【4週で−30%】上半身と下半身のボリュームを比べ、脚の減少に気づく
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胸や腕の記録は伸びているのに、気づくと脚の日をサボっている。上半身と下半身のボリュームは、合計ではなく、脚の前週比を並べると、減っていることに気づけます。
上半身と下半身のボリュームは、上半身と脚の総負荷量を毎週並べ、脚が2週続けて減っていないかを前週比で確かめると、偏りに気づけます。
- 脚の総負荷量が4週間で30%減る例を、検算します
- その間、上半身は約11%増えていました
- 脚の割合は、46%から35%まで下がりました
- 脚を足しても腕の筋肥大は変わらなかった研究があります
胸・背中・脚・肩・腕など、部位ごとの総負荷量の推移を、部位別グラフで見られます。ダウンロードは無料です。
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脚の総負荷量(1週目を100とした4週間の推移)
上半身と脚を並べ、脚が4週間で30%減った例を検算する
上半身は、胸・背中・肩・腕の合計とします。脚と並べて、4週間の推移を計算します。
| 週 | 上半身 | 脚 | 脚の割合 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 14,000kg | 12,000kg | 46.2% |
| 2週目 | 14,400kg | 11,500kg | 44.4% |
| 3週目 | 15,200kg | 9,000kg | 37.2% |
| 4週目 | 15,600kg | 8,400kg | 35.0% |
脚の前週比は、次のとおりです。
- 2週目:11,500÷12,000で約−4.2%
- 3週目:9,000÷11,500で約−21.7%
- 4週目:8,400÷9,000で約−6.7%
4週間で見ると、8,400÷12,000で0.70、つまり30%の減少です。1週目から3週目までで、すでに4分の1が減っています。
上半身は、14,000kgから15,600kgへ増えました。15,600÷14,000で約1.114、約11%の増加です。
全体の合計は、26,000kgから24,000kgへ減っています。上半身の伸びだけを見ていると、この減少には気づけません。
脚の減少に気づく3つのサイン
数字を毎週すべて計算する必要はありません。次の3つを、週末に確認します。
- 脚の前週比が、2週続けてマイナスになっていないか
- 脚の割合が、4週間で5ポイント以上下がっていないか
- 脚の日を、今月に何回やったか
例では、3週目に−21.7%と大きく減りました。この週に、休んだ日があったのか、重さを下げたのかを思い出します。
2つ目の「5ポイント」は、編集部の目安です。例では46.2%から35.0%へ、11ポイント以上下がっています。
脚の日を減らしても、腕が小さくなるとは限りません。筋トレ未経験者105人の6週間の試験では、腕の種目に脚の種目を足しても、腕の筋肥大は変わりませんでした(JSCR 2026年)。
ただし、これは脚を足した場合の結果です。脚を減らして、上半身の伸びが良くなるかは、確かめられていません。
セット数でも確かめる:目安の週10セット
総負荷量は、重さの違いで数字が動きます。セット数でも、脚が足りているかを確かめます。
| 区分 | 筋群の例 | 目安の合計 |
|---|---|---|
| 上半身 | 胸・背中・肩・二頭筋・三頭筋 | 50セット |
| 下半身 | 大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋・ふくらはぎ | 40セット |
米国スポーツ医学会(ACSM)が2026年の指針で、1筋群あたり週10セット以上を示しました。上半身5筋群で50セット、下半身4筋群で40セットです。
下半身の割合は、40÷90で約44%です。ただし、すべてを10セットにそろえるのは、現実的ではありません。筋群ごとに優先順位をつけます。
Souhukaでは、前週比と部位ごとの推移を、週次レポートや部位別グラフで確かめられます。登録なしで試すなら、登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版も使えます。
この見方の弱点と、向かない人
- 5ポイントの下がり幅は、編集部の目安で、研究の数字ではありません
- 脚の種目は重い重さを扱うため、総負荷量の数字が大きく動きます
- 105人の研究は、未経験者で、期間も6週間でした
- 意図して脚を減らした週も、減少として表示されます
つまり、減っていること自体を悪いと決めません。理由を説明できる減少は、問題ありません。理由が分からない減少が続くときだけ、見直します。
向かない人もいます。膝や腰に痛みがある人は、脚の量を増やす前に、医師や理学療法士に相談してください。痛みが出たら、その種目は中止します。
脚の記録を残しておくと、次の週の計画も立てやすくなります。減った週の理由を一言メモしておくと、数週間後に見返せます。たとえば「出張で休み」「膝が重い」などです。メモがあれば、意図した減少か、気づかないうちの減少かを区別できます。
よくある質問
上半身と下半身のボリュームは何対何がよいですか
決まった比はありません。セット数なら、各筋群を週10セット前後にそろえる考え方があります。総負荷量は、脚が重い分、脚が大きくなります。比べるのは、脚の前週比です。
脚の日をサボると、上半身も伸びなくなりますか
脚を足しても腕の筋肥大が変わらなかった試験があります。ただし、脚を減らした場合の影響は、確かめられていません。脚の筋肉自体は、減らした分だけ刺激が減ります。
脚の日を減らしたいときはどうしますか
全体のセット数を減らす日を、先に決めます。脚をゼロにせず、種目を絞って維持量を残す方法もあります。
脚の総負荷量は、どのくらいの頻度で見ればよいですか
週1回で十分です。週末に今週と先週を並べて、脚だけを確認します。数字が気になって休めなくなる人は、月に2回でも構いません。
まとめ
- 上半身と脚の総負荷量を、毎週並べます
- 脚が2週続けて減っていないかを、前週比で見ます
- 例では、脚が4週間で30%減り、割合は46%から35%でした
- セット数でも、脚が足りているかを確かめます
- 痛みがあるときは、中止して相談します
週次レポートで、今週の総負荷量と先週比を確かめられます。脚の日を見直すときに使えます。
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出典
- Journal of Strength and Conditioning Research 40(9):1043-1049(2026年9月、筋トレ未経験者105人・6週間)(2026年10月確認)
- Currier BS et al. ACSM Position Stand. Med Sci Sports Exerc(2026年)(2026年10月確認)