【マシン4台の例】パーソナルジムの設備と新品・中古・リースのそろえ方
パーソナルジムの設備は、1人の会員を1人のトレーナーが見る形に合わせて、少ない台数から始めます。
ジム開業ナビの試算モデル(2026年10月)のパーソナルジム15坪は、マシン4台です。初期費用1,305万円、月の費用187万円、損益分岐は46人です。
そろえ方は新品・中古・リースの3つです。大型の器具はリースか中古で月の負担を軽くし、小物は買い切りで経費にする組み合わせが基本になります。
パーソナルジムの設備:まず必要なもの・後から足すもの
- ラック(パワーラックかハーフラック)
- バーベルとプレート
- ベンチ
- ダンベル
- ケーブルマシンか多機能マシン
- マット・ストレッチ用品
- 有酸素マシン(ウォームアップ用)
- 脚のマシン(レッグプレスなど)
- 体組成計
- 音響・映像・鏡
- シャワー・ロッカー
パーソナルジムに必要な設備は、指導の内容から決める
設備は、台数を増やすほど良いわけではありません。指導の中身から逆算すると、必要なものが絞れます。
| 指導の中心 | 主な設備 | 考えること |
|---|---|---|
| 筋力アップ・ボディメイク | ラック、バーベル、ベンチ、ダンベル | 安全のため、ラックの周りに広い空間が要る |
| ダイエット・姿勢改善 | ケーブルマシン、マット、小物 | 場所をとらない器具が中心 |
| 高齢者・初心者向け | 多機能マシン、座って使うマシン | 動作が単純で、事故が起きにくいもの |
15坪の広さでは、器具の間隔と動線が先に決まります。台数の目安は試算モデルのマシン4台です。配置はパーソナルジムのレイアウト、器具の間隔はジムのマシンの間隔が参考になります。
最低限の構成の考え方はジムのマシン最低限にまとめています。業務用の機種は、メーカー・機種を比べられる無料ツールで見ておくと選びやすくなります。
新品・中古・リースの比べ方
| そろえ方 | 強み | 弱点・確かめること |
|---|---|---|
| 新品(買い取り) | 保証と保守が受けられる。長く使える | 初期費用が大きい。資金の余裕が要る |
| 中古 | 初期費用を抑えられる | 状態と保証の差が大きい。搬入と整備の費用も確認 |
| リース | 月々の負担に分けられる。初期費用を抑えられる | 契約期間中は解約しにくい。審査がある。総額は割高になりやすい |
リースの月額の目安を、近い形の参考で出します。試算モデルの24時間ジム30坪は、マシン13台で月のリースが34.3万円です。1台あたり約2.6万円で、4台なら月約10.6万円になります。これは台数で割った計算例で、機種で大きく変わります。
リースの審査や残債の考え方は、ジムマシンのリースの仕組みとリースと融資のどちらにするかが参考になります。中古の選び方はジムマシンの中古の選び方です。
買い切りの器具は、税の特例も確かめる
買い取りの場合、金額によって経費にする方法が変わります。国税庁の案内を、2026年10月26日に確認しました。
| 1個の取得価額 | 個人事業の扱い(国税庁の案内) |
|---|---|
| 10万円未満 | 業務に使い始めた年に全額を必要経費にする |
| 10万円以上20万円未満 | 一定の要件で、3年に分けて必要経費にできる |
| 10万円以上40万円未満 | 青色申告の特例で、年間300万円までを一度に必要経費にできる(令和11年3月31日までに取得) |
| 40万円以上 | 法定耐用年数にわたって分けて必要経費にする |
40万円未満は、令和8年3月31日までに取得した場合は30万円未満でした。
法人にも少額減価償却資産の特例があり、従業員400人以下などの条件があります。リースや中古の扱いは契約で変わるため、税理士に確認してください。減価償却の考え方はジムのマシンの減価償却にあります。
設備選びで失敗しやすい点
- 台数を増やしすぎる:パーソナルは1対1で使う器具が少ない。使う頻度の低い器具は場所と費用の負担になる
- 搬入の確認不足:マンションの小さなエレベーターや階段で、大型のマシンが入らないことがある
- 床と階下への配慮:重い器具や重量物の落下音は、下の階への騒音になる。物件の規約を確認する
- 保守の連絡先がない:故障したとき、誰が何日で直すかを買う前に聞く
向かない人は、初期の資金に余裕がなく、全部を新品で買う人です。まずリースか中古で台数を絞り、会員が増えてから足す順番をおすすめします。物件側の条件はパーソナルジムの物件の条件、全体の費用はパーソナルジムの開業資金にまとめています。
よくある質問
パーソナルジムの設備は、最低いくらかかりますか?
器具の数と新品か中古かで大きく変わるため、一つの金額は示せません。試算モデルの初期費用1,305万円(マシンはリース)を目安に、見積もりで確かめてください。
中古の器具だけで開業してもよいですか?
可能ですが、状態と保証の差が大きい点に注意が必要です。重要な器具は新品かリースにして、小物を中古にする組み合わせもあります。
リースと購入のどちらが得ですか?
手元の資金と事業の見通しで変わります。月の負担を軽くしたいならリース、総額を抑えたいなら購入が合う場合があります。比較はリースと融資が参考になります。
設備は何年くらい使えますか?
使い方と手入れで変わります。税の上の耐用年数は、国税庁の耐用年数表で確認してください。
出典
- 国税庁 タックスアンサー No.2100「減価償却のあらまし」(2026年10月26日確認)
- 国税庁 タックスアンサー No.5408「少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例」(2026年10月26日確認)
- ジム開業ナビ「ジム開業の費用」試算モデル(2026年10月)
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