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【規格の違い】パワーラックの柱サイズと穴間隔|2×2と3×3で付属品が付かない理由

公開 ・ FITPEAK NAVI編集部 ・ 読了目安 12分
Rogue RML-390F Monster Liteラック。3×3インチ11ゲージ鋼とウエストサイド穴間隔の注記つき
SUMMARY|この記事の要約
パワーラックの柱サイズ・穴径・穴の間隔を、REPとRogueの公式仕様で比べ、付属品が付くかを買う前に確かめる方法を解説します。

当ページは、アフィリエイトリンクを含みません。仕様は海外メーカーの公式ページを2026年10月に確認した内容で、国内で売られている商品の仕様ではありません。

パワーラックを選ぶとき、多くの人は高さ・幅・耐荷重を見ます。ところが、買ったあとに困るのは、Jカップやセーフティなどの付属品が付かないことです。

原因は、柱の大きさ、穴の太さ、穴の間隔が機種ごとに違うことです。この記事は、その3つの数字を、REPとRogueの公式仕様で比べます。

トップ画像:Rogue Fitness 公式商品ページ(RML-390F)より

パワーラックは、柱の大きさ・穴径・穴の間隔の3つが同じ付属品しか付きません。ラック本体より先に、この3つの数字を確かめてください。

  • REPとRogueの柱は、2×2インチ(約51mm角)から3×3インチ(約76mm角)まであります。
  • 穴の間隔は、3インチ・2インチ・ウエストサイド型(1インチと2インチの組み合わせ)があります。
  • Rogueは、付属品は他のシリーズに付かないと説明しています。
  • 国内の商品も、3つの数字が書かれているかを買う前に見ます。

FITPEAK NAVIでラック本体の価格を比べる

FITPEAK NAVIに移動します。価格は変わることがあります(2026年10月確認)。

パワーラックの柱の断面を同じ縮尺で並べた図 REP PR-1100は2×2インチ、REP PR-4000と5000は3×3インチ、Rogue Infinityは2×3インチ、Rogue RM-43は4×3インチ。 柱の断面は、機種で大きさが違う REP PR-1100 2×2インチ REP PR-4000・5000 3×3インチ Rogue Infinity 2×3インチ Rogue RM-43 4×3インチ 1インチ=25.4mm。2×2は約51mm角、3×3は約76mm角です。 黒い点は穴の位置の目安です。
REP各商品ページとRogueの公式ガイドに書かれた柱の寸法を、同じ縮尺で描いた図(FITPEAK編集部作成。2026年10月確認)。

付属品が付くかを決める3つの数字

ラックの付属品は、柱に差し込む、または柱の穴にピンを通して固定します。だから、次の3つが合わないと付きません。

付属品が付くかを決める3つの数字
数字 意味 合わないと
柱サイズ 柱の断面の寸法 付属品が付かない
穴径 ピンが通る穴の太さ ピンが入らない
穴の間隔 穴と穴の距離 高さの刻みが変わる

3つ目の穴の間隔は、付かないというより、バーの高さをどれだけ細かく選べるかに関わります。

REP PR-1100の柱と穴を近くで見た写真。赤い柱に大きな丸い穴が縦に並んでいる
画像:REP Fitness 公式商品ページ(PR-1100)より

写真はREPのPR-1100です。柱に大きな丸穴が縦に並び、番号が刻まれています。公式の仕様では、穴径が1インチ(約25mm)、穴の間隔が3インチ(約76mm)です。

REPの3機種とRogueの4シリーズを並べる

公式ページに書かれた数字を、そのまま並べます。まず、REPの3機種です。

REPの3機種の仕様(2026年10月確認)
機種 柱 穴径 穴の間隔
PR-1100 2×2インチ 1インチ 3インチ
PR-4000 3×3インチ 5/8インチ 1〜2インチ
PR-5000 3×3インチ 1インチ 2インチ

※PR-4000の穴の間隔は、ベンチの高さの区間が1インチ、そのほかが2インチです。PR-5000は、公式の説明では「Lowered J-Cups」を使うと全体を1インチ間隔にできます。

