日本人の平均体重を年齢別に一覧 2024年調査の身長・BMIも
厚生労働省の令和6年(2024年)国民健康・栄養調査から、日本人の平均体重・身長・BMIを年齢別・男女別に表にした。20歳以上の平均は男性67.5kg、女性53.2kg。10代の値、BMIで見たやせ・肥満の割合、出典のある体脂肪率の参考値も紹介する。
厚生労働省の令和6年(2024年)国民健康・栄養調査で、20歳以上の平均体重は男性67.5kg、女性53.2kgだった。年代別では男女とも40代が最も重く、男性71.3kg、女性55.4kgだった。
2026年10月21日 公開|KINNIKU TIMES 編集部
日本人の身長・体重の平均を知るための最も基本的な統計が、厚生労働省が健康増進法に基づいて毎年行っている国民健康・栄養調査だ。本記事は、2026年10月時点で最新の令和6年調査(2024年10〜11月に実施、2025年12月に結果の概要を公表、2026年9月にe-Statへ統計表を掲載)の第14表「身長・体重の平均値」、第15表「BMIの平均値」、第16〜17表「BMIの分布・状況」をもとに、年齢別・男女別の平均を表にまとめた。体脂肪率については国の統計がないため、出典のある参考値だけを紹介する。
この調査は、全国から無作為に抽出した地区の世帯員を対象とし、令和6年は473地区の25,816世帯のうち10,414世帯が回答した。数値は全国の人口構成に合わせた「全国補正値」で、女性の体重は妊婦を除いて集計されている。
日本人の平均体重は年齢別に何kgか(20歳以上)
20歳以上を10歳刻みで見た平均身長・平均体重・BMIの平均値は次のとおりである。
| 年齢 | 男性 身長 | 男性 体重 | 男性 BMI | 女性 身長 | 女性 体重 | 女性 BMI |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20〜29歳 | 171.4cm | 66.1kg | 22.48 | 158.0cm | 52.3kg | 20.94 |
| 30〜39歳 | 171.6cm | 70.6kg | 23.97 | 158.0cm | 53.4kg | 21.36 |
| 40〜49歳 | 171.6cm | 71.3kg | 24.22 | 158.2cm | 55.4kg | 22.14 |
| 50〜59歳 | 170.5cm | 70.9kg | 24.37 | 157.6cm | 55.3kg | 22.30 |
| 60〜69歳 | 168.9cm | 68.1kg | 23.86 | 155.4cm | 54.2kg | 22.45 |
| 70歳以上 | 164.2cm | 63.3kg | 23.44 | 150.5cm | 51.1kg | 22.57 |
| 20歳以上 全体 | 168.4cm | 67.5kg | 23.76 | 154.9cm | 53.2kg | 22.20 |
男性の平均体重は20代の66.1kgから30代で70.6kgへと4.5kg増え、40代(71.3kg)、50代(70.9kg)で70kg台を保ったあと、60代以降は減っていく。女性は20代52.3kgから40代55.4kg、50代55.3kgまで緩やかに増え、60代以降に減少する。BMIの平均は男性では50代(24.37)、女性では70歳以上(22.57)が最も高かった。女性の70歳以上は体重の平均が軽くなる一方で身長の平均も低いため、BMIの平均は高いままになっている。
なお、BMIの平均値は一人ひとりのBMIを平均したもので、平均身長と平均体重から計算した値とは一致しない。またこの調査は同じ人を追跡したものではなく、各年代を同時に測った横断調査である。そのため年代間の身長の差には、加齢による変化だけでなく、生まれた年代による体格の違いが含まれている可能性がある。
65歳以上の細かい区分
| 年齢 | 男性 身長 | 男性 体重 | 女性 身長 | 女性 体重 |
|---|---|---|---|---|
| 65〜69歳 | 168.4cm | 67.3kg | 154.6cm | 53.4kg |
| 70〜74歳 | 165.9cm | 65.3kg | 152.6cm | 52.6kg |
