【25〜90%減】デロード週のやり方を総負荷量で決める手順
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「デロードを入れたいけれど、どれくらい減らせばいいのか」。デロード週の量は、感覚で決めると、減らしすぎるか、減らし足りなくなります。通常週の総負荷量を基準にして、具体的な数字で決める手順を紹介します。
デロード週のやり方は、通常週の総負荷量を25〜90%減らし、疲れが大きいほど大きく減らします。
- 通常週が24,000kgなら、デロード週は2,400〜18,000kgです
- 頻度は保ち、セット数を減らすのが基本です
- 入れる時期の目安は、4〜8週間ごとです
- 効果を確かめた実験の質は限られ、目安として使います
通常週の総負荷量は、週次レポートで確認できます。デロード週の目標の数字を決める出発点になります。ダウンロードは無料です。
Souhukaを無料でダウンロードするAndroid版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。
通常週24,000kgに対する、デロード週の総負荷量
この記事でわかること
- 疲れの程度ごとの、減らす割合の目安
- 総負荷量24,000kgの週での具体的な計算
- 減らし方3種類と、研究で言えること
- デロードを入れる時期と、向かない人
デロード週のやり方は、量を25〜90%減らす
デロードは、疲れを抜くために、計画的に量や強度を下げる期間です。完全に休むことではありません。
米NSCAの実践ガイドは、蓄積した疲労の度合いに応じて、ボリュームを減らす幅を変える考え方を示しています。詳しくはデロードの解説にまとめています。
| 疲れの程度 | ボリュームの減らし方 | 強度の調整 |
|---|---|---|
| 低い | 25〜45%減 | 重量を約10%下げるか、余力を増やす |
| 中くらい | 40〜60%減 | 同上 |
| 高い | 60〜90%減 | 同上 |
2022年のコーチ18人の聞き取り調査では、通常の30〜50%程度に減らす、という回答が多く見られました。ただし数値を検証した実験ではなく、現場の経験の聞き取りです。
総負荷量24,000kgの週でデロード週を決める
通常週の総負荷量が24,000kgの人の例で計算します。疲れの程度ごとに、デロード週の範囲を出しました。
| 疲れの程度 | 減らす割合 | デロード週の総負荷量 |
|---|---|---|
| 低い | 25〜45% | 13,200〜18,000kg |
| 中くらい | 40〜60% | 9,600〜14,400kg |
| 高い | 60〜90% | 2,400〜9,600kg |
検算します。24,000×0.75=18,000kgで、24,000×0.55=13,200kgです。24,000×0.4=9,600kgで、24,000×0.1=2,400kgです。
どの程度の疲れかは、前回比で判断します。目安は、次のとおりです。ここは編集部の考えで、研究の値ではありません。
- 前回比が2回続けて下がった:疲れは「低い」〜「中くらい」
- 重量を維持できず、フォームも崩れる:疲れは「高い」
- 関節の痛みや、強い倦怠感がある:減らすより、休んで専門家に相談する
迷うときは、「中くらい」の50%減から始めます。24,000kgなら、12,000kgです。通常週の総負荷量が分からないときは、登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版で、直近の週を出してみてください。
減らし方は3種類:セット・重量・頻度
総負荷量を減らす方法は、3つあります。それぞれの特徴を比べます。
| 方法 | やり方の例 | 特徴 |
|---|---|---|
| セットを減らす | 5セットを3セットに | 重量を保てて、感覚が鈍らない |
| 重量を下げる | 約10%下げる、または余力を増やす | 関節への負担を減らせる |
| 頻度を減らす | 週4回を週2回に | 日数が空き、休養が増える |
NSCAのレビューは、セッションの頻度は基本的に維持し、補助的な種目を減らし、強度を約10%下げるか、余力を1〜3回増やす方法を紹介しています。頻度を落とすより、1回の量を減らす考え方です。
頻度とセット数を減らした試験もあります。筋トレ未経験の男性19人の試験で、途中の2週だけ週1回・2セットに減らしました。8週間の総セット数は通常より約18%少ない46セットでしたが、筋厚の伸びに差はありませんでした。
この試験の対象は、未経験の若い男性です。経験者や女性、高齢者に同じ結果が出るかは、確かめられていません。詳しくはディロードで筋肥大は落ちるかの8週間の研究を読んでください。
デロードを入れる時期と、向かない人
NSCAの目安では、4〜8週間ごとに5〜7日です。固定せず、疲れの様子で調整する運用も認められています。頻繁に入れなくても、リスクは低いという見解も紹介されています。
入れる時期の決め方は、4週間のメゾサイクルの記事と、12週間のボリューム計画の記事で具体例を確認できます。停滞が疑われるときは、停滞期のボリュームの記事が参考になります。
デロードが向かない人と注意点
- 始めて間もない人は、疲れがたまる前に、フォームの習得が先です
- 毎週デロードを入れる根拠は示されていません
- デロード中は睡眠と食事を整え、タンパク質を大きく減らす必要はありません
- デロードの効果を直接調べた実験は少なく、強く断定できません
痛みやケガがあるときは、デロードより中止を優先し、医師や理学療法士に相談してください。Souhukaの週次レポートでは、今週の総負荷量と先週比・前回比が見られます。部位別の推移グラフで、どの部位が疲れているかも確かめられます。
よくある質問
デロード週は完全に休むべきですか
いいえ。NSCAの目安は、量や強度を落として動き続ける形です。ただし、疲れが強いときは、2〜5日の完全休養を足す考え方もあります。
デロード週は何日間にしますか
5〜7日が標準的な目安です。特に負荷の高い時期のあとは、延長することもあります。
デロード中に重量は下げますか
下げても下げなくても構いません。セット数を減らす場合は、重量を保つ方法があります。疲れや関節の違和感が強いなら、約10%下げます。
デロードで筋肉は落ちますか
未経験の男性の試験では、2回の軽い週を入れても、筋厚の伸びに差はありませんでした。経験者の結果は、確かめられていません。
まとめ
- デロード週は、通常週の総負荷量を25〜90%減らします
- 通常週24,000kgなら、デロード週は2,400〜18,000kgです
- 基本は、頻度を保ち、セット数を減らします
- 4〜8週間ごとが目安で、効果の根拠は限られます
前回比と週次レポートで、デロード前後の総負荷量の動きを確認できます。記録は重量・回数・セットを入れるだけです。
Souhukaで記録を始めて前回比を見るAndroid版はGoogle Playから。登録なしで試すならブラウザ版の総負荷量計算へ。
出典
- NSCA「A Practical Guide to Deloading」Strength and Conditioning Journal。KINNIKU TIMESの解説記事で内容を確認(2026年10月確認)
- Bell L ほか(2022年)、Frontiers in Sports and Active Living。コーチ18人のインタビュー。KINNIKU TIMESの解説記事で内容を確認(2026年10月確認)
- Pancar Z ほか、Scientific Reports 16(2026年)未経験男性19人の8週間試験(2026年10月確認)
- 総負荷量計算 by Souhuka(FITPEAK LAB)(2026年10月確認)