【週+5%ずつ】ボリューム漸増ブロックの組み方と4週間の目標表
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「4週間で量を増やしたいけれど、毎週いくつを目標にすればいいのか」。ボリュームの漸増ブロックを、種目ごとではなく、週の総負荷量の目標で組む方法を紹介します。
ボリューム漸増ブロックは、週の総負荷量の目標を毎週5%ずつ上げ、4週間で組む方法です。
- 12,000kgから始めて、4週目は13,800kgになります
- 4週間の合計は51,600kgで、固定のときより7.5%多くなります
- 目標の95%に届かなければ、同じ週をもう一度行います
- 5週目は半分に減らす、軽い週にします
今週の総負荷量と先週比は、週次レポートで確認できます。目標の数字との差もすぐにわかります。ダウンロードは無料です。
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週の総負荷量の目標(全身、4回/週の例)
この記事でわかること
- 週+5%で組む、4週間の目標表
- 目標に届かなかった週の扱い
- 5週目の軽い週の決め方
- この方法が向かない人
ボリューム漸増ブロックは、週+5%で4週間組む
漸増ブロックは、量を段階的に上げて、最後に下げる設計図です。ここでは、セット数ではなく、週の総負荷量を目標にします。
理由は、重量や回数やセットの違う種目が混ざるからです。全体の総負荷量なら、どの手段で増やしても、同じ物差しで比べられます。
手段は、プログレッシブオーバーロードの5つの方法から選びます。重量を上げる幅は約4%、回数を増やす幅は約10%です。週5%は、小さく積み上げる幅にあたります。この5%は編集部の目安で、研究の値ではありません。
4週間の目標表:12,000kgから13,800kgへ
全身を週4回行う人の例です。基準の週は12,000kgで、1回あたり3,000kgになります。
| 週 | 週の目標 | 1回あたり | 1週目比 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 12,000kg | 3,000kg | 0% |
| 2週目 | 12,600kg | 3,150kg | +5% |
| 3週目 | 13,200kg | 3,300kg | +10% |
| 4週目 | 13,800kg | 3,450kg | +15% |
検算します。12,000×1.05=12,600、×1.10=13,200、×1.15=13,800です。前の週との比べでは、+5.0%、+4.8%、+4.5%と、少しずつ小さくなります。
4週間の合計は、12,000+12,600+13,200+13,800=51,600kgです。12,000kgのまま4週間続けた場合の48,000kgより、7.5%多くなります。差は3,600kgです。
手計算が面倒なときは、登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版が使えます。
目標に届かなかった週は、同じ週を繰り返す
目標は、予定どおりに進む保証ではありません。届かなかった週の扱いを、先に決めておきます。
| その週の結果 | 判断 |
|---|---|
| 目標の95%以上に届いた | 次の週に進む |
| 目標の95%に届かなかった | 同じ目標をもう一度行う |
| 2回続けて届かなかった | ブロックを終えて、軽い週に入る |
3週目の目標が13,200kgなら、95%は12,540kgです。実績が12,800kgなら、12,800÷13,200=97.0%で、次の週へ進めます。12,400kgなら、93.9%なので、同じ週を繰り返します。
95%という線は、編集部の目安です。日によるばらつきを許す幅として決めました。
量を増やす効果については、研究が参考になります。セットを増やすほど筋肥大は進みますが、増え幅は小さくなる、という報告です。67研究のメタ分析です。詳しくは頭打ちを示したメタ分析の解説を読んでください。
5週目は半分に減らす。向かない人と注意点
ピークの13,800kgから半分に減らすと、軽い週は6,900kgです。米NSCAの実践ガイドが示す25〜90%減の範囲に入ります。4〜8週間ごとに5〜7日という目安とも合います。
5週間の合計は、58,500kgです。12,000kgのまま5週間続けた場合の60,000kgより、2.5%少なくなります。ピークの週は15%高く、全体では少し少ないという形です。
デロードの具体的な決め方は、デロード週のやり方の記事にあります。4週間のセット数での組み方は、4週間のメゾサイクルの記事を参考にしてください。
この方法が向かない人
- 週ごとにメニューや種目が変わる人は、総負荷量の比較が成り立ちません
- 始めて間もない人は、数字を追うより、フォームと習慣づくりが先です
- 数字が気になって休めない人は、目標を見るのを週1回に絞ります
- 痛みがあるときは、目標より中止を優先し、医師や理学療法士に相談してください
Souhukaの週次レポートでは、今週の総負荷量と先週比・前回比が見られます。部位ごとの推移グラフで、どの部位が届いていないかも確かめられます。
よくある質問
漸増ブロックは何週間が適切ですか
決まった週数は、確認できていません。4週間は区切りがよく、組みやすい長さです。軽い週の目安は、4〜8週間ごとです。
毎週5%増やすのは多すぎませんか
人によっては多いです。きついなら、2週に5%ずつにします。目標に届かない週が続くなら、幅を小さくします。
総負荷量の目標は、全身でも部位別でも立てられますか
どちらも立てられます。全身は管理が楽で、部位別は細かく調整できます。まず全身から始めるのがおすすめです。
目標に届かなかった週は、失敗ですか
失敗ではありません。その週は、疲れや生活の影響を受けています。同じ目標をもう一度行えば、問題ありません。
まとめ
- 漸増ブロックは、週の総負荷量の目標を毎週5%ずつ上げて組みます
- 12,000kgから始めて、4週目は13,800kgになります
- 目標の95%に届かなければ、同じ週を繰り返します
- 5週目は半分に減らし、次のブロックの出発点を決めます
週次レポートの先週比と、部位別の推移で、目標との差を数字で確認できます。記録は重量・回数・セットを入れるだけです。
Souhukaで記録を始めて前回比を見るAndroid版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。
出典
- Pelland JC ほか、Sports Medicine 56(2)(2026年)67研究2,058人(2026年10月確認)
- NSCA「A Practical Guide to Deloading」Strength and Conditioning Journal。KINNIKU TIMESの解説記事で内容を確認(2026年10月確認)
- RP Strength「Training Volume Landmarks for Muscle Growth」。KINNIKU TIMESの解説記事で内容を確認(2026年10月確認)
- 総負荷量計算 by Souhuka(FITPEAK LAB)(2026年10月確認)