【セット平均】1セットあたりの総負荷量の出し方と質の見抜き方
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1セットあたりの総負荷量は、1日の合計だけでは見えない「質」を映す数字です。計算は割り算だけで、セットを足しただけの日と、中身が伸びた日を見分けられます。
1セットあたりの総負荷量は、その日の総負荷量をセット数で割って出し、セット平均の重さと回数の伸びを見る数字です。
- 計算式は、総負荷量÷セット数です
- 合計が増えても、1セットあたりが下がることがあります
- セットごとに並べると、後半の落ち込みも見えます
- 種目をまぜて平均しても、意味のある数字になりません
1セットあたりの総負荷量は、ブラウザ版でもアプリでも自動で出ます。重量・回数・セットを入れるだけです。
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合計は増えたのに、1セットあたりは下がった例
この記事でわかること
- 1セットあたりの総負荷量の出し方
- 合計が増えても質が下がる例
- セットごとの落ち込みを見る方法
- 1セットあたりの読み方を表で整理
1セットあたりの総負荷量の出し方と読み方
計算は、総負荷量÷セット数です。FITPEAKのブラウザ版でも、結果に「1セットあたり」が出ます。
2つの日を比べます。どちらもベンチプレスです。
| 日 | 計算 | 総負荷量 | 1セットあたり |
|---|---|---|---|
| A | 60kg×10回×3 | 1,800kg | 600kg |
| B | 50kg×10回×4 | 2,000kg | 500kg |
検算します。60×10×3=1,800kgで、1,800÷3=600kgです。50×10×4=2,000kgで、2,000÷4=500kgです。
Bは、合計がAより200kg多くなっています。ところが、1セットあたりは100kg少なくなっています。重さを10kg下げて、セットを1つ足した日だからです。
合計だけを見ると、Bは「前進」に見えます。1セットあたりを見ると、「軽くして量を稼いだ」とわかります。どちらが悪いわけではなく、目的に合うかを確かめる材料になります。
この割り算が役に立つのは、セット数が日によって変わるときです。メニューを調整した週は、合計だけでは前回と比べにくくなります。1セットあたりなら、セット数の差を取り除いて比べられます。
たとえば、3セットの日と4セットの日を比べるとします。合計で比べると、4セットの日が有利です。1セットあたりで比べれば、公平な比較に近づきます。
手計算が面倒なら、登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版が便利です。
セットごとの落ち込みを見て、質をチェックする
平均は便利ですが、ばらつきを隠します。同じ平均でも、セットごとの中身が違うことがあります。1つの日を、セットごとに並べます。
| セット | 重量×回数 | 総負荷量 | 1セット目比 |
|---|---|---|---|
| 1 | 60kg×10回 | 600kg | 基準 |
| 2 | 60kg×9回 | 540kg | 90% |
| 3 | 60kg×8回 | 480kg | 80% |
| 4 | 55kg×8回 | 440kg | 73% |
合計は、600+540+480+440=2,060kgです。平均は、2,060÷4=515kgになります。
平均の515kgだけを見ると、悪くない数字に見えます。ところが、4セット目は1セット目より160kg少なく、約27%の落ち込みです。160÷600=約0.267です。
後半のセットで落ちるのは、よくあることです。休憩が短い、疲れがたまっている、重さが合っていない、などの理由が考えられます。休憩の長さと筋肥大を調べた研究は、セット間の休憩を1分と3分で比べた研究の解説で読めます。
落ち込みが大きい日は、次回の1セット目を少し軽くするのも一手です。全セットで回数をそろえられれば、1セットあたりの平均も上がります。
1セットあたりと合計の4つの組み合わせ
合計と1セットあたりの増減を組み合わせると、その日の読み方が整理できます。
| 合計 | 1セットあたり | 読み方 |
|---|---|---|
| 増えた | 増えた | 重さか回数が伸びた(前進) |
| 増えた | 減った | 軽くして量を稼いだ |
| 減った | 増えた | 少ないセットで重くした |
| 減った | 減った | 疲れか、調整の週かを確かめる |
2つ目の「軽くして量を稼いだ」は、量を増やしたい週には合理的です。ただし、ずっと続くと重さが伸びません。3つ目の「少ないセットで重くした」は、筋力を狙う日には自然です。
Souhukaでは、記録画面に前回の重量と回数が出ます。次のセットで超える数字がわかるので、1セットあたりを伸ばしやすくなります。週次レポートの先週比と見比べると、読み違いが減ります。
弱点もあります。1セットあたりは、種目をまぜると意味が薄れます。たとえば、ベンチプレスとアームカールの平均は、強さを表しません。種目ごとに出して、同じ種目の前回と比べます。
向かない人もいます。1セットごとの数字を気にしすぎて、休憩やフォームが雑になる人です。その場合は、1日の合計と平均だけ見る運用にします。痛みやケガがあるときは、中止して医師や理学療法士に相談してください。
記録のコツは、各セットの重量と回数をその場でメモしておくことです。終わってから思い出すと、後半のセットの回数があいまいになります。落ち込みを正しく見るには、セットごとの数字が必要です。
よくある質問
1セットあたりの総負荷量とは何ですか
総負荷量をセット数で割った数字です。セット平均の重さと回数を、まとめて表します。ブラウザ版の計算ツールでも、結果に出ます。
1セットあたりが高いほどよいのですか
目的しだいです。筋力を狙う日は高い数字が自然です。量を稼ぐ日は低くなります。大切なのは、前回の同じ種目と比べて、意図通りに動いたかを見ることです。
ウォームアップは平均に含めますか
含めないのがおすすめです。軽いセットが混ざると、平均が実際より低く出ます。メインのセットだけで計算します。
ドロップセットの1セットあたりはどう出しますか
重さごとに行を分けて、全部を足してから、セット数で割ります。ドロップを1セットと数えるか、重さごとに数えるかを決めて、毎回そろえます。
まとめ
- 1セットあたりは、総負荷量÷セット数で出します
- 合計が増えても、1セットあたりが下がることがあります
- セットごとに並べると、後半の落ち込みも見えます
- 種目ごとに出して、同じ種目の前回と比べます
記録を始めると、前回の重量と回数が記録画面に出ます。超える数字がひと目でわかります。
Souhukaで記録を始めて前回比を見るAndroid版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。
出典
- 総負荷量計算 by Souhuka(FITPEAK LAB)(2026年10月確認)