次に、耐荷重と鋼材の厚みです。PR-1100は2×2インチの柱で、鋼材は14ゲージです。

REPのラックの耐荷重と鋼材(2026年10月確認)
機種 耐荷重 鋼材
PR-1100 700ポンド(約318kg) 14ゲージ
PR-4000 1,000ポンド(約454kg) 11ゲージ
PR-5000 1,000ポンド(約454kg) 11ゲージ

※耐荷重は、公式ページの「Rackable Capacity」。ポンドをkgに換算した値です(1ポンド=約0.4536kg)。

次は、Rogueの4シリーズです。Rogueの公式ガイドでは、シリーズごとに柱と穴の並びが違うと書かれています。

Rogueの4シリーズの柱と穴(2026年10月確認)
シリーズ 柱 穴の並び
Monster 3×3インチ 2インチ間隔
Monster Lite 3×3インチ ウエストサイド
Infinity 2×3インチ ウエストサイド
RM-43 4×3インチ 2インチ間隔

※ウエストサイドは、ベンチとクリーンの区間が1インチ間隔、そのほかが2インチ間隔の並びです(Rogue公式ガイド)。

REP PR-4000にプレート収納とセーフティを付けた写真。3×3インチの柱が四隅に立っている
画像:REP Fitness 公式商品ページ(PR-4000)より

写真はPR-4000で、3×3インチの柱にプレート収納とセーフティを付けた例です。

トップ画像のRogue RML-390Fには、「3×3 11ゲージ」と「ウエストサイド穴間隔」が注記されています。メーカーは、柱の寸法も穴の並びも、仕様として数字で示しています。

穴の間隔で、バーの高さの選び方が変わる

穴の間隔が狭いほど、バーの高さを細かく選べます。ベンチプレスでは、バーを外す高さを体に合わせる必要があります。

そのため、ラックによっては、ベンチ付近だけ穴を細かくしています。それがウエストサイド型です。

穴の間隔3インチ、2インチ、ウエストサイド型の違い 同じ24インチの柱に、3インチ間隔は9個、2インチ間隔は13個、ウエストサイド型は19個の穴が並ぶ例。 同じ24インチ(約61cm)の柱に並ぶ穴 3インチ間隔(PR-1100) 2インチ間隔(PR-5000・Monster) ウエストサイド型(Monster Lite・Infinity) 1インチ間隔の区間(図では12インチと仮定) 穴の個数は模式図。区間の長さは機種で違います。
REPとRogueの公式仕様に書かれた穴の間隔を、同じ24インチの柱で比べた模式図(PR-はREP、Monster・InfinityはRogue)(FITPEAK編集部作成)。ウエストサイド型の区間の長さは例です。

REPは、PR-4000の1インチ区間について、正確なラックアップの高さのためと説明しています。Rogueもウエストサイド型を、細かい調整のための並びとしています。

ただし、細かいほどよいとは限りません。穴が細かい柱でも、付属品が付かなければ使えません。間隔は3つ目に見る数字です。

付属品はシリーズごとの専用品になる

Rogueの公式ガイドは、ラックの付属品は互換ではないと明記しています。シリーズごとに柱の大きさ、穴の並び、穴径が違うためです。

実例として、Monster用のJカップは、Monster Lite用のラックには付きません。逆も同じです。

付属品をあとから足すとき

ラックと付属品は、同じシリーズの専用品かを確かめます。REPは商品ページに「Attachment Series(付属品のシリーズ)」を書いています。PR-4000は4000、PR-5000は5000です。

REP PR-5000にセーフティやケーブルなどを付けた構成例
画像:REP Fitness 公式商品ページ(PR-5000)より

写真は、PR-5000にセーフティ、ケーブル、プレート収納を付けた例です。REPは、PR-5000を「最も構成を変えやすいシステム」と説明しています。

拡張を考えるなら、最初のラックを選ぶ段階で、付属品の種類が多い柱かを見ます。後から買い足したいのが、セーフティなのか、ディップなのか、プレート収納なのかを先に決めておくと選びやすくなります。

