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腕立て伏せのボリュームを回数で増やす表

【6週で27→42回】腕立て伏せのボリュームを回数で増やす表

腕立て伏せは重りを足しにくく、「先週より伸びたのか」がわかりにくい種目です。腕立て伏せのボリュームを回数と総負荷量で見える化する方法を、6週間の表で紹介します。

腕立て伏せのボリュームは、3セットの合計回数で管理し、6週かけて27回から42回へ増やすとわかりやすくなります。

  • 合計回数は毎週3回ずつ、1セット目から足していきます
  • 総負荷量にしたいときは、押す重さを自分で決めて固定します
  • 15回×3セットを正しいフォームでこなせたら、負荷の段階を上げます
  • 計算の割合は仮置きなので、絶対値より前回との比較を見ます

重量・回数・セットを入れるだけで総負荷量を自動計算します。前回の回数が記録画面に出るので、1回でも超えたかがすぐわかります。

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6週間の合計回数(3セット)

1週目
27回
2週目
30回
3週目
33回
4週目
36回
5週目
39回
6週目
42回
出典・作図: FITPEAK × Souhuka(下の表と同じ数字。1週目は10・9・8回)

この記事でわかること

  • 腕立て伏せを回数で伸ばしてよい根拠
  • 6週で27回から42回へ増やす表
  • 押す重さを仮置きして総負荷量にする計算
  • 回数が頭打ちになったときの負荷の上げ方

腕立て伏せは回数で伸ばしてよいのか

重りを足せない腕立て伏せでも、条件をそろえれば筋肉は育ちます。KINNIKU TIMESが確認した研究を3つ並べます。

研究 対象 わかったこと
Kikuchi・Nakazato 2017 男性18人、8週間 負荷をそろえた腕立て伏せとベンチは、大胸筋と上腕三頭筋の厚さが同じように増えた
Calatayud他 2015 経験豊富な大学生30人、5週間 6回が限界になる腕立て伏せは、6RMのベンチと同様に1RMと6RMが伸びた
Plotkin他 2022 筋トレ経験者43人、8週間 下半身の種目で、重量を上げる群と回数を増やす群の筋肉の厚みはほぼ同じ

3つ目は下半身の研究です。ただ、重量でなく回数で進める考え方が成り立つ根拠にはなります。

注意点もあります。3つ目の研究は、毎セット限界まで行っていました。余力を残す場合に同じ結果になるかは、確かめられていません。

6週で27回から42回へ増やす表

おすすめは「3セットの合計回数」を物差しにする方法です。1セット目から順に1回ずつ足すと、フォームを保ったまま増やせます。

週 3セットの回数 合計回数 総負荷量
1週目 10・9・8 27回 1,134kg
2週目 11・10・9 30回 1,260kg
3週目 12・11・10 33回 1,386kg
4週目 13・12・11 36回 1,512kg
5週目 14・13・12 39回 1,638kg
6週目 15・14・13 42回 1,764kg

総負荷量の列は、次の項で決める42kgを使った計算です。たとえば1週目は、42kg×27回=1,134kgになります。

この表の進め方は、重量でなく回数を足すやり方です。同じ種目で前回を超える記録が、毎回の小さな目標になります。

記録はSouhukaの記録画面で、前回の回数を見ながら入力すると超える数字が決まります。部位別グラフでは、胸の総負荷量の推移が週ごとにたどれます。

押す重さを仮置きして42kgの総負荷量にする

腕立て伏せでは、体重のうち一部を押しています。その割合は姿勢で変わるため、決まった数字はありません。

床反力計で6種類を測った研究(Ebben他 2011、男女23人)では、足を台に乗せる形が最も重く、手を台につく形とひざつきは軽くなりました。

そこで、割合を自分で決めて固定します。ここでは「体重70kgの6割」と仮置きします。

手順 計算 結果
押す重さを決める 70kg×0.6 42kg
1セットの負荷 42kg×15回 630kg
3セットの総負荷量 630kg×3セット 1,890kg

6割は正確な値ではありません。大切なのは、毎回同じ割合を使うことです。体重が変わったら、押す重さを見直します。

形が変わったときは、別の種目として記録します。

形 負荷 記録のしかた
手を台につく 軽い 別の種目にする
ひざつき 軽い 別の種目にする
通常 基準 この記事の計算
足を台に乗せる 重い 別の種目にする

フォームの確認は、3D図鑑が役立ちます。

腕立て伏せの動きを立体で確かめられます(3D種目図鑑で見る)。

手計算が面倒なときは、登録なしで総負荷量を計算するブラウザ版が使えます。

20回が楽になったら負荷の段階を上げる

回数だけで進める方法には、限界があります。1セットで20回以上できるようになったら、足を高くするなど負荷を上げるほうが効率的です。

今の状態 次の一手 理由
15回×3セットが正しいフォームでできる 次の段階へ進む 台に手をつく形からひざつき、通常へ
1セット20回以上が楽 足を台に乗せる 回数を増やし続けるより負荷が大きい
胸が床に近づかない 今の段階を続ける 浅い回数は刺激が小さい

軽い負荷でも、限界近くまで行えば筋肥大は起こりえます。Morton他(2016)は、経験者49人を12週間比べました。

軽い負荷で20〜25回の群と、重い負荷で8〜12回の群は、筋肉が同程度に増えました。

ただし、どちらも毎セット限界まで行った条件です。余裕で止める回数稼ぎは、同じ結果になるとは限りません。

向かない人もいます。手首や肩に痛みがある人は、無理に回数を追わないでください。痛みが続くときは中止し、医師や理学療法士に相談してください。息を止めやすい高血圧の人も、事前に医師へ相談しましょう。

よくある質問

腕立て伏せは毎日やってもよいですか

筋肉を育てる目的なら、週2〜3回で十分です。軽い回数なら毎日でも大きな問題は起きにくいですが、回復の日を入れたほうが回数が伸びやすくなります。

腕立て伏せは何回できれば次の段階に進みますか

15回×3セットを正しいフォームでこなせたら、次の段階が目安です。胸が床から5cmほどに近づく深さで数えます。

腕立て伏せの総負荷量は体重で計算しますか

体重の一部を押すため、体重そのままでは重すぎる数字になります。自分で割合を決めて毎回固定し、前回との比較に使うのがおすすめです。

合計回数が増えない週はどうしますか

その週は同じ回数を繰り返して構いません。睡眠不足や疲れが残る週は、セット数を1つ減らして回復を優先します。

腕立て伏せの回数と健康に関係はありますか

男性消防士1,104人の研究(Yang他 2019)では、回数が多い人ほど心血管疾患が少ない傾向でしたが、年齢とBMIで調整すると有意な差とはいえませんでした。体力の目安の一つとして受け止めてください。

まとめ

  • 腕立て伏せのボリュームは、3セットの合計回数で管理します
  • 6週で27回から42回へ、毎週3回ずつ足す表を使います
  • 総負荷量にするなら、押す重さを仮置きして固定します
  • 15回×3セットが楽になったら、足を高くして段階を上げます

毎回の回数と重さを残すと、前回を超えたかがひと目でわかります。週ごとの総負荷量も自動でまとまります。

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出典

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