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【方式比較】可変式ダンベルの切り替え4種|ダイヤル・回転・スライド・ピン

公開 ・ FITPEAK NAVI編集部 ・ 読了目安 11分
ボウフレックス Results Series 552 可変式ダンベルの正面。中央のダイヤルで重さを選ぶ

可変式ダンベルを選ぶとき、最大の重さと同じくらい迷うのが「どうやって重さを替えるか」です。商品名には「ダイヤル式」「回転式」「スライド式」などと書かれますが、違いが分かる説明は多くありません。

この記事では、公式ページと正規代理店の商品ページの仕様をもとに、4方式の操作・注意点・刻みを比べます。

トップ画像:BowFlex公式(Results Series 552)より

切り替え方式は4つ。迷ったら「グリップ回転式」から選びます。

  • ダイヤル式:ダイヤルを回して選ぶ
  • グリップ回転式:グリップを回して選ぶ
  • スライド式:レバーを引いてスライドする
  • ピン式:ブロックにピンを差して選ぶ

可変式ダンベル5商品の比較を見る

ホームジムナビ内の記事に移動します。価格は変わることがあります(2026年10月確認)

方式の違いは、重さを替える手の動きと、替えるときの置き場所に出ます。まず4つを1枚の表で見比べます。

可変式ダンベルの切り替え方式
方式 操作 注意点
ダイヤル式 ダイヤルを回す 台座の上で変える
グリップ回転式 グリップを回す 引っ掛かりで無理をしない
スライド式 レバーを引いて滑らす 引き上げ不足で詰まる
ピン式 ブロックにピンを差す ピンをなくさない

※操作と注意点は、各商品ページの説明と「ご使用上の注意」の記載から要約しました(2026年10月確認)。

4つの切り替え方式を、実物と注意点で比べる

確認した商品の注意書きでは、重さを替えるのは、ダンベルを台座などに置いた状態が前提です。

ダイヤル式:ダイヤルを回して選ぶ

本体の端にある数字入りのダイヤルを回し、使うプレートの枚数を決める方式です。選んだ重さが数字で見えるので、いまの重さを確かめやすい点が特徴です。

ボウフレックス Results Series 552 可変式ダンベルの横からの様子。プレートの外側のダイヤルに数字が並ぶ
画像:BowFlex公式(Results Series 552)より

BowFlex公式のResults Series 552は、1個あたり15通りの重さを選べます。公式の寸法は、1個で幅43cm・奥行21.2cm・高さ22.8cmです(2026年10月確認)。

国内の正規代理店Motions Fitの「Motions 可変式ダンベル」も、両側のダイヤルを回す方式です。

商品ページには「重量変更は必ず専用ラック上で」と書かれています。台座の上で替えるのが前提です(Motions Fit、2026年10月確認)。

グリップ回転式:握る部分を回して選ぶ

握るグリップ(シャフト)自体を回し、プレートを噛み合わせる枚数を変える方式です。ダイヤルを探す動きがなく、台座の上で片手で操作できます。

NUOBELL 可変式ダンベル 36kg。中央のグリップの左右にプレートが並ぶ
画像:Motions Fit(NUOBELL 36kg 商品ページ)より

NUOBELL 36kgは、3〜36kgを基本2kg刻みの16段階で選べます。台座を含む寸法は、横48cm・奥行19cm・高さ18.5cmです。グリップの直径は3.2cmです(正規代理店の商品ページ、2026年10月確認)。

注意点は商品ページにはっきり書かれています。引っ掛かりを感じたら、一度軽い重さに戻します。そのうえで、プレートが平行か確かめます。

無理に回すと、プレートが均等でなくなります。修理できず、保証の対象外になることもあります。

また、同じページに「ダンベル1個につき、最大で約1kgの誤差が生じます」とあります。表示の重さはおおよその値と考えておくと安心です。

スライド式:レバーを引いて滑らせて選ぶ

ダンベルの中央にあるレバーを引き上げ、横にスライドして重さを決める方式です。BYZOOM PureSeries 25kgは、5〜25kgを15段階で切り替えられます。

