年に続く上位2人の再戦となり、テリーが3年連続で制した。
4連覇すれば何がすごい?
メンズフィジーク・オリンピアの最多優勝は、2014〜2017年に4連覇したジェレミー・ブエンディア(Jeremy Buendia)の4回である。テリーが2026年も勝てば、この記録に並ぶ。なお2016年大会でテリーが2位になった際の優勝者もブエンディアだった。過去の歴代王者はオリンピア歴代優勝者一覧、今大会の見どころはメンズフィジーク部門のプレビューで紹介している。
よくある質問
メンズフィジークとは?
ボードショーツを着用して審査されるボディビル系の部門で、上半身の形やバランス、全体の見栄えが重視される。ボディビルほどの筋量は求められない。
ライアン・テリーはオリンピアで何回優勝している?
メンズフィジーク・オリンピアで2023・2024・2025年の3回優勝している。
2026年の結果はもう出ている?
本記事の公開時点では出ていない。オリンピア2026は現地時間9月24〜27日にラスベガスで開催中である。
KINNIKU TIMESの視点
テリーの経歴で注目すべきは、上位と下位を行き来した7年間も出場をやめなかった継続力である。大会の順位は審査員の評価や他選手との相対比較で決まり、自分の努力だけでは結果が揃わない時期がある。一般のトレーニーにとっても、数か月の停滞で方針を投げ出さず、記録と見た目の変化を長い期間で振り返る姿勢は参考になるはずだ。
出典:Fitness Volt 選手データ(2026年9月閲覧)/Generation Iron プロフィール/Wikipedia「2025 Mr. Olympia」/Wikipedia「2023 Mr. Olympia」/Wikipedia「2024 Mr. Olympia」/Wikipedia「Jeremy Buendia」/Fitness Volt(2026年9月24日)/RyanJTerry(YouTube)