THE MUSCLE NEWSPAPER
ボディビル・フィジーク速報

+120kg級オリバレス、非公式ながらトータル1154kgに自己記録更新

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 4分
バーベルプレートのイメージ写真
SUMMARY|この記事の要約

超重量級(+120kg級)のジーザス・オリバレス選手が、現地10月4日(日本時間5日)の大会「Avancus Houston」でスクワット485kg・トータル1154kgを記録した。

国際パワーリフティング連盟(IPF)非公認の大会のため「非公式」の数字だが、本人がIPF公認大会で持つ公式自己最高(トータル1152.5kg)を上回る結果となった。

超重量級(+120kg級)のパワーリフター、ジーザス・オリバレス選手(Jesus Olivares、アメリカ)が、現地時間2026年10月4日(日本時間5日)にテキサス州ヒューストンで開催された大会「Avancus Houston」でスクワット485kg、トータル1154kgを記録した。国際パワーリフティング連盟(IPF)公認の大会ではないため「非公式」の数字だが、本人がIPF公認大会で保持する公式の自己最高(トータル1152.5kg)を上回る結果となった。

バーベルのイメージ写真
写真はイメージです(Unsplash)

どのような記録を出したのか

パワーリフティング専門メディア「Fitness Volt」(米国)によると、オリバレス選手は今回の大会でスクワット485kg(1,069.2ポンド)を成功させ、3種目合計のトータルは1154kg(2,544.1ポンド)に達した。階級は体重120kg超のスーパーヘビー級である。

2023年IPF世界選手権(シェフィールド/公式記録) 2026年Avancus Houston(今回/非公式)
スクワット 470kg 485kg
ベンチプレス 272.5kg 非公開
デッドリフト 410kg(当時世界記録) 非公開
トータル 1,152.5kg 1,154kg

今回の大会についてベンチプレス・デッドリフトの個別の記録はFitness Voltの記事中では明らかにされておらず、本記事ではトータルとスクワットのみを確認できた数字として扱う。

なぜ「非公式」の記録なのか

オリバレス選手の公式の世界記録は、2023年3月25日に英シェフィールドで開催されたIPF世界選手権で樹立したトータル1,152.5kg(オールタイム・ロー(ノーギア)部門の世界記録、IPF認定)である。今回の「Avancus Houston」はIPFに加盟する連盟が主催する公認大会ではないため、同じ本人の総挙上量であっても国際的な世界記録としては認定されない。Fitness Voltの記事も、この数字を「unofficial(非公式)」と明記している。

どのように確認されたか

今回の記録は、パワーリフティング専門記者のヴェダド・タバコビッチ氏が執筆したFitness Voltの記事(2026年10月5日付)で報じられた。同じ1154kgという数字は、大会の計測・配信を手掛ける「GOODLIFT」の公式YouTubeチャンネルが投稿した動画のタイトル「Jesus Olivares HEAVIEST TESTED RAW TOTAL OF ALL TIME 1154KG | +120kg Class | Avancus Houston 2026」でも確認でき、複数の経路で同一の数字が示されている。

オリバレス選手とは

オリバレス選手は体重178kg前後のスーパーヘビー級選手で、IPF公認大会でのオールタイム・ロー部門世界記録保持者。2023年のIPF世界選手権では9回の試技(スクワット・ベンチプレス・デッドリフトそれぞれ3回)すべてに成功し、当時のデッドリフト世界記録(410kg)を含むトータル1,152.5kgで優勝した。重量級選手のスクワット記録では、ラッセル・オリー選手が練習で375kgを成功させた記事も参考にしたい。

よくある質問

この1154kgは世界記録として認定されるのか

認定されない。IPF非公認の大会での記録のため、国際的な公式世界記録としては扱われず、あくまで本人の「非公式ベスト」である。

オリバレス選手の現在の公式記録はいくつか

2023年のIPF世界選手権(シェフィールド)で記録したトータル1,152.5kgが、現時点で確認できる公式記録である。

KINNIKU TIMESの視点

「非公式」の記録であっても、本人の過去の公式ベストを上回る総挙上量を出したこと自体は、トレーニングが順調に積み重なっている証左といえる。一方で、こうした大記録は長年の漸進的な負荷の積み上げと専門的なコーチングの上に成り立つものであり、一般の筋トレ愛好者がいきなり高重量に挑むことを勧めるものではない。スクワットやデッドリフトで記録を伸ばしたい場合は、まずフォームと漸進性を優先し、無理な単独での高重量挑戦は避けたい。


出典:Fitness Volt(2026年10月5日)/GOODLIFT公式YouTube「Jesus Olivares HEAVIEST TESTED RAW TOTAL OF ALL TIME 1154KG」/BarBend(2023年3月27日・公式記録の経緯)

MY FITPEAK 無料会員 最新の情報を、素早くお届け。 新しい記事、筋トレ最安ナビの価格更新、FITPEAKの新商品の案内を、いちばんはやく受け取れます。 My FITPEAK に登録する

コメント

この記事について思ったことを書けます。誤解を招くのを避けるため、誘導のある宣伝、他者への中傷、個人情報、法令に反する内容は公開しません。体調や治療に関わる判断は、必ず専門家にご相談ください。