【成分表で比較】ダイエット中にカニカマはあり?カロリー・塩分・食べ方
「カニカマは低カロリーと聞くけど、ダイエット中に食べても大丈夫?」と気になっていませんか。この記事では、カニカマのカロリー・たんぱく質・塩分を成分表で確かめ、ほかの食品との比べ方と取り入れ方をまとめました。
結論:ダイエット中のカニカマは、量と塩分に気をつければ取り入れやすい食品です。
- かに風味かまぼこは可食部100gあたり89kcal、たんぱく質12.1g、脂質0.5gです
- 食塩相当量は100gあたり2.2gと多めで、食べすぎると塩分が増えやすくなります
- たんぱく質1gあたりのエネルギーは約7.4kcalで、鶏むね肉(約4.5kcal)より高めです
- 「たんぱく質を少し足す役」として使い、1日の塩分の合計で調整しましょう
エネルギーの比較(可食部100gあたり)
この記事でわかること
- カニカマ(かに風味かまぼこ)の栄養成分と、本物のかにとの違い
- ダイエット中にカニカマを選ぶよい点と注意点
- たんぱく質1gあたりのエネルギーと塩分で見た、FITPEAKの食品比較
- 塩分をとりすぎない取り入れ方の例
カニカマの栄養成分とカロリー(100gあたり)
カニカマは、食品成分表では「水産練り製品」に分類される「かに風味かまぼこ」です。かにの身ではなく、魚のすり身から作られた練り製品です。主な成分は次のとおりです。
| 成分 | かに風味かまぼこ | ずわいがに(ゆで) |
|---|---|---|
| エネルギー | 89kcal | 65kcal |
| たんぱく質 | 12.1g | 15.0g |
| 脂質 | 0.5g | 0.6g |
| 炭水化物 | 9.2g | 0.1g |
| 食塩相当量 | 2.2g | 0.6g |
| カルシウム | 120mg | — |
本物のかにと比べると、カニカマはエネルギーがやや高く、炭水化物と食塩が多いのが特徴です。これは、すり身に加えるでんぷんや調味料などによるものと考えられます。脂質はどちらも1g未満で、少ない食品です。
表の値は「可食部100g」あたりです。1本あたりの重さは商品によって違うため、食べる量は包装の表示で確かめましょう。
たとえば50g食べた場合を、成分表の値から計算しました。エネルギーは89kcal×0.5=約45kcal、たんぱく質は12.1g×0.5=約6gです。食塩相当量は2.2g×0.5=約1.1gになります。
ダイエット中にカニカマを選ぶよい点と注意点
手軽にたんぱく質をとれる一方で、塩分には注意が必要です。よい点と注意点を並べました。
| よい点 | 注意点 |
|---|---|
| 脂質が少ない(100gあたり0.5g) | 食塩相当量が100gあたり2.2gと多め |
| たんぱく質がとれる(100gあたり12.1g) | 炭水化物も100gあたり9.2g含まれる |
| 調理せずにそのまま食べられる | 手軽なぶん、つい食べすぎやすい |
| サラダや卵料理に足しやすい | マヨネーズなどを足すとエネルギーが増える |
塩分は1日の目標量と比べて考える
とくに気をつけたいのが塩分です。厚生労働省のe-ヘルスネットに、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の目標量がまとめられています。食塩相当量の目標量は、18歳以上の男性で1日7.5g未満、女性で6.5g未満です。
カニカマ100gの食塩相当量は2.2gです。FITPEAKの計算では、女性の目標量に対して2.2g÷6.5g=約34%、男性では2.2g÷7.5g=約29%になります。
同じページでは、令和5年度の国民健康・栄養調査の結果も紹介されています。20歳以上の食塩摂取量の平均は、男性10.7g、女性9.1gでした。すでに目標量を上回る人が多いので、カニカマを食べる日はほかの塩分を減らす意識が大切です。
- 汁物や漬物を控えめにする
- しょうゆやドレッシングを足しすぎない
- 高血圧や腎臓の病気などで食事の指導を受けている人は、医師や管理栄養士に相談する
カニカマとほかのたんぱく質源の比べ方
ダイエット中にたんぱく質をとりたい場合、カニカマだけに頼る必要はありません。成分表の値で比べると、それぞれ得意な点が違います。
| 食品(100gあたり) | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 |
|---|---|---|---|---|
| かに風味かまぼこ | 89kcal | 12.1g | 0.5g | 2.2g |
| 蒸しかまぼこ | 93kcal | 12.0g | 0.9g | 2.5g |
| 焼き竹輪 | 107kcal | 13.2g | 0.4g | 2.5g |
| 鶏むね(皮なし・生) | 105kcal | 23.3g | 1.9g | 0.1g |
| ずわいがに(ゆで) | 65kcal | 15.0g | 0.6g | 0.6g |
FITPEAKの比較:たんぱく質1gあたりのエネルギーと塩分