BYZOOM PureSeries 可変式ダンベル。白いプレートを重ねた形で、中央にシャフトがある
画像:Motions Fit(BYZOOM PureSeries 25kg 商品ページ)より

商品ページのよくある質問には、レバーを上までしっかり引き上げてから、スライドさせるとあります。引き上げが不十分だと、引っかかりの原因になります。

台座を含む寸法は、幅44.5cm・奥行21.5cm・高さ19cmです(2026年10月確認)。

ピン式:ブロックにピンを差して選ぶ

重ねたブロックの穴にピンを差し、ピンの位置までのブロックを持ち上げる方式です。米国のPowerBlockの「Pro 50」が代表例です。

PowerBlock Pro 50 ブロック型可変式ダンベル1組。黒いブロックが段状に重なる
画像:PowerBlock公式(Pro 50)より

公式ページによると、Pro 50は5〜50ポンド(約2.3〜22.7kg)を選べます。刻みは2.5ポンドと5ポンドです。

大きさは13×7×7.25インチ(約33×18×18cm)です。ピンは磁石で留まり、1個に1本が付きます。台座は不要と説明されています。

保証は「5年の限定保証(住居用のみ)」と記載されています。

なお、確認したのは米国の公式サイトです。日本での販売状況は確認していません。方式の例として取り上げています。

重さの刻みと段数を、公式の数値で比べる

方式の選択と同じくらい大切なのが、重さの刻みです。次の図は、7モデルの選べる重さを点で並べたものです。点が詰まっているほど、細かく選べます。

可変式ダンベルの重さの刻みの比較 横軸を0〜40kgにして、7つのモデルが選べる重さを点で示した図。点が細かく並ぶほど刻みが細かい。ダイヤル式3つ、グリップ回転式2つ、スライド式1つ、ピン式1つ選べる重さの刻み1個あたり。点=選べる重さ(kg)ボウフレックス552ダイヤル式Motions 24kgダイヤル式Motions 40kgダイヤル式NUOBELL 36kgグリップ回転式NARO CORE 32グリップ回転式BYZOOM 25kgスライド式PowerBlock Pro 50ピン式0kg10kg20kg30kg40kg
図解:FITPEAK編集部作成。各社の公式ページ・正規代理店の商品ページの重さの一覧から作図(2026年10月確認)。PowerBlockはポンド表記をkgに換算した値です。

数字を表にまとめます。刻みは、公式の重さの一覧から、隣り合う重さの差を計算した値です。

重さの範囲・段数・刻み(1個あたり)
モデル 重さ 段数 刻み
BowFlex 552 2.3〜23.9kg 15段階 1.1〜2.3kg
Motions 24kg 2.5〜24kg 15段階 1〜2.5kg
Motions 40kg 4〜40kg 17段階 2〜4kg
NUOBELL 36kg 3〜36kg 16段階 2〜3kg
NARO CORE 32 2〜32kg 16段階 2kg
BYZOOM 25kg 5〜25kg 15段階 1〜3kg
PowerBlock 50 2.3〜22.7kg 19段階 1.1〜2.3kg

※Motions 24kg・40kgは、グリップ回転式のMotions PROも同じ段数と重さです。NARO COREは、公式ページに「2kg刻み」とあります。PowerBlockはポンドからの換算値です。

読み取れることは3つあります。1つ目は、最大の重さが大きいモデルほど、刻みが粗くなりやすいことです。たとえばMotions 40kgは、重い側で4kg差の段があります。