| 75〜79歳 | 164.8cm | 64.2kg | 150.8cm | 51.5kg |
| 80歳以上 | 162.0cm | 60.5kg | 148.6cm | 49.6kg |
80歳以上の平均体重は男性60.5kg、女性49.6kgで、40代と比べると男性は約11kg、女性は約6kg軽い。
10代の平均身長・平均体重は
同じ第14表には1歳から19歳まで1歳刻みの値も載っている。中学生から大学生の年齢にあたる12〜19歳の値は次のとおりだ。
| 年齢 | 男性 身長 | 男性 体重 | 女性 身長 | 女性 体重 |
|---|---|---|---|---|
| 12歳 | 152.6cm | 43.0kg | 150.0cm | 40.5kg |
| 13歳 | 161.2cm | 48.8kg | 153.8cm | 44.9kg |
| 14歳 | 165.0cm | 54.6kg | 156.6cm | 48.4kg |
| 15歳 | 167.3cm | 51.5kg | 158.2cm | 51.1kg |
| 16歳 | 169.1cm | 57.5kg | 156.8cm | 51.3kg |
| 17歳 | 169.7cm | 57.4kg | 158.3cm | 52.8kg |
| 18歳 | 170.1cm | 61.1kg | 155.5cm | 49.0kg |
| 19歳 | 169.1cm | 59.8kg | 158.9cm | 50.5kg |
ただし各年齢の人数は男女とも40〜70人程度と少なく、14歳男性の体重が15歳より重いなど、年齢による逆転も見られる。1歳ごとの値は誤差が大きいため、目安として幅を持って読む必要がある。子どもの体格をより詳しく知るには、学校で測定したデータを集計する文部科学省の学校保健統計調査も参考になる。
BMIで見ると「やせ」「肥満」は何%か
平均値だけでは分からないのが、ばらつきだ。第17表によると、20歳以上でBMI25以上の「肥満」にあたる人は男性32.4%、女性19.3%、BMI18.5未満の「やせ」は男性4.3%、女性13.0%だった(いずれも日本肥満学会の判定区分による)。
| 年齢 | 男性 やせ | 男性 普通 | 男性 肥満 | 女性 やせ | 女性 普通 | 女性 肥満 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20〜29歳 | 11.5% | 67.5% | 21.0% | 17.1% | 75.5% | 7.4% |
| 30〜39歳 | 5.0% | 60.6% | 34.2% | 16.1% | 72.0% | 11.9% |
| 40〜49歳 | 2.0% | 62.2% | 35.7% | 13.8% | 67.7% | 18.5% |
| 50〜59歳 | 2.0% | 59.6% | 38.2% | 13.5% | 65.3% | 21.2% |
| 60〜69歳 | 4.2% | 62.2% | 33.6% | 11.7% | 67.7% | 20.6% |
| 70歳以上 | 4.7% | 65.9% | 29.4% | 11.3% | 66.0% | 22.8% |
やせは18.5未満、普通は18.5以上25未満、肥満は25以上。男性は50代で肥満が38.2%と最も多く、女性は20代のやせが17.1%と目立つ。結果の概要では、20〜30代女性のやせの割合は16.6%、65歳以上の低栄養傾向(BMI20以下)の割合は19.5%とされ、健康日本21(第三次)の目標(それぞれ15%、13%)をいずれも上回っている。一方、適正体重を維持している人(BMI18.5以上25未満、65歳以上は20を超え25未満)の割合は60.7%(年齢調整値62.2%)で、目標の66%に届いていない。
BMIの分布(第16表、15歳以上)では、男性で最も多いのはBMI23〜24未満(11.8%)、女性は21〜22未満(12.9%)だった。BMI30以上は男性4.6%、女性3.8%だった。
体脂肪率の平均は?出典のある参考値
