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ケガ後の筋トレ復帰で総負荷量を4段階で戻す考え方

【復帰の目安】ケガ後の筋トレは、総負荷量を4段階で戻す考え方

ケガが落ち着いて筋トレを再開するとき、元の重さにいきなり戻したくなります。この記事は、医師や理学療法士の許可を得たあとに、総負荷量を段階的に戻す考え方を整理するものです。

ケガ後の筋トレは、医師や理学療法士の許可を前提に、総負荷量を4段階に分けて戻す考え方があります。

  • 診断や治療、リハビリの指示は、この記事より優先します
  • 最初は、元の総負荷量の6割ほどから始める例を示します
  • 痛みがなく終えられたら、次の段階へ進みます
  • 痛みが出たら、前の段階に戻るか、中止して相談します

前回の重量と回数が記録画面に出るので、段階ごとの数字を前回比で確かめられます。ダウンロードは無料です。

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ベンチプレスの総負荷量:4段階で戻す例(元は1,800kg)

段階1
1,050kg
段階2
1,350kg
段階3
1,650kg
段階4
1,800kg
出典・作図: FITPEAK × Souhuka(編集部の計算例。個人の状態には当てはまりません)

この記事でわかること

  • 復帰前に、必ず確かめたいこと
  • 総負荷量を4段階で戻す計算例
  • 段階を進める条件と、戻る条件
  • この考え方の限界

ケガ後の復帰で、先に確かめたいこと

ケガの種類や重さによって、復帰の進め方は大きく変わります。この記事で示す段階は、一般的な考え方の例で、あなたのケガに合うとは限りません。

復帰の前に、次の3つを医師や理学療法士に確かめてください。

  1. 筋トレを再開してよいか
  2. 動かしてよい範囲と、避ける動き
  3. 痛みが出たときの対応

痛みやしびれ、腫れがあるときは、記録よりも先にトレーニングを中止し、専門家に相談してください。未成年や高齢の方、持病のある方も、同様に相談してから始めます。

総負荷量を4段階で戻す計算例

ケガ前に、ベンチプレスを60kgで10回、3セットしていた人を例にします。元の総負荷量は、60×10×3=1,800kgです。

回数とセット数は変えず、重さだけを段階的に戻す例です。

段階 内容 総負荷量 元との比
段階1 35kg×10回×3 1,050kg 約58%
段階2 45kg×10回×3 1,350kg 75%
段階3 55kg×10回×3 1,650kg 約92%
段階4 60kg×10回×3 1,800kg 元と同じ

各段階は、痛みなく終えられた状態を1〜2週間続けてから進む例です。この週数は編集部の目安で、研究に基づく基準ではありません。

軽い重量でも、筋肥大の刺激は得られます。経験者49人の12週間比較では、軽い重量でも高重量と同等の筋肥大が報告されています。復帰時期に重さを抑えることは、筋肥大の面で不利とは限りません。

ただし、この研究はどちらの群も限界まで行っています。復帰の時期に限界まで追い込むことは、おすすめしません。最後の1〜2回に余力を残して終え、フォームが崩れる前に止めます。

段階を進める条件と、戻る条件

数字だけで進むと、無理が出ます。進める条件と、戻る条件を、先に決めておきます。

状態 確かめること 判断
痛みなく終えた 当日と翌日の痛み 同じ段階を続ける
1〜2週続いた フォームが崩れないか 次の段階へ
痛みが出た 場所と強さ 戻る、または中止

筋肉痛は、成果や安全の目安にはならないと、KINNIKU TIMESの解説でも整理されています。ケガした部位の痛みと筋肉痛を、自分で区別できないときは、専門家に相談してください。

記録には、数字のほかに、痛みの有無を一言メモします。Souhukaなら、前回の重量と回数が記録画面に出るので、段階ごとの数字を比べやすくなります。登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版で、各段階の数字を先に試算することもできます。

この考え方の限界と、向かない人

この段階の分け方は、編集部の計算例です。段階1の重さが重すぎたと感じたら、さらに軽くして構いません。回数が10回に届かないときは、重さを下げて回数を保ちます。

また、この段階は研究で確かめられた復帰のスケジュールではありません。ケガの種類、部位、重さによって、適切な進め方は人それぞれです。同じケガでも、年齢や普段の運動量で変わります。他人の例を、そのまま当てはめないでください。

NSCAの実践ガイドは、疲労がたまったときの回復週で、量を25〜90%減らす目安を示しています。ただし、これは疲労への対応で、ケガの復帰とは別の話です。ここでは、量を減らして段階的に戻すという考え方だけを参考にしています。

向かない人もいます。次の人は、自己判断で進めず、必ず専門家の指示に従ってください。

  • 手術を受けた直後や、リハビリの途中にある人
  • 痛み、しびれ、腫れが続いている人
  • 未成年、高齢の方、持病がある方

よくある質問

ケガから筋トレを再開するのは、いつからですか

ケガによって違います。必ず医師や理学療法士に確かめ、許可が出てから始めます。この記事では時期は示せません。

復帰時は、重さと回数のどちらを落としますか

この記事では、回数とセット数を保ち、重さを落とす例を示しました。ただし、実際はケガの部位や指示に合わせて決めます。

痛みがなければ、すぐ元の重さに戻してよいですか

おすすめしません。痛みがなくても、筋肉や腱の準備が整っていない場合があります。段階を踏んで戻すほうが、安全側の考え方です。

復帰した直後に、記録を更新してもよいですか

更新を狙うのは、元の段階に戻ってからにします。復帰の途中は、同じ数字を痛みなくこなすことを目標にします。

ケガした部位以外は、普段どおり鍛えてよいですか

多くの場合は、医師の指示の範囲で行えます。ただし、ケガの部位に負担がかかる種目もあるため、事前に確かめてください。

まとめ

  • 復帰の前に、医師や理学療法士の許可と指示を確かめます
  • 元の総負荷量を、4段階に分けて戻す考え方があります
  • 痛みなく終えられたら進み、痛みが出たら戻るか中止します
  • この段階は編集部の例で、個人の状態に当てはまるとは限りません

段階ごとの重量と回数を記録に残し、前回比で変化を確かめられます。痛みのメモも、記録と一緒に残せます。

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出典

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