2つ目は、段数はどれも15〜19段階で大差がないことです。同じ段数なら、最大が小さいほど細かくなります。

3つ目は、方式による刻みの差はほとんどないことです。刻みを決めるのは、方式ではなく、モデルの最大重量です。

どれくらいの重さが要るかは、自宅用ダンベルは何キロがいい?で、目的別に整理しています。

価格は方式でなく、最大重量で変わる

国内の正規代理店Motions Fitの価格も確認しました。1個あたりの税込価格で、2026年10月30日時点の表示です。

1個あたりの税込価格
方式 モデル 価格
ダイヤル式 Motions 8,980円〜
グリップ回転式 Motions PRO 11,400円〜
グリップ回転式 NARO CORE 34,800円〜
グリップ回転式 NUOBELL 36kg 42,400円
スライド式 BYZOOM 25kg 29,000円

※「〜」は最小モデルの価格です。価格は変わることがあります。

1個の価格なので、左右そろえるなら2倍です。たとえばNUOBELL 36kgを2個そろえると、42,400円×2個=84,800円です。

方式の選び方:迷ったらこれ

やりたいことに合わせて、向く方式を表にしました。

目的別の向く方式
目的 向く方式 理由
手数を減らしたい グリップ回転式 握る部分を回すだけ
いまの重さを見たい ダイヤル式 数字がダイヤルに出る
台座を置きたくない ピン式 台座不要と公式が記載
細かく刻みたい 方式より最大重量 最大が小さいほど細かい

迷ったらグリップ回転式がおすすめです(FITPEAK編集部の考えです)。理由は、重さを替える操作が1つで済み、国内の正規代理店で扱うモデルが多く、保証や部品の相談先が日本にあるためです。

向かない人

  • 回転式:引っ掛かりを感じたとき、軽い重さに戻す手間が面倒な人
  • ダイヤル式:数字を見て確かめる動作が不要で、とにかく速さを求める人
  • スライド式:レバーをしっかり引き上げる動作が苦手な人
  • ピン式:日本で買いたい人。日本での販売は確認していません

置き場所も忘れずに確かめます。台座つきのモデルは、台座を含めた寸法で場所を決めます。台座が要るかどうかは、可変式ダンベルのスタンドは必要?で詳しく説明しています。

ベンチと組み合わせるなら、トレーニングベンチの選び方で、背もたれの角度の考え方も確かめておきます。

※この記事の内容を活かすなら、トレーニングベンチのおすすめもチェックしてください。

よくある質問

ダイヤル式と回転式は、どちらが壊れにくいですか。

公式ページに、方式ごとの耐久性を比べた記載はありません。どの方式も、引っ掛かりを感じたら無理に操作しないことが大切です。保証の年数と、部品の相談先を確かめて選んでください。

台座は必要ですか。

Motions Fitの商品ページは、重さの変更を専用の台座の上で行うよう求めています。一方、PowerBlock Pro 50は台座が不要と説明されています。使う商品の注意書きに従ってください。

1個買えば足りますか。

片手で行う種目なら1個で足ります。両手に1個ずつ持つ種目は2個が要ります。Motions Fitの商品は、2個の場合に数量を「2」にして注文する形です。

「2kg刻み」とは、どういう意味ですか。

隣り合う重さの差が2kgという意味です。ただし、NUOBELL 36kgのように、一部が3kg差のモデルもあります。重さの一覧で確かめてください。

表示の重さは正確ですか。

NUOBELL 36kgの商品ページには、1個につき最大で約1kgの誤差があると書かれています。重さを厳密に記録したい人は、この点も確かめておきます。

まとめ:方式は4つ。決め手は刻みと最大重量

  • 方式は、ダイヤル式・グリップ回転式・スライド式・ピン式の4つです
  • 迷ったら、操作が1つで済むグリップ回転式から見てください
  • 刻みを決めるのは方式でなく、モデルの最大重量です
  • どの方式も、台座上や安全な場所で替え、引っ掛かりに無理をしません

可変式ダンベル5商品の比較を見る

同じ記事に移動します。商品の価格は、リンク先の日付を確認してください

出典

2026年10月に確認した公式ページと正規代理店の商品ページです。

仕様と価格は2026年10月30日に確認した値で、変更されることがあります。購入前に各商品ページで確かめてください。

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