【計算式つき】ジムの有酸素マシンは何台必要?混む時間から決める
ジムの有酸素マシンの台数は、「一番混む1時間に有酸素を使いたい人が何人いて、1人が何分使うか」から決めます。必要な台数 = 混む1時間の来館者数 × 有酸素を使う人の割合 × 1人の利用時間(分)÷ 60 で出し、待ちが出にくいよう少し余裕を足します。種類ごとの割り振りは、会員の使い方と、電源・天井の高さなど設置の条件で決めましょう。
有酸素マシンの台数を決める流れ
台数の計算式と計算例
有酸素マシンは、筋トレのマシンより1人が続けて使う時間が長く、混む時間に一斉に埋まりやすい器具です。台数は「何台あれば待たずに使えるか」で考えます。
| 前提(すべて例) | 計算 | 結果 |
|---|---|---|
| 会員300人、週2回来館、混む1時間に12%が集まる | 300 × 2 ÷ 7 × 0.12 | 約10人/時 |
| そのうち60%が有酸素を使う | 10 × 0.6 | 6人 |
| 1人20分使う | 6 × 20 ÷ 60 | 2台分 |
| 稼働の目標80%で割る | 2 ÷ 0.8 | 2.5台 → 3台 |
| 1人30分使う場合 | 6 × 30 ÷ 60 ÷ 0.8 | 3.75台 → 4台 |
同じ会員数でも、1人の利用時間が20分から30分に延びるだけで必要な台数は1台増えます。ダイエット目的の会員が多いジムや、ウォーキングをしながら動画を見る使い方が多いジムでは、利用時間が長くなりがちです。開業後は、入館の記録やマシンの利用ログ(コンソールで取れる機種もあります)から実際の値を見て、台数を見直します。
台数を増やせない場合は、混む時間だけ「1回の利用は○分まで」と目安を掲示する方法もあります。ルールにするなら、利用規約や館内の掲示で事前に知らせておきます。
種類の割り振り:使い方と設置条件で決める
台数が決まったら、種類に分けます。人気の種類を多めにするのが基本ですが、種類ごとに電源や天井の高さの条件が大きく違うため、物件に入るかどうかも同時に確かめます。
| 種類(機種の例) | メーカー公表の設置条件 | 割り振りの考え方 |
|---|---|---|
| トレッドミル(Life Fitness Integrity+) | 専用電源100V20Aまたは200V10A、本体211×94cm | 利用が集中しやすい。多めにするなら専用回路の数を先に確認 |
| クロストレーナー(Life Fitness Integrity) | 電源100V3A、本体218×73cm | ひざへの負担を気にする会員向けに1台以上 |
| 階段マシン(Life Fitness PowerMill クライマー) | 必要な天井高2.7m、電力100〜240V・5A | 天井高が足りる物件なら、選ばれる理由になりやすい |
| ローイングマシン(Concept2 RowErg) | モニターは単1形乾電池2本、使用時274×122cm | コンセントが要らないので置き場所の自由度が高い |
数字は各社の公式サイトの値です(2026年10月23日確認)。バイク(アップライト・リカンベント)は座って使うため、年齢層が高い会員や、ひざに不安がある会員にも使われます。業務用マシンの種類と大きさは、機種を比べながら決めると割り振りの迷いが減ります。
トレッドミル・バイク・クロストレーナー・階段マシンなどの業務用マシンを、ブランドや寸法で比べられます。台数と種類の見当がついたら、置きたい機種の大きさを確かめましょう。
業務用マシン一覧を無料で使う台数を決めたあとに確かめる3つのこと
- 電気の容量と回路: トレッドミルは専用電源の機種が多く、台数ぶんの回路が要ります。物件の電気容量と分電盤の空きを電気工事業者に確かめます。
- 電気代: ジム開業ナビの試算モデル(2026年10月)の24時間ジム30坪では、電気代は月9.7万円です。有酸素マシンの台数や空調で変わるため、自分の条件で見直します。
- 置き場所と後ろの空き: トレッドミルは後ろに空きが要ります。並べ方は、機種の取扱説明書にある必要な範囲で図面を引きます。
| 試算モデル(2026年10月) | マシンの合計 | 考え方 |
|---|---|---|
| 24時間ジム 30坪 | 13台 | 有酸素は全体の3〜4割を目安に、計算で確かめる |
| 総合ジム 120坪 | 43台 | スタジオのクラスの前後に有酸素が混みやすい |
| パーソナルジム 15坪 | 4台 | ウォーミングアップ用に1台あれば足りることが多い |
マシンの合計台数は試算モデルの値で、有酸素の割合の目安は台数を考えるための例です。マシンはリース、税・借入の返済は含まず、実際の費用は物件・地域・見積もりで変わります。
よくある質問
ジムの有酸素マシンは何台あればよいですか?
混む1時間に有酸素を使う人数と、1人の利用時間から計算します。前提は次のとおりです。
- 会員300人
- 週2回来館
- 混む1時間に12%が集まる
- そのうち60%が20分使う
| 利用時間 | 必要な台数 |
|---|---|
| 20分 | 3台(余裕を見て) |
| 30分 | 4台 |
いずれも例です。
トレッドミルとバイクはどちらを多くしますか?
会員の使い方しだいです。歩く・走る人が多ければトレッドミル、座って使いたい人やひざに不安がある人が多ければバイクを多めにします。トレッドミルは専用電源が要る機種が多いので、電気の条件も一緒に確かめます。
有酸素マシンの利用時間に制限は必要ですか?
混む時間に待ちが続くなら、利用時間の目安を掲示する方法があります。ルールにするなら利用規約や掲示で事前に知らせ、台数を増やせるかどうかも並べて考えましょう。
出典
- ジム開業ナビ「ジム開業の費用」試算モデル(2026年10月)
- Life Fitness「Integrity+ トレッドミル」(2026年10月23日確認)
- Life Fitness「Integrity クロストレーナー」(2026年10月23日確認)
- Life Fitness「パワーミル クライマー」(2026年10月23日確認)
- Concept2「RowErg」仕様(2026年10月23日確認)
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