【3機種の広さ比較】コンセプト2を業務用ジムに入れる前に知りたいこと
コンセプト2(Concept2)の業務用の候補になるのは、ローイングのRowErg、バイクのBikeErg、スキーの動きのSkiErgの3機種で、どれも同じモニター(PM5)で記録を取り、乾電池とはずみ車の回転で動くので電源の工事がいりません。ファンクショナル系のジムやグループレッスンで並べて使いやすく、置く広さはRowErgが使用時の目安で274cm×122cm、BikeErgが152cm×122cmと公式で案内されています(2026年10月23日確認)。保証や日本での購入窓口は、買う前に公式の問い合わせ先で確かめてください。
Concept2 3機種の「使うときに必要な床の広さ」(公式の目安)
RowErg 274×122cm、BikeErg 152×122cm は公式の「使用時の余裕を含む」広さ。SkiErgはフロアスタンドの本体寸法 60×127cm で、腕を振る余裕は含まない(灰色)。
Concept2はどんなメーカーか
Concept2は米国バーモント州の会社です。公式サイト(2026年10月23日確認)によると、1976年に兄弟がバーモント州の納屋で始め、最初のローイングマシンは1981年にボート選手の冬の練習用として作られました。SkiErgは2009年に発売され、今の形は2014年からです。
| 機種 | 動き | 公式の主な仕様(2026年10月23日確認) |
|---|---|---|
| RowErg | ボートをこぐ全身の動き | 長さ244cm・幅61cm、座面の高さ36cm(高い脚は51cm)、本体26kg(高い脚は31kg)、使用者の最大体重227kg(Concept2の試験) |
| BikeErg | 立ちこぎもできる自転車 | 長さ122cm・幅61cm、本体31kg、使用者の最大体重159kg、ベルト駆動 |
| SkiErg | ストックを引き下ろす上半身中心の動き | 壁付けまたはフロアスタンド、高さ216cm、本体18.6kg(フロアスタンド16kg) |
RowErgの最大体重は、Concept2の試験では227kg、欧州の固定式フィットネス機器の試験規格(EN 20957-7)では135kgと、試験の方法によって違う数字が併記されています。会員に案内するときは、どちらの基準かを書き添えましょう。
業務用で選ばれる理由:電源がいらず、記録をそろえられる
3機種とも、モニターのPM5は単1形乾電池2本で動き、運動中ははずみ車の回転から電力を取って電池を長持ちさせると公式で説明されています。トレッドミルのように専用の電源や配線の工事を考えなくてよいので、レイアウトを変えやすいのが運営上の利点です。
| 運営で効くところ | 中身 | 使い方の例 |
|---|---|---|
| 電源がいらない | 乾電池+はずみ車の回転で動く | コンセントの位置を気にせず、イベントの日だけ並べ替える |
| 同じモニター | 3機種ともPM5で時間・距離・ペース・ワットを表示 | 機種をまたいだ「合計カロリー」などのチーム競争 |
| 動かしやすい | RowErgは2つに分けて片付けられ、キャスター付き | グループレッスンの後に壁ぎわへ寄せる |
| 負荷の調整 | ダンパー(空気の取り込み)で重さの感じを変える | 初心者から競技者まで同じ機械で使う |
クロスフィット系のトレーニングやHYROXのような種目でも、ローイング・バイク・スキーの数字が使われることがあります。こうした練習をしたい会員を集めたいジムでは、3機種を1台ずつそろえるだけでも「練習できる場所」として打ち出しやすくなります。
Concept2と、ほかのブランドの有酸素マシンや筋力マシンを並べて比べられます。限られた広さにどの機種を何台置くかを考えるときに使ってください。
業務用マシン一覧(19ブランド・154機種)を無料で使う台数と置き方:床の広さから逆算する
RowErgは使うときに約3.34㎡(約1坪)が必要です。10台並べると、RowErgだけで約33㎡(約10坪)になります。台数は「同時に何人がその種目をするか」で決め、グループレッスンの人数に合わせるのが基本です。
- ローイングを10人同時に行うレッスン:RowErg 10台 × 3.34㎡ ≒ 33.4㎡(例)
- 3種目を回るサーキット(各4台):RowErg 4台 13.4㎡ + BikeErg 4台 7.4㎡ + SkiErg 4台(腕を振る余裕を足す)(例)
上の数字は公式の広さの目安から計算した例で、通路や指導者の立つ場所は入っていません。SkiErgは高さが216cmあり、腕を振り上げる動きがあるので、天井の高さと照明・梁の位置も確かめます。
| 確かめること | 理由 |
|---|---|
| 天井の高さ(SkiErg) | 本体の高さ216cmに加えて腕を振る余裕がいる |
| 床の防音・防振 | ローイングの戻りの音、バイクの振動が下の階に響く |
| 保証と修理の窓口 | 公式の保証はConcept2から買った日からの限定保証(RowErgは動く部品とモニター2年、フレーム5年) |
| 日本での購入先 | 公式の国際連絡先ページで日本の窓口を確かめられなかった。公式に問い合わせる |
| 業務用での保証の扱い | ジムでの使い方で保証の条件が変わらないか、購入前に確認 |
価格は、米国の公式サイトでRowErgが990米ドル、SkiErgが850米ドルと表示されています(2026年10月23日確認。米国内向けの表示で、日本までの送料・税は含まない)。国内で買う場合は販売店の見積もりで比べてください。
よくある質問
コンセプト2のローイングマシンは業務用に使えますか?
ジムやクラブでも広く使われている機種ですが、業務用での保証の範囲は購入先によって変わることがあります。公式の保証はConcept2から買った日からの限定保証です(2026年10月23日確認)。購入前に、ジムで使う前提で保証が受けられるか確かめてください。
RowErgの標準の脚と高い脚はどちらがよいですか?
座面の高さが標準36cm、高い脚51cmです。高い脚は乗り降りがしやすく、ひざや腰に不安がある会員やシニア層が多いジムで検討されます。重さは高い脚のほうが5kg重くなります。
SkiErgは壁付けとフロアスタンドのどちらがよいですか?
壁付けは床を取らず、フロアスタンドはキャスターで動かせます。レイアウトを変える機会が多いジムはフロアスタンド、場所を固定するなら壁付けが向きます。壁付けは壁の下地の強さと、貸し主の許可を確かめます。
Concept2のマシンに電源の工事はいりますか?
公式の仕様では、PM5は単1形乾電池2本で動き、運動中ははずみ車の回転から電力を取ります。コンセントは不要ですが、電池の交換を点検の項目に入れておきましょう。
出典
- Concept2「About Concept2」(2026年10月23日確認)
- Concept2「RowErg」仕様(2026年10月23日確認)
- Concept2「BikeErg」仕様(2026年10月23日確認)
- Concept2「SkiErg」仕様(2026年10月23日確認)
- Concept2「RowErg Warranty」(2026年10月23日確認)
- Concept2「International Contacts」(2026年10月23日確認)
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