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筋肉痛が残る日のボリュームの決め方と注意サイン

【48〜72時間】筋肉痛が残る日のボリュームの決め方と注意サイン

筋肉痛が残っている日に、同じ部位を予定どおり鍛えてよいのか。迷う人は多いはずです。筋肉痛の仕組みと、回復策の効果の大きさを整理し、痛みの強さに合わせてボリュームを決める目安を紹介します。

筋肉痛は筋線維の微細な損傷と炎症が主な原因で、痛みの強さと筋肥大は結びつかないため、痛みが強い日は同じ部位の量を落とすか部位を変えます。

  • 筋肉痛は、運動の1〜2日後に強くなりやすいです
  • 筋肉痛が出ないからといって、効いていないとは言えません
  • クールダウンのストレッチは、筋肉痛をほぼ減らしません
  • 強い腫れや濃い尿、1週間以上続く痛みは、医療機関に相談します

筋肉痛が残った週の総負荷量を、部位別グラフと前回比で確かめられます。重量・回数・セットを入れるだけです。ダウンロードは無料です。

Souhukaで部位別の総負荷量を確かめる

Android版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。

筋肉痛の強さ別、同じ部位のセット数の目安

痛み0〜2
4セット
痛み3〜5
3セット
痛み6以上
部位変更
出典・作図: FITPEAK × Souhuka(痛みを0〜10で自己採点する、編集部の目安。研究の基準ではありません)

この記事でわかること

  • 筋肉痛が起きる仕組みと、筋肥大との関係
  • 回復策ごとの、効果の大きさ
  • 痛みの強さに合わせた、量の決め方
  • 弱点と、受診が必要なサイン

筋肉痛は1〜2日後に強くなる、仕組みと筋肥大との関係

遅発性筋肉痛(DOMS)は、運動の直後ではなく、1〜2日たってから痛みやこわばりが強まる筋肉痛です。筋肉を伸ばしながら力を出す動きを含む運動の後に起きやすいとされます。

レビューによると、強い緊張が筋線維に微細な損傷を起こし、そのあと炎症反応が起きます。損傷した組織から漏れ出た物質が神経を刺激し、痛みが生じます。細胞の壊死は、運動から48時間後にピークを迎えるとされています。

よくある考え 研究から言えること
筋肉痛は効いている証拠 痛みの強さと筋肥大の結びつきは、根拠が限られる
痛くないと効いていない 慣れると出にくくなる。有無では判断できない
ストレッチで防げる 防げる強い根拠は限られる

つまり、筋肉痛を目標にしないことが大切です。急に量や強度を上げすぎないことが、基本の予防策になります。

48〜72時間の筋肉痛に、回復策はどれくらい効くのか

筋肉痛や回復への対策は、いくつもの研究があります。効果の大きさは、方法によって違います。

対策 研究の規模 わかったこと
BCAA 18試験・331人 筋肉痛が軽く、48〜72時間後に最大
タルトチェリー 19試験・385人 筋力は早く戻るが、筋肉痛は差なし
フォームローラー 5研究 72時間まで軽くなる可能性
クールダウンの伸ばし 12試験・2,400人超 筋肉痛をほぼ減らさない

どの対策も、睡眠と休養を置き換えるものではありません。同じ筋群の間隔は、NSCAが最低1日、最大3日を勧めています。

筋タンパク質合成は、運動後3時間で112%、24時間後も65%、48時間後も34%上昇した状態が続きます。フォームローラーは、72時間の筋肉痛との関係で、ストレッチは60秒までの目安で詳しく見られます。

痛みの強さに合わせて、量を決める

痛みが強い間は、同じ部位への負荷を強めず、部位を変えるか、強度を落とすことが一般に勧められます。そこで、痛みを0〜10で自己採点し、量を決める目安を作りました。研究の基準ではなく、編集部の目安です。

痛み(0〜10) 同じ部位の量
0〜2 予定どおり(4セット)
3〜5 重量は維持し、1セット減らす(3セット)
6以上 部位を変える、または休む

60kgで10回の種目なら、4セットは60×10×4=2,400kgです。1セット減らして3セットにすると、1,800kgです。差の600kgは、25%の減少です(600÷2,400)。

減らす場合も、重量を保つと、次の回に前回比で戻しやすくなります。Souhukaは、前回の重量と回数が記録画面に出ます。部位別グラフで、痛みが出た週の落ち込みと戻りを確かめられます。手計算なら登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版も使えます。

量を増やすときは、急に上げないことが基本です。週の総負荷量が5,000kgなら、10%ずつ増やして、5,000→5,500→6,050→6,655kgと進めます。4週で約33%の増加です。

弱点と、受診が必要なサイン

上の表の目安は、編集部が作ったもので、効果を検証した基準ではありません。痛みの感じ方には、個人差があります。BCAAやタルトチェリーの分析も、証拠の確実性は低い場合があります。

  • 強い腫れやむくみがある人は、医療機関に相談してください
  • 尿の色が濃くなったときや、痛みが1週間以上続くときも、受診します
  • 動かせないほどの激痛は、横紋筋融解症など別の状態の可能性があります

通常の筋肉痛は、数日で軽くなるのが基本です。痛みがあるときは中止し、医師や理学療法士に相談してください。

よくある質問

筋肉痛が残っている部位は、翌日も鍛えてよいですか

痛みが強い間は、同じ部位の負荷を強めず、部位を変えるか強度を落とします。無理に追い込むことは避けます。

筋肉痛が出ないのは、効いていないからですか

そうとは言えません。続けていると体が慣れて、筋肉痛が出にくくなります。有無だけでは、効果を判断できません。

筋肉痛を早く引かせる方法はありますか

睡眠と休養が基本です。BCAAで48〜72時間後の筋肉痛が軽くなった分析がありますが、確実性は高くありません。

クールダウンのストレッチで、筋肉痛は防げますか

コクラン・レビューでは、ほとんど期待できませんでした。効果があっても、臨床的に意味のない小ささでした。

まとめ

  • 筋肉痛の強さは、筋肥大の証拠にはなりません
  • 回復策の効果は、方法によって大きく違います
  • 痛みを0〜10で採点し、同じ部位の量を決めます
  • 強い腫れや濃い尿、1週間以上の痛みは受診します

記録を始めると、前回の重量と回数が記録画面に出ます。筋肉痛が残った週と戻った週の総負荷量を、前回比で確かめられます。

Souhukaで記録を始めて前回比を見る

Android版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。

出典

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