【計算例つき】ジムのプレートは何キロ必要?総量の出し方とラバー・アイアン
ジムのプレートを何キロそろえるかは、「バーベルを使う場所の数 × 1か所分のセット」と「プレート式マシンの推奨枚数」を足して決めます。
メーカー公表の推奨では、Hammer Strength のリニアレッグプレスは次のプレートを使います(2026年10月23日確認)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | リニアレッグプレス1台 |
| 45lb | 10枚 |
| 25lb | 6枚 |
| 合計 | 約272kg |
ラック2台とレッグプレス・ハックスクワットを置く店なら、プレートだけで700kgを超える計算になることもあります。素材は、落とす種目が多いならラバー(バンパー)、場所と枚数を優先するならアイアン、と使い方で分けます。
プレートの総量の出し方
プレートの種類と規格:何キロのプレートがあるか
競技で使うプレートの規格は、国際パワーリフティング連盟(IPF)の技術規則(2026年3月1日施行版、2026年10月23日確認)にまとまっています。業務用のプレートもこれに近い重さの並びで作られていることが多いので、そろえる重さを決めるときの目安になります。
| 項目 | IPF技術規則の内容 |
|---|---|
| 重さの種類 | 1.25kg・2.5kg・5kg・10kg・15kg・20kg・25kg |
| 色 | 25kgは赤、20kgは青、15kgは黄、10kg以下は色の指定なし |
| 重さの誤差 | 表示の重さの0.25%以内、または10g以内 |
| 穴の大きさ | 52mm以上53mm以下 |
| 厚さ | 20kg以上は6cm以内、15kg以下は3cm以内 |
| いちばん大きいプレートの直径 | 45cm以内 |
| カラー(留め具) | 1個2.5kg |
店のプレートは競技用である必要はありませんが、「穴が業務用バー(スリーブ)に合うこと」「重さの表示が読みやすいこと」は欠かせません。重さの並びを競技の規格に合わせておくと、会員が重さを計算しやすくなります。
ジムのプレートは何キロ必要?計算の例
まず、バーベルを使う場所1か所に置くセットを決めます。下は計算のための例です。
| 重さ | 枚数 | 小計 |
|---|---|---|
| 20kg | 4 | 80kg |
| 15kg | 2 | 30kg |
| 10kg | 2 | 20kg |
| 5kg | 2 | 10kg |
| 2.5kg | 2 | 5kg |
| 1.25kg | 2 | 2.5kg |
| 合計(1か所分の例) | 14 | 147.5kg |
次に、プレート式マシンを置くなら、メーカーが公表している推奨の枚数を足します。下は Life Fitness 公式ページ(Hammer Strength)の「Recommended Plate Mix」をkgに換算した値です(2026年10月23日確認。1lb=0.4536kgで計算)。
| 機種 | 推奨の組み合わせ(公表値) | kg換算 |
|---|---|---|
| Plate Loaded Linear Leg Press | 45lb×10、25lb×6 | 約272kg |
| Plate Loaded Hack Squat | 45lb×6、25lb×4 | 約168kg |
| Iso-Lateral Shoulder Press | 45lb×6、25lb×4、10lb×4、5lb×4 | 約195kg |
| Iso-Lateral Row | 45lb×4、25lb×4 | 約127kg |
ラックを置く店の合計を、例で出します。
| 項目 | 式 | 重さ |
|---|---|---|
| ラック2か所 | 147.5kg×2 | 295kg |
| レッグプレス | — | 約272kg |
| ハックスクワット | — | 約168kg |
| 合計 | — | 約735kg |
ここに、よく使う20kgと小さい重さ(2.5kg・1.25kg)の予備を足します。小さい重さは失くなりやすく、足りないと重さの調整ができなくなるためです(数字はいずれも計算のための例です)。
なお、海外メーカーの推奨はポンド表記のことがあります。店のプレートがkg表記なら、45lb(約20.4kg)は20kg、25lb(約11.3kg)は10kgか15kgで置き換えるなど、近い重さで考え直してください。
業務用マシン一覧で「プレートロード」の機種を選ぶと、必要なプレートの量を考える前に、マシン自体の寸法の目安を確かめられます。置く台数が決まれば、上の計算でプレートの総量が出せます。
業務用マシン一覧を無料で使うラバーとアイアンの選び方
| 比べること | ラバー(バンパー) | アイアン(鉄) |
|---|---|---|
| 落としたとき | 床と音への衝撃を和らげやすい | 床・プレートが傷みやすく音が大きい |
| 厚さ | 厚い。バーに載る枚数が減る | 薄い。重い重量まで載せやすい |
| 向く種目 | デッドリフト・クリーンなど床に降ろす種目 | ベンチプレス・スクワット・プレート式マシン |
| 置き場所 | 同じ重さでも場所をとる | コンパクトに収まる |
| 気をつけること | においや表面の粉、すり減り | さび、塗装のはがれ |
店全体をどちらかにそろえるより、プラットフォームやデッドリフトの場所はラバー、ベンチとプレート式マシンの周りはアイアン(またはウレタンで覆ったもの)、と場所で分けるとむだが出にくくなります。厚さはメーカー・シリーズで違うので、プレート式マシンの軸に推奨の枚数が載るかを、販売店に確かめましょう。
置き場所と床:重さが集まる場所を知る
- プレートツリーは使う場所の近くに:遠いと床に置きっぱなしになり、つまずきの原因になります。
- 重さが集まる場所:プレートツリー1本に数百kgが集まることがあります。床の強さと補強の要否は、建物の管理者・建築士に確認してください。
- 戻し方の掲示:「使ったら元の場所へ」「重い順に内側から」などの掲示で、片付けの手間を減らします。
- 数の管理:月に1回、重さごとの枚数を数えると、小さい重さの紛失に早く気づけます。
よくある質問
ジムのバーベルのプレートは何キロから何キロまで置きますか?
競技の規格では1.25kgから25kgまでの7種類です(IPF技術規則、2026年10月23日確認)。店では25kgを置かずに20kgを多めにする、などの判断もあります。会員層と使う種目で決めてください。
プレートの重さはkgとlbのどちらでそろえますか?
日本の会員にはkg表記がわかりやすく、混ぜると計算違いのもとになります。海外メーカーのマシンの推奨がlb表記でも、店ではkgのプレートでそろえ、近い重さで置き換えるのが一般的な考え方です。
中古のプレートを買っても大丈夫ですか?
割れ・欠け・穴の変形がないか、重さの表示が読めるかを確かめます。アイアンのさびや、ラバーのひび割れは使い続けると広がることがあるので、状態を見てから買いましょう。
出典
- IPF Technical Rulebook(2026年3月1日施行)(2026年10月23日確認)
- Hammer Strength「Plate Loaded Linear Leg Press」(Life Fitness 公式)(2026年10月23日確認)
- Hammer Strength「Plate Loaded Hack Squat」(Life Fitness 公式)(2026年10月23日確認)
- Hammer Strength「Plate Loaded Iso-Lateral Shoulder Press」(Life Fitness 公式)(2026年10月23日確認)
- Hammer Strength「Iso-Lateral Row」(Life Fitness 公式)(2026年10月23日確認)
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