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デッドリフトの停滞を総負荷量と回復で見直す

【セットを減らす選択】デッドリフトの停滞を、総負荷量と回復で見直す

デッドリフトが止まると、セットを増やしたくなります。でも、全身を使う種目では、減らして回復させたほうが動く場合もあります。

デッドリフトが止まったら、セットを増やす前に、疲れがたまっていないかを確かめて、減らす選択肢も検討します。

  • 疲れが原因なら、セット数を減らすと記録が戻ることがあります
  • トップセットとバックオフ(軽め)に分ける方法もあります
  • 回復週は、量を25〜45%減らす目安があります
  • 腰に痛みがあるときは、記録より先に中止します

前回の重量と回数が記録画面に出るので、セットを減らした週の数字と比べやすくなります。ダウンロードは無料です。

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デッドリフト120kg×5回×3セット(1,800kg)からの見直し

現状
1,800kg
A セット減
1,200kg
B 山型
1,620kg
C 回復週
1,100kg
出典・作図: FITPEAK × Souhuka(計算例。下の表と同じ数字)

この記事でわかること

  • デッドリフトの停滞で疲れを疑う理由
  • 量を減らす3つの見直し方と計算
  • 疲れのサインの見分け方
  • この見直しの弱点と、向かない人

デッドリフトが止まったとき、疲れを疑う理由

デッドリフトは、お尻、太ももの裏、背中など、体の後ろ側を広く使う種目です。KINNIKU TIMESの解説でも、背中や握る力まで幅広く使うと整理されています。

使う筋肉が多いぶん、疲れが残りやすく感じる人もいます。疲れが抜けないまま量を増やすと、記録が伸びるどころか、落ちることがあります。

NSCAの実践ガイドは、回復週(デロード)を4〜8週間ごとに行うことを目安にしています。重量が止まって数週間たつなら、疲れの可能性を一度確かめる価値があります。

量を減らす3つの見直し方と、総負荷量の計算

120kgを5回、3セット行う人を例にします。現状の総負荷量は、120×5×3=1,800kgです。ここから、量を減らす3つの方法を比べます。

方法 内容 総負荷量 現状比
A セット減 120kg×5回×2 1,200kg 約33%減
B 山型 140kg×3回+120kg×5回×2 1,620kg 10%減
C 回復週 110kg×5回×2 1,100kg 約39%減

Aは、重さを変えずに1セット減らします。疲れが主な原因なら、残りの2セットの質が上がります。

Bは、最初に重い1セットを行い、その後に少し軽い2セットを行います。

  • 重い1セット:140kg×3回=420kg
  • 軽い2セット:120kg×5回×2=1,200kg
  • 合計:1,620kg

重い重量に触れる機会を保ちながら、量を1割減らせます。

Cは、重量を約8%下げて110kgにし、2セットだけ行う回復週です。1,100kgは、1,800kgの約61%で、約39%の削減になります。NSCAの低い疲労度の目安(25〜45%削減)に収まります。

疲れのサインと、2〜3週間の試し方

疲れがたまっているかどうかは、次のサインで確かめます。

サイン 確かめ方 対応
回数が落ちる 前回と同じ重量で比べる セットを減らす
睡眠が浅い 朝の疲れをメモする 回復週を入れる
背中が張る 構えで固めにくいか 重量を下げる

当てはまるなら、A〜Cのどれか1つを2〜3週間試します。同時に複数を変えると、効いた理由がわからなくなります。

3つとも当てはまらないのに止まっている場合は、量が足りないのかもしれません。そのときは、背中やお尻の補助種目でセットを足す方法を考えます。

セットの休憩は、重い多関節種目では2〜3分以上をとるのが目安です。KINNIKU TIMESの解説では、休憩が長いと次のセットでも重量と回数を維持しやすいと紹介されています。休憩1分と3分を比べた試験の解説も参考になります。

この試しは、Souhukaの前回比と週次レポートで確かめられます。総負荷量が下がっても、重量や回数が戻るなら、疲れが原因だった可能性があります。登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版で、数字を先に試算することもできます。

量を減らす見直しの弱点と、向かない人

弱点は、量を減らすと筋肥大の刺激も減ることです。ACSMの2026年の指針は、筋肥大の目安を1筋群あたり週10セット以上としています。デッドリフトを減らすなら、背中やハムストリングスの種目で、週のセット数を保ちます。

回復週の効果を裏づける研究の質には限りがある、とNSCAのガイドも注記しています。固定の予定にせず、記録と体調を見て決めます。

向かない人もいます。まだフォームが安定しない初心者は、量を減らす前にフォームを見直します。KINNIKU TIMESの解説では、初心者は軽い重量で5〜8回を2〜3セット、週1〜2回から始めるとされています。

腰に痛みやしびれがあるときは、重量や回数の調整ではなく、中止して医師や理学療法士に相談してください。

よくある質問

デッドリフトが止まったら、重量を下げるべきですか

必ずしも下げる必要はありません。疲れが強いなら、重量を約1割下げる回復週を入れ、そうでなければセット数や休憩から見直します。

デッドリフトは週に何回行えばよいですか

決まった回数はありません。初心者は週1〜2回から始め、疲れが残る人は週1回に絞ります。

セットを減らすと、筋肥大しなくなりませんか

量が減ると刺激も減ります。ただ、疲れで質が落ちていたなら、減らしたほうが良くなる場合もあります。2〜3週間記録して判断します。

バックオフとは何ですか

重い重量のセットのあとに、少し軽い重量で追加のセットを行う方法です。重い重量に触れつつ、量を確保できます。

まとめ

  • デッドリフトが止まったら、疲れを疑い、減らす選択肢も検討します
  • セット減、山型、回復週の3つを、総負荷量で比べます
  • 試すのは1つだけにして、2〜3週間記録します
  • 腰に痛みがあるときは、記録より先に中止します

セットを減らした週の数字も、前回比と週次レポートで確かめられます。重量と回数が戻るかを、記録で見られます。

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出典

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