クラシックフィジークの体重制限は?身長180cmなら上限99.3kg、全17区分
IFBBプロリーグのクラシックフィジークでは、身長180.3cm以下の選手の体重上限は99.3kg(219ポンド)である。身長162.6cm以下の80.3kgから200.7cm超の128.8kgまで、全17区分の上限を公式ルールから整理した。
ボディビルのプロ団体IFBBプロリーグ(IFBB Pro League)のメンズ・クラシックフィジーク部門では、身長ごとに体重の上限が決まっており、身長180.3cm(5フィート11インチ)以下の選手なら上限は99.3kg(219ポンド)である。9月24日(現地時間)から米ラスベガスで開かれる2026年のオリンピアのクラシックフィジーク部門も、このルールの下で行われる。本記事では同リーグ公式ルールの全17区分を整理する。
クラシックフィジークとはどんな部門か?
クラシックフィジークは、筋肉の大きさに加えて全身の均整を競う部門で、身長に応じた体重の上限がある点がオープン(無差別)のボディビルとの大きな違いである。規定ポーズはフロント・ダブルバイセップス、サイドチェスト、バック・ダブルバイセップス、アブドミナル・アンド・サイ、そして「フェイバリット・クラシックポーズ(モストマスキュラーは不可)」の5種類。決勝では最大2分間、選んだ音楽に合わせてフリーポーズを行い、衣装は光沢のない黒一色のトランクスと定められている。
身長別の体重上限は?(全17区分)
| 身長(以下) | 体重の上限 |
|---|---|
| 162.6cm(5'4") | 80.3kg(177lb) |
| 165.1cm(5'5") | 82.6kg(182lb) |
| 167.6cm(5'6") | 84.8kg(187lb) |
| 170.2cm(5'7") | 87.1kg(192lb) |
| 172.7cm(5'8") | 89.4kg(197lb) |
| 175.3cm(5'9") | 92.5kg(204lb) |
| 177.8cm(5'10") | 96.2kg(212lb) |
| 180.3cm(5'11") | 99.3kg(219lb) |
| 182.9cm(6'0") | 103.0kg(227lb) |
| 185.4cm(6'1") | 106.1kg(234lb) |
| 188.0cm(6'2") | 109.8kg(242lb) |
| 190.5cm(6'3") | 112.9kg(249lb) |
| 193.0cm(6'4") | 116.1kg(256lb) |
| 195.6cm(6'5") | 119.3kg(263lb) |
| 198.1cm(6'6") | 122.5kg(270lb) |
| 200.7cm(6'7") | 125.6kg(277lb) |
| 200.7cm超(6'7"超) | 128.8kg(284lb) |
身長が1インチ(2.54cm)上がるごとに、上限はおおむね5〜8ポンド(約2.3〜3.6kg)ずつ増える。
なぜ上限が引き上げられたのか?
米メディア「Fitness Volt」の2023年8月の報道によると、同リーグのタイラー・マニオン(Tyler Manion)副会長はインスタグラムの動画で、クラシックフィジークの体重上限を全区分で引き上げると発表した。特定の身長帯が有利になっていたことを見直し、背の低い選手に配慮したものだという。同報道では、身長を3回測った平均を選手の身長として記録する方式も紹介されている。
よくある質問
身長175cmの選手の上限は何kg?
175.3cm(5フィート9インチ)以下の区分に入るため、上限は92.5kg(204ポンド)である。
212ボディビルとの違いは?
212部門は名前の通り体重212ポンド(約96kg)以下の選手による部門で、クラシックフィジークのように身長ごとに上限が変わる仕組みではない。
KINNIKU TIMESの視点
クラシックフィジークの選手は「上限ぎりぎりまで筋肉を載せ、なおかつ絞る」ことを求められる。観戦の際は、選手の身長からこの表で上限を確かめると、各選手がどれだけ限界に近い体で臨んでいるかが見えてくる。部門全体の展望は2026年オリンピア・クラシックフィジーク展望、採点の仕組みはボディビルの審査解説もあわせて読んでほしい。
出典:IFBB Pro League「Pro Competition Rules」(2026年8月更新)/Fitness Volt(2023年8月2日)/Fitness Volt「IFBB Pro Divisions」