マット・グレッゴ、クラシックフィジークからメンズオープンへ転向を発表
米国のボディビルダー、マット・グレッゴ選手が現地10月13日、クラシックフィジークからメンズオープンへの転向を自身のYouTube動画で発表した。目標は体重300ポンド(約136kg)級の体格づくりだという。
米国のボディビルダー、マット・グレッゴ(Matt Greggo)選手が現地時間10月13日、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画で、クラシックフィジーク部門からメンズオープン部門への転向を発表した。目標は体重300ポンド(約136kg、現地では「ロード・トゥ・300」と呼んでいる)に迫るオフシーズンの体格づくりだという。米専門メディアのFitness Voltが日本時間15日未明(現地14日)に報じた。
何を発表したのか
グレッゴ選手は動画の中で「このまま、これまで与えられてきた兆候に従って前に進むだけだ」と述べ、階級変更を決めた心境を語った。これまで出場してきたクラシックフィジークからメンズフィジークへ戻るのではなく、より大きな筋量が求められるメンズオープンへ進むことについては「また一からやり直す感覚だ」とも語っている。あわせて「とにかく大きな体格が必要になる」と述べ、オフシーズンの増量に本格的に取り組む方針を明かした。
なぜ階級を変えるのか
記事によれば、グレッゴ選手は2度のミスター・オリンピア優勝経験を持つデレク・ランスフォード選手(関連記事:王者ランスフォード、3度目のオリンピア制覇へ 大会3週間前の背中トレ8種目を公開)らとトレーニングを積んできたとされ、指導を担うコーチのクリス・アセト氏はランスフォード選手やアンドリュー・ジャックド選手も指導しているという。具体的に階級変更を決めた理由の詳細は動画でも明らかにされていないが、より大きな体格を目指す方向性そのものは本人の発言から明確である。なお、グレッゴ選手はもともとメンズフィジーク部門でキャリアをスタートし、その後クラシックフィジークへ転向した経歴を持つ。今回のメンズオープン挑戦は、メンズフィジーク→クラシックフィジーク→メンズオープンと渡り歩く、本人にとって2度目の大きな階級変更となる。
2026年シーズンの戦績
| 大会 | 結果(クラシックフィジーク) |
|---|---|
| トライシティ・プロ(Tri-City Pro) | 3位 |
| タンパ・プロ(Tampa Pro) | 3位 |
| シカゴ・プロ(Chicago Pro) | 優勝 |
| 2026年ミスター・オリンピア | 16位 |
メンズオープンはどんな部門か
メンズオープンは体重・身長による上限がなく、筋量そのものを競う部門で、現王者はデレク・ランスフォード選手である(関連記事:2026オリンピア・オープン展望 王者ランスフォードの連覇なるか、前年2位チョーパンは欠場)。体重上限が身長ごとに定められているクラシックフィジーク(関連記事:クラシックフィジーク・オリンピア2026結果 英国のダーウェンが初優勝、王者ディーノ3位)とは評価基準が大きく異なり、グレッゴ選手にとっては体づくりの方向性そのものを転換する挑戦となる。
よくある質問
マット・グレッゴ選手はいつから新しい階級で出場するのか
10月13日公開の動画の時点では、初出場となる具体的な大会名や時期は明らかにされていない。
なぜクラシックフィジークからメンズオープンへ転向するのか
本人は動画内で大きな体格が必要だと感じていることを理由に挙げているが、詳しい経緯までは明らかにしていない。
メンズオープンとクラシックフィジークの一番の違いは何か
クラシックフィジークには身長に応じた体重上限があるのに対し、メンズオープンには体重制限がなく、より大きな筋量が評価の対象になる点が最大の違いである。
KINNIKU TIMESの視点
クラシックフィジークで実績を積んだ選手がメンズオープンへ転向する例はこれまでも見られるが、体重制限のない部門への移行はオフシーズンの増量期間や食事管理の難度が一段と上がる挑戦でもある。筋量を大きく増やす過程では体脂肪も増えやすく、計画的な増量とその後の減量の両立が課題になりやすい。今後の体格の変化や初戦の結果は、階級変更を考える他の選手やオフシーズンの増量に取り組むトレーニーにとっても参考になりそうだ。
出典:Fitness Volt(2026年10月14日)/マット・グレッゴ公式YouTubeチャンネル「I'm Retiring from Classic Physique」(2026年10月13日)
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