国民健康・栄養調査は体脂肪率を測っていないため、日本人全体を代表する体脂肪率の平均値は公的には存在しない。参考になるのは機器メーカーが公開している値だ。体成分分析装置のインボディ・ジャパンは、2017年5月から2024年10月に健診、整体院、フィットネス施設、公共施設などで測定した健康な日本人のデータの平均を公開している。
| 年代 | 男性 体脂肪率 | 男性 体重 | 女性 体脂肪率 | 女性 体重 |
|---|---|---|---|---|
| 10代 | 14.9% | 65.2kg | 22.2% | 53.4kg |
| 20代 | 18.2% | 72.0kg | 28.0% | 54.3kg |
| 30代 | 21.2% | 74.2kg | 29.0% | 56.1kg |
| 40代 | 22.8% | 75.1kg | 29.5% | 57.8kg |
| 50代 | 23.8% | 74.2kg | 30.3% | 57.4kg |
| 60代 | 24.1% | 70.8kg | 29.9% | 54.8kg |
| 70代 | 24.6% | 65.2kg | 31.5% | 52.9kg |
この集計の体重は国民健康・栄養調査より重く、測定場所の偏りがあることがうかがえる。全国の代表値ではなく、InBodyで測った人の平均として読むべきだ。同社は体脂肪率の標準範囲を男性10〜20%、女性18〜28%とし、30代以降は男女とも平均がこの範囲を超えていると分析している。
家庭用の体組成計では、メーカーが年齢・性別ごとの判定表を示している。タニタは公式サイトで、6〜99歳を対象とした体脂肪率の判定表(やせ・標準・軽肥満・肥満など)を公開している。判定の区切りは機器メーカーごとに異なるので、自分の機器の判定表で確かめたい。
よくある質問
20代男性の平均体重は何kgですか
令和6年国民健康・栄養調査では、20〜29歳男性の平均体重は66.1kg、平均身長は171.4cmだった。同じ年代の女性は52.3kg、158.0cmである。
日本人の平均体重は増えていますか
本記事は令和6年調査の値を紹介しており、年次の推移は扱っていない。年次の変化を知りたい場合は、厚生労働省が公表している各年の報告書を同じ年齢区分で比べるのが確実である。
平均体重と標準体重は違いますか
違う。平均体重は実際に測った人たちの平均で、標準体重は日本肥満学会が「身長(m)の2乗×22」で計算する目安である。たとえば身長171.4cmの標準体重は約64.6kgで、20代男性の平均66.1kgより少し軽い。
体脂肪率の全国平均はありますか
国の統計としては公表されていない。InBodyやタニタなどメーカーが公開する平均値や判定表はあるが、測定した集団や機器が異なるため、全国平均として扱うことはできない。
KINNIKU TIMESの視点
表から読み取れるのは、男性の体重は20代から30代で約4.5kg増えるのに、身長はほとんど変わらないという点だ。30代男性のBMI25以上の割合も34.2%と、20代の21.0%から大きく上がる。この増加分が筋肉なのか脂肪なのかは体重だけでは分からないが、同じ調査で40代以上の男性の半数超が腹囲85cm以上であることを考えると、多くは脂肪の増加と見るのが自然だろう。腹囲の分布はウエストの基準と平均にまとめた。
筋トレをする人にとって、平均体重は「目指す数字」ではなく「自分の位置を知る物差し」だ。同じ体重でも、体脂肪率や筋肉量で体の中身はまったく違う。体重に加えて腹囲と体脂肪率を同じ条件で記録し、体重の増減が何によるものかを確かめる習慣をつけたい。筋肉量の年代別の目安は筋肉量の平均(年齢別)、BMIの読み方はBMIは筋肉がある人に当てはまるか、体脂肪率の測り方と目安は体脂肪率の目安と測り方で解説している。
女性の20代でやせが17.1%という数字にも注意を向けたい。体重を減らすことだけを目標にすると、筋肉や骨の健康を損ねるおそれがある。体重が気になるときは、まず必要なエネルギーとたんぱく質を把握することから始めてほしい。食事の配分はPFC計算、身長に対する筋肉の多さはFFMI計算で確かめられる。
出典
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