【1枚の型つき】ジムのプレスリリースの書き方|開業・新サービスの配信先
ジムのプレスリリースは、開業や新サービスを「記者が記事にしやすい形」でまとめた発表文です。広告と違って掲載は約束されないため、地域にとって何が新しいのかを1行目で伝え、日付・場所・数字・問い合わせ先をそろえることが大切です。配信は、有料の配信サービス、地域の新聞社・テレビ局への直接の送付、自治体の広報窓口への相談を組み合わせます。誇張した表現は景品表示法で根拠の資料を求められることがあるので、書いたことは裏づけを用意しておきます(e-Gov法令検索、2026年10月23日確認)。
プレスリリース1枚の組み立て
ジムのプレスリリースで「記事になる」話題
記者が知りたいのは「読者にとってのニュース」です。「ジムができました」だけでは地域の店の開店情報と同じで、取り上げる理由が弱くなります。地域の課題や、これまでになかったことと結びつけると、記事にしやすくなります。
| 話題 | ニュースになりやすい切り口 | 弱くなりやすい書き方 |
|---|---|---|
| 開業 | 空き店舗の再利用、駅から遠い住宅地に運動の場ができる、24時間使える施設が地域にない | 最新マシン導入、おしゃれな内装 |
| 新サービス | シニア向けの昼の教室、子育て中の人向けの託児つきの枠 | 新プランの値段だけ |
| 地域との取り組み | 部活動・学校・自治体・地元企業との連携 | 取り組みの予定だけで中身がない |
| イベント | 誰でも参加できる無料の教室、地域の催しへの参加 | 会員限定の企画 |
| 節目 | 開業から一定期間の利用者の声をアンケートで集計した結果 | 「おかげさまで○周年」だけ |
数字を入れるときは、自分で集めた数字かどうか、いつ・どう数えたかを書きます。アンケートの結果なら、回答した人数と期間を添えます。根拠のない「地域で初めて」「いちばん多い」といった言い方は避けましょう。
書き方:1枚目で伝わる構成と表現の注意
プレスリリースはA4で1〜2枚が目安です。記者は多くのリリースを短い時間で見るため、タイトルとリード文で中身がわからなければ読み進めてもらえません。
| 部分 | 書くこと | 例(架空の書き方の型) |
|---|---|---|
| タイトル | 主語・出来事・日付 | 「○○町に24時間使えるジム、11月1日開業 空き店舗を改装」 |
| リード文 | いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように | 開業日、住所、運営者、施設の中身、始めた理由を3〜4行で |
| 本文 | 背景・特徴・料金・営業時間 | 見出しを2〜3個に分け、箇条書きで |
| 写真 | 外観・内観・代表者 | 横長の明るい写真。使ってよい旨を書く |
| 問い合わせ先 | 担当者・電話・メール・取材できる日時 | 取材の受付時間を具体的に |
表現で特に気をつけたいのが、効果や品質を強く言い切る書き方です。景品表示法第7条第2項では、表示が著しく優良であると示す不当表示に当たるかを判断するため、消費者庁が期間を定めて裏づけとなる合理的な根拠の資料を求めることができ、出せない場合はその不当表示とみなされます(e-Gov法令検索、2026年10月23日確認)。「○か月で必ず体が変わる」のような結果の約束は書かず、サービスの中身と条件を事実で書きましょう。
配信の方法と時期:どこに、いつ送るか
地域のジムの場合、全国向けの配信より、地元の新聞社・テレビ局・情報誌・ウェブメディアに確実に届けるほうが記事につながりやすいことがあります。複数の方法を組み合わせます。
| 方法 | 向いている場面 | 注意 |
|---|---|---|
| 有料の配信サービス | ウェブ上に発表を残したい、多くのメディアに一度に届けたい | 料金・配信先は各社の公式ページで確認。掲載は約束されない |
| 地元メディアへの直接送付 | 地域の話題として取り上げてほしい | 送り先は各社の公式サイトの「情報提供」窓口を使う |
| 自治体の広報・記者クラブ | 自治体との連携や地域の取り組み | 受け付けるかどうか・方法は自治体ごとに違うので先に問い合わせる |
| 自社のサイト・SNS | リリースの全文と写真を置く場所 | 記者が後から確認できるように公開しておく |
送る時期は、出来事の2〜3週間前が一つの目安です。開業の当日に送っても、取材の予定が組めないことがあります。開業前の内覧会やプレオープンの日を決め、その日に取材に来てもらう案内をつけると、記者が動きやすくなります。
プレスリリースで問い合わせや体験が増えたとき、月の新規入会が何人増えれば利益がどれだけ変わるかを試算できます。配信サービスの費用も広告費として入れて比べましょう。
収益改善シミュレーションを無料で使う送ったあと:取材対応と効果の確かめ方
記事が出ても出なくても、次のリリースに生かせるように記録を残します。掲載されたら、記事のリンクや紙面を自社サイトで紹介できるか、媒体の決まりを確かめてから使いましょう。
- 送った先と日付、返事の有無、掲載の有無
- 掲載日の前後1週間の問い合わせ・体験予約の数
- 体験予約のときに「どこで知ったか」を聞き、記事を見た人を数える
- 取材で聞かれた質問を残し、次のリリースの本文に入れる
取材では、話したことがそのまま記事になるとは限りません。料金や開始日など間違えられると困る情報は、紙にまとめて渡すと安心です。記事の内容の確認を求めるかどうかは媒体の方針によるので、取材の前に相談しておきます。
よくある質問
個人経営の小さなジムでもプレスリリースは出せますか?
出せます。会社の大きさより、地域の読者にとって新しい話題かどうかが大切です。開業の背景や、地域の課題との関わりを1行目に書きましょう。
プレスリリースの配信サービスの料金はいくらですか?
料金や配信先の数はサービスごとに違い、変わることもあります。使う前に各社の公式ページで確かめてください。地元のメディアだけに届けたい場合は、各社の情報提供の窓口に直接送る方法もあります。
プレスリリースに料金を書いてもよいですか?
書いてかまいません。税込の金額、入会金の有無、キャンペーンの期間と条件をそろえて書きます。キャンペーン価格だけを大きく書いて通常の料金がわからないと、誤解のもとになります。
プレスリリースはいつ送るのがよいですか?
出来事の2〜3週間前が目安です。内覧会やプレオープンの日を決め、取材に来られる日時を書いておくと、記者が予定を組みやすくなります。
出典
- e-Gov法令検索「不当景品類及び不当表示防止法」第5条・第7条(2026年10月23日確認)
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