筋トレの新着記事を、LINEでお知らせ LINEで新着を受け取る
フィジークのボリュームは部位間で比べない

【脚は肩の約8倍】フィジークのボリュームは部位間で比べない

「肩と脚、どちらが足りているのかを数字で見たい」。フィジークの部位バランスを、総負荷量とセット数で整理します。

フィジークの部位バランスは、総負荷量ではなくセット数で配分を決め、総負荷量は同じ部位の前回比で見るのが基本です。

  • 脚は肩の約8倍の総負荷量になる例を計算しました
  • 配分はセット数で決めます
  • 総負荷量は同じ部位の推移で見ます
  • 週60セットは編集部の例です

重量・回数・セットを入れるだけで総負荷量を自動計算します。ダウンロードは無料です。

Souhukaを無料でダウンロードする

Android版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。

週60セットの配分例(部位ごとのセット数)

背中
14セット
肩
12セット
胸
10セット
腕
10セット
脚
10セット
腹
4セット
出典・作図: FITPEAK × Souhuka(編集部の配分例。合計60セット)

この記事でわかること

  • 部位間を総負荷量で比べられない理由
  • 週60セットの配分例
  • 弱点と、向かない人

フィジークの部位間は、脚が肩の約8倍になる理由

部位バランスを整えたいとき、部位別の総負荷量を並べて比べたくなります。でも、その見方には落とし穴があります。

肩と脚で、1回分の総負荷量を計算してみましょう。ダンベルは1本の重さで入れます。

部位 内容 総負荷量
肩 ショルダープレス 20kg×10回×4 800kg
肩 サイドレイズ 8kg×15回×4 480kg
脚 スクワット 90kg×8回×4 2,880kg
脚 レッグプレス 160kg×12回×4 7,680kg

肩の合計は800+480=1,280kg、脚の合計は2,880+7,680=10,560kgです。10,560÷1,280=8.25で、脚は肩の約8倍になります。

どちらも1部位あたり8セットずつです。同じセット数なのに、kgでは8倍の差が出ます。使う重量が、部位でまったく違うからです。

部位バランスは、セット数の配分で決める

部位間の配分は、総負荷量ではなくセット数で決めます。筋肥大の目安は、1つの筋肉群あたり週10セット以上です。ACSMの2026年指針に基づく目安で、指針の解説にあります。

ここでは、見た目の優先度を上げたい肩と背中を多めにした、週60セットの配分例を作ります。これは編集部の例で、研究が示した最適配分ではありません。

部位 週のセット数 割合
背中 14セット 23%
肩 12セット 20%
胸 10セット 17%
腕 10セット 17%
脚 10セット 17%
腹 4セット 7%

検算します。14+12+10+10+10+4=60セットです。割合は、14÷60=23%、12÷60=20%、10÷60=17%、4÷60=7%です。端数を丸めているため、合計は100%にぴったり合いません。

脚を10セットで確保している点が重要です。上半身を優先しても、脚を0にはしません。

配分を決めたら、1回のセッションに割り振ります。たとえば、背中と肩の日、胸と腕の日、脚と腹の日の3つに分けると、各部位を週に複数回に分けやすくなります。週ごとの頻度は、好みで選んで構いません。

「1つの部位を増やすと、別の部位が育たなくなる」という心配もよく聞きます。腕の種目に脚の種目を足した試験(未経験者105人・6週間)では、腕の筋肥大に差はありませんでした。部位の競合を調べた試験の解説で確認できます。

総負荷量は、同じ部位の前回比で使う

総負荷量は、部位間ではなく、同じ部位の推移を見るのに向いています。肩のある週が1,280kgなら、翌週は1,300kg前後を目指す、という使い方です。

見たいこと 使う指標 理由
部位間の配分 週のセット数 重量の差に左右されない
同じ部位の伸び 総負荷量の前回比 同じ物差しで比べられる
疲れの度合い 2週続けた増減 変動を均す

Souhukaには、胸・背中・脚・肩・腕など8部位の総負荷量の推移を見る部位別グラフがあります。ここでは、グラフの高さを部位間で比べず、それぞれの線の上がり下がりを見てください。週次レポートで先週比も確かめられます。

手計算なら、登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版が使えます。

この配分の弱点と、向かない人

弱点は、見た目の優先度が主観であることです。週60セットは、回復できるかどうかが前提です。回復を超えると逆効果になります。

  • 週60セットは時間も長くなります。1回のセッションで詰め込みすぎないようにしてください
  • 疲れが抜けない週は、セット数を減らして調整してください
  • 痛みが出た部位は、その種目を中止し、医師や理学療法士に相談してください
  • 審査の基準や、体の特徴は人それぞれです。コーチの助言を優先してください

向かないのは、週に1〜2回しか時間がとれない人です。その場合は、全身を週2回、各部位を週6セットから始め、徐々に増やす方法が現実的です。

よくある質問

フィジークでは部位ごとに何セットが目安ですか

筋肥大の目安は、1つの筋肉群あたり週10セット以上です。見た目の優先度を上げたい部位は、そこから増やす考え方があります。

部位別の総負荷量は、他の部位と比べてもいいですか

比べないほうがよいです。使う重量が部位で違うため、脚と肩では約8倍の差が出ます。同じ部位の前回比で見てください。

脚を減らして上半身を増やしてもいいですか

脚を0にはせず、最低限のセット数を確保してください。腕の筋肥大が脚の種目で妨げられなかった試験もあります。

週60セットは多すぎませんか

回復できるかどうかで決まります。疲れが抜けないときは、各部位から1セットずつ減らしてください。

部位別の記録は、アプリでどう見ますか

Souhukaの部位別グラフで、胸・背中・脚・肩・腕など8部位の総負荷量の推移を見られます。部位間は比べず、同じ線の前回比を見ます。

まとめ

  • 部位間の総負荷量は、使う重量の違いで比べられません
  • 脚は肩の約8倍の例です(10,560kgと1,280kg)
  • 配分はセット数で決め、同じ部位の推移は総負荷量の前回比で見ます
  • 週60セットは編集部の例で、回復できる範囲で調整します

部位別グラフで8部位の推移を見られるので、同じ部位の前回比を確かめられます。

Souhukaで記録を始めて部位別に見る

Android版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。

出典

あわせて読む

Back to blog