セーフティの種類と使い方は、Rogueの公式ガイドに詳しい説明があります。ピンとパイプ、ストラップなどの種類が紹介されています。

買う前に確かめる6項目

国内で売られている商品でも、確認する項目は同じです。商品ページに数字が書かれていなければ、販売店に問い合わせます。

  1. 柱の寸法:断面が何×何か。ミリ表記ならインチに換算します。
  2. 穴径:ピンの太さが合うか。
  3. 穴の間隔:ベンチ付近が細かいか。
  4. 耐荷重:ラックそのものの値か、バーを掛けたときの値か。
  5. 床への固定:固定が必要か、不要か。
  6. 付属品の型番:欲しい付属品が、そのラック用か。

耐荷重は、同じ数字でも意味が違うことがあります。REPは「Rackable Capacity(ラックに掛けられる重さ)」と書いています。比べるときは、言葉の意味をそろえます。

ラックの置き方や部屋の広さは、パワーラックとハーフラックの違いで実寸を比べています。天井の高さはホームジムの天井高の記事が参考になります。

どのラックから見るか:迷ったときの順番

最初に決めるのは、将来どこまで付属品を足すかです。次の3つの考え方で絞れます。

考え方別の見方
考え方 見る数字
本体だけで始める 耐荷重と設置の条件
付属品を足したい 柱と穴径の同じ品の数
ベンチ中心で使う ベンチ付近の穴の間隔

REPのPR-1100は、公式FAQで床に固定できず、バンドペグの穴もありません。重さは130ポンド(約59kg)です。固定できないぶん、バンドを使う種目は勧められていません。

これは欠点というより、設置条件の違いです。賃貸で固定できない場合は、固定の可否が先に決める条件になります。詳しくはホームジムは賃貸でも作れる?をご覧ください。

ラックの種類そのものに迷う場合は、パワーラックのおすすめとハーフラックのおすすめから読むと整理しやすくなります。

※この規格の考え方は、バーベル側にもあります。シャフトの太さとプレートの穴の関係は、バーベルとプレートの互換性で説明しています。

よくある質問

2×2インチと3×3インチの柱は、何が違いますか。

柱の断面の大きさと、鋼材の厚みが違います。

REPのPR-1100は2×2インチの14ゲージ、PR-4000とPR-5000は3×3インチの11ゲージです。ゲージは数字が小さいほど厚い鋼材を指します。

公式のラック耐荷重は、PR-1100が700ポンド、PR-4000とPR-5000が1,000ポンドです。

他社のJカップやセーフティは、付きますか。

公式ページで確認できたのは、同じメーカーでもシリーズごとに専用品を使うという点までです。Rogueは「付属品は他のシリーズに付かない」と説明しています。メーカーをまたぐ互換は確認できていないので、買う前に販売店へ問い合わせてください。

穴の間隔は、細かいほどいいのですか。

細かいほど、バーの高さを細かく合わせられます。REPはPR-4000の1インチ区間を「正確なラックアップの高さのため」と説明しています。ただし、柱の大きさや穴径が合わなければ付属品は付きません。間隔は、3つの数字のひとつとして見てください。

国内の商品は、インチ表記ですか。

海外メーカーの仕様はインチ表記です。国内で売られる商品は、ミリ表記の場合もあります。換算は1インチ=25.4mmです。柱・穴径・穴の間隔のどれかが書かれていない商品は、販売店に確認してから買う方が安全です。

ラックは、床に固定しないといけませんか。

機種で違います。Rogueは、多くのMonsterとMonster Liteは床に固定が必要と説明しています。フラットフット型は、固定しない設計です。

REPのPR-1100は、公式FAQで「ボルト固定はできない」とされています。賃貸の確認点は、ホームジムは賃貸でも作れる?の記事にまとめています。

まとめ

ラックを選ぶときは、柱の大きさ・穴径・穴の間隔の3つを、数字で確かめます。この3つが合う付属品だけが付きます。

REPのPR-1100は2×2インチ、PR-4000とPR-5000は3×3インチです。Rogueはシリーズごとに柱と穴の並びが違い、付属品は他のシリーズに付きません。

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外部のFITPEAK NAVIに移動します。表示価格は更新で変わります。

出典

この記事は、FITPEAK NAVI編集部が海外メーカーの公式ページをもとに作成しました。国内で売られている商品の仕様ではありません。価格や仕様は変わることがあります。

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