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マシンチェストプレスの総負荷量とセット数の決め方

【45kg×12回の計算】マシンチェストプレスの総負荷量とセット数の決め方

チェストプレスのマシンは、ピンを刺すだけで重さを変えられます。手軽な反面、セットごとに回数が変わると、総負荷量をどう出せばよいか迷います。チェストプレスのセット数と総負荷量を、マシンならではの注意点とあわせて整理します。

チェストプレスの総負荷量は、ピンの表示重量×回数の合計で数え、座面とハンドルの位置も一緒に記録すると前回比が崩れません。

  • 例:45kgで3セットの回数を足すと、合計33回です
  • 33回に45kgをかけて、総負荷量は1,485kgになります
  • セットごとに回数が違っても、合計回数で計算できます
  • 肩や胸に痛みが出たら、数字より先に中止します

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45kgのチェストプレス、1セットごとの回数

1セット目
12回
2セット目
11回
3セット目
10回
出典・作図: FITPEAK × Souhuka(計算例。合計33回×45kg=1,485kg)

チェストプレス45kgで12回・11回・10回の総負荷量

セットごとに回数が減るのは、ごく普通のことです。そのたびに3回ずつ計算するのは面倒なので、重さが同じなら回数を先に足します。

週 回数の内訳 総負荷量
前回 12+11+10=33回 1,485kg
今回 12+12+10=34回 1,530kg
差 回数が1回増 +45kg

検算します。45×33=1,485kg、45×34=1,530kgです。差の45kgは、回数が1回増えた分で、率にすると約3%の伸びです。

マシンは、重さの表示で数えます。ピンの重さが45kgなら45kgで入れます。ただし、表示が実際の重さを正確に表すとは限りません。ジムを替えたら、別の種目として記録してください。

  • 座面の高さは、毎回同じ目盛りにそろえます
  • ハンドルの位置は、毎回同じ位置に合わせます
  • 背もたれにしっかり背中をつけ、反動で押しません
  • ウォームアップのセットは、総負荷量に含めません

座面やハンドルの位置は、メモに残しておくと便利です。位置が違うと、同じ見た目の45kgでも感覚が変わるからです。

マシンとフリーで、胸の筋肥大は変わるのか

マシンのほうが楽に感じて、本当に効くのか心配になる人もいます。研究を見ると、その心配は小さいようです。

評価項目 結果 判定
筋肥大(6研究) 差はほぼゼロ 差なし
等尺性筋力 差はなし 差なし
フリーで測る最大筋力 フリー群が上 練習した器具

13研究・1,016人を統合したメタ分析です。比較した種目に、ベンチプレスとマシンの組み合わせがありました。経験者の研究は6件、未経験者の研究は7件でした。詳しくはフリーウエイトとマシンの13研究の解説にあります。

ただし、筋肥大を測った研究は6件で、期間も最長12週間でした。結論は、今後見直される可能性があります。ベンチプレスの記録を伸ばしたい人は、その種目自体を練習に入れてください。

胸の週セットにチェストプレスを入れる

米国スポーツ医学会(ACSM)の2026年の指針は、筋肥大の目安を1つの筋群あたり週10セット以上としています。胸の種目は、器具が違っても合算して構いません。

胸の日 種目 セット
週2回の1回目 ベンチプレス 4
週2回の2回目 チェストプレス 4
週2回・両日 ダンベルフライ 2
合計 胸 10

4+4+2で10セットです。これは編集部の設計例です。ベンチプレスが混んでいる日に、チェストプレスで代わりにセットを積む使い方もできます。

種目をまたぐ比較は、kgではなくセット数で行います。たとえば、チェストプレスの45kg×12回×3セットは1,620kgです。ベンチプレスの60kg×8回×3セットは1,440kgです。1,620kgのほうが大きくても、チェストプレスのほうが強いとは言えません。

ダンベルフライとの数え方の違いは、ダンベルフライのボリュームで解説しています。ケーブルを使う仕上げ種目は、ケーブルクロスオーバーの総負荷量が参考になります。

Souhukaは、前回の重量と回数を記録画面に出します。マシンだけの前回比がすぐに見えるので、ピンを1段上げる日の目安になります。胸の推移は部位別グラフで確かめられます。

弱点もあります。マシンは軌道が固定され、体格によっては合わない人がいます。肩が前に出る位置だと、胸より先に肩が疲れます。座面とハンドルを調整しても違和感があれば、無理に使わないでください。

向かない人もいます。バランスや体の安定性を同時に鍛えたい人は、フリーのほうが目的に合います。肩や胸に痛みがあるときは中止し、続く場合は医師や理学療法士に相談してください。

最後に、記録を続けるコツを1つ挙げます。マシンは、ピンを差し替えるだけなので、つい重さを欲張りがちです。前回より重い日は、回数が落ちる前提で、最初のセットの回数を前回の最後のセットに近い数字に置きます。そうすると、重さを上げた日の落ち込みを失敗と感じずに済みます。

よくある質問

チェストプレスは何セットやればよいですか

胸の週セットが10セット前後になるように、1日に3〜4セットを目安にします。ベンチプレスなどと合算して数えます。

チェストプレスの重さはどう上げますか

全セットで目標の回数に届いたら、ピンを1段上げます。上げた直後は回数が落ちるので、総負荷量が下がる日があっても心配いりません。

チェストプレスはベンチプレスの代わりになりますか

筋肥大が目的なら、代わりに使えます。メタ分析では、器具による差がありませんでした。ベンチプレスの記録を伸ばしたい人は、ベンチ自体も練習します。

チェストプレスの総負荷量はジムを替えると使えませんか

マシンの機種で重さの表示が違うことがあります。ジムを替えたら、別の記録として始めるのが安全です。同じジムでも、機械が替わったら同様です。

まとめ

  • ピンの重さ×回数の合計で、総負荷量を数えます
  • 座面とハンドルの位置も、毎回そろえて記録します
  • マシンとフリーは、kgでなくセット数で合算します
  • ジムを替えたら、別の種目として記録します

記録を始めると、前回の重量と回数が記録画面に出ます。1,530kgを超えたかが、すぐにわかります。

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出典

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