FITPEAKでは、上の表の値から「たんぱく質1gをとるのに何kcalかかるか」と「たんぱく質10gあたりの食塩相当量」を計算しました。どちらも数字が小さいほど、エネルギーや塩分を抑えてたんぱく質をとれます。
| 食品 | たんぱく質1gあたり | たんぱく質10gあたりの食塩 |
|---|---|---|
| ずわいがに(ゆで) | 65÷15.0=約4.3kcal | 約0.4g |
| 鶏むね(皮なし・生) | 105÷23.3=約4.5kcal | 約0.04g |
| かに風味かまぼこ | 89÷12.1=約7.4kcal | 約1.8g |
| 蒸しかまぼこ | 93÷12.0=約7.8kcal | 約2.1g |
| 焼き竹輪 | 107÷13.2=約8.1kcal | 約1.9g |
たんぱく質10gあたりの食塩は、「食塩相当量÷たんぱく質×10」で出しています。たとえば、かに風味かまぼこは2.2÷12.1×10=約1.8gです。
FITPEAK編集部では、この計算をもとに次のように使い分けています。
- たんぱく質をしっかりとりたい:鶏むね肉など、肉や魚を中心にする
- 調理の手間をかけたくない:カニカマを少量足す
- 塩分を控えたい:練り製品は量を決め、肉や魚と組み合わせる
価格の面からも比べたい人は、タンパク質1gあたり食品コスパランキングで確かめられます。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、毎日の食事で必要なたんぱく質をとることを大切にしています。
そのうえで、体重1kgあたり1日1.3gを超えると、筋肉の増え方の効率が悪くなるという研究も紹介しています。腎臓の機能が下がっている人などは、たんぱく質のとり方について医師に相談しましょう。
ダイエット中のカニカマの取り入れ方の例
カニカマは「主役」より「たんぱく質を少し足す役」にすると、塩分をとりすぎずに使いやすくなります。
- サラダに足す:野菜と一緒に食べると量の満足感が出やすい。ドレッシングは少なめに。
- 卵料理に混ぜる:かに玉風の炒り卵など。味つけはカニカマの塩分を考えて薄めに。
- 汁物の具にする:その日の汁物は1杯までにするなど、全体の塩分で調整する。
- 間食に少しだけ:甘いお菓子の代わりに数本、と量を決めて食べる。
- 買うときに表示を見る:同じカニカマでも、商品によってエネルギーや食塩相当量が違う。包装の栄養成分表示で、1本あたりや1パックあたりの値を比べて選ぶ。
どの食品にも言えることですが、カニカマを食べれば痩せる、というものではありません。体重は、食べた量と体を動かした量の差で変わります。
1日に必要なエネルギーは人によって違います。TDEE・PFC計算ツールで自分の目安を出してから、間食やおかずの量を決めましょう。
食事の量の決め方を指導者に相談したい人は、ダイエット目的のパーソナルジムと食事指導も参考になります。
よくある質問
カニカマは1日何本まで食べていいですか?
決まった本数はありません。1本の重さは商品によって違います。包装の栄養成分表示で食塩相当量を確かめ、1日の塩分の合計が多くなりすぎない範囲にしましょう。
カニカマは糖質が多いですか?
主食と比べれば多くありません。成分表では、かに風味かまぼこの炭水化物は100gあたり9.2gです。本物のかに(ゆでたずわいがにで0.1g)よりは多めです。
カニカマとかまぼこはどちらがダイエット向きですか?
成分表の値では、エネルギーやたんぱく質に大きな差はありません。食塩相当量はカニカマが2.2g、蒸しかまぼこが2.5g(いずれも100gあたり)です。好みと量で選びましょう。
カニカマにカニアレルギーの心配はありますか?
商品によっては、かにのエキスなどを使っていることがあります。食物アレルギーがある人は、必ず原材料表示を確かめてください。不安があれば医師に相談しましょう。
まとめ
- カニカマは100gあたり89kcal、たんぱく質12.1g、脂質0.5gの食品です
- 食塩相当量は100gあたり2.2gで、女性の1日の目標量6.5g未満の約34%にあたります
- たんぱく質1gあたりのエネルギーは約7.4kcalで、鶏むね肉より高めです
- 「たんぱく質を少し足す役」として使い、汁物や調味料で塩分を調整しましょう
- 高血圧や腎臓の病気がある人は、医師や管理栄養士に相談してください
食事と運動の両方を見直したい人は、食事の相談もできるパーソナルジムを使う方法もあります。ダイエット向けパーソナルジムのおすすめで比べています。
出典
- 文部科学省「食品成分データベース」(日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「ナトリウム」(2026年10月確認)
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」(2026年10月確認)
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