プロテインの原材料表示の見方|アミノ酸スコアとタンパク質含有率
プロテイン製品のパッケージに記載されている「アミノ酸スコア」と「タンパク質含有率」の見方を整理しました。
プロテイン製品のパッケージには、原材料名や栄養成分表示など多くの情報が記載されています。ここでは、選ぶときの参考になる「アミノ酸スコア」と「タンパク質含有率」の見方を詳しく整理します。
アミノ酸スコアとは
アミノ酸スコアとは、食品に含まれる必須アミノ酸のバランスを評価する指標の一つです。理論上の満点は100とされ、乳製品由来のホエイプロテインや卵、肉類などは高いスコアを持つ食品として紹介されることが多くあります(e-ヘルスネット「良質なたんぱく質」(厚生労働省))。一方で、精白米や小麦などの植物性食品は、特定の必須アミノ酸(リジンなど)が相対的に少なく、単体でのアミノ酸スコアがやや低くなる傾向があるとされています。ただし、スコアが高いことだけがプロテイン選びの判断基準になるわけではなく、あくまで参考情報の一つとして捉えるのが良いとされています。
植物性プロテインとアミノ酸スコアの関係
ソイプロテインやピープロテインなど植物性のプロテインも、単体では動物性タンパク質に比べてアミノ酸バランスに差があるとされることがありますが、複数の植物性食品を組み合わせることでバランスを補うという考え方(アミノ酸の補足効果)も紹介されています。例えば、米と豆類を組み合わせることで、それぞれの不足するアミノ酸を補い合えるという考え方です。
タンパク質含有率の見方
栄養成分表示には、1食分(1杯分)あたりのタンパク質量が記載されています。同じ「プロテイン」という名称でも、製法や配合によって1食分あたりのタンパク質量は製品ごとに差があります。パッケージに記載された1食分の重量とタンパク質量を確認し、実際にどれくらい補えるのかを把握することが大切です。目安として、タンパク質含有率(タンパク質量÷粉末重量×100)が70%を超える製品は、比較的タンパク質含有率が高い製品として紹介されることがあります。
その他にチェックしたい表示項目
糖質・脂質・カロリーなどの表示も、目的に応じて確認しておきたい項目です。増量期・減量期など目的によって重視するポイントは変わるため、栄養成分表示全体を見て自分の目的に合うかどうかを判断することをおすすめします。ビタミンやミネラルが添加されている製品もあるため、他のサプリメントとの重複摂取にも注意すると良いでしょう。
不明点は販売元に確認を
アレルギー表示や原産国などの詳細が気になる場合は、パッケージの表示を確認したうえで、不明点があれば販売元に問い合わせることをおすすめします。
よくある質問
Q. アミノ酸スコアが低い食品は摂る意味がありませんか?
A. そうではありません。他の食品と組み合わせることでアミノ酸バランスを補い合える(補足効果)ため、単体のスコアだけで判断する必要はありません。
Q. タンパク質含有率が高いほど良い製品ですか?
A. 含有率は一つの指標ですが、風味や溶けやすさ、添加されている栄養素なども含めて、目的に合わせて総合的に判断することをおすすめします。
Q. 植物性プロテインだけでアミノ酸スコア100になりますか?
A. 単体では動物性タンパク質に比べて差がある場合がありますが、複数の植物性食品を組み合わせることでバランスを補えるとされています。
Q. アミノ酸スコアはどこに記載されていますか?
A. 製品パッケージに直接記載されていない場合もあります。原料や配合内容から目安として紹介されることが多く、気になる場合は販売元に確認するとよいでしょう。
Q. タンパク質含有率と1食分のタンパク質量、どちらを見るべきですか?
A. 実際にどれだけ摂れるかを知りたい場合は「1食分あたりのタンパク質量(g)」を、製品の純度を比較したい場合は「含有率(%)」を確認するとよいでしょう。
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