【体の横を伸ばす】リフォーマーのマーメイドのやり方|間違いと段階
レッスンで「マーメイド」と言われても、どこを伸ばすのか迷う人は多いはずです。この記事では、リフォーマーのマーメイドの手順、よくある間違い、段階の選び方をまとめました。
結論:リフォーマーのマーメイドは、横向きに座ってフットバーを押し、キャリッジを出しながら体の横を伸ばす種目です。
- 背骨を長く保ったまま、弧を描くように横へ曲げます
- ばねは強くしすぎず、痛くない範囲で行います
- 体が前に倒れる、反対のお尻が浮くのがよくある間違いです
- 肩や腰に痛みがある人は、先に医師に相談してください
マーメイドの流れ(基本の形)
この記事でわかること
- リフォーマーのマーメイドで伸びる場所と使う場所
- 基本のやり方5つの手順と、よくある間違いの直し方
- やさしい形から慣れてからの形までの選び方
- 肩・腰・ひざに痛みがある人の注意点
リフォーマーのマーメイドとは?体の横を伸ばす種目
マーメイド(mermaid)は、横座りの姿勢が人魚に似ていることから名づけられた種目です。体の横を伸ばすのが目的で、マットでも行われます。
リフォーマーではキャリッジ(動く台)が動きます。腕でバーを押す力を使えるので、横への動きを大きく、なめらかにできます。
リフォーマーは、ジョセフ・ピラティスが考案した器具がもとになっています。重りの代わりに、ばねで負荷をかける形に改良されたとされます(Pilates Method Alliance)。
マーメイドは、レッスンの終盤に体をほぐす目的で入ることが多い種目です。
ばねやキャリッジのしくみは、リフォーマーピラティスとはで解説しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 姿勢 | キャリッジに横向きに座る。脚は横座り(Z字)か、あぐら |
| 動き | フットバーを押してキャリッジを出しながら、体を横へ曲げる |
| 主に伸びる場所 | 上にした腕の側のわき腹から背中の横、肩まわり |
| 主に使う場所 | バーを押す腕と肩、座った姿勢を保つおなかまわり |
| ばね | 軽め〜中くらいにすることが多い。機種によって強さの表し方が違う |
リフォーマーのマーメイドのやり方(5つの手順)
マーメイドはストレッチの要素が大きい種目です。大きく動かすより、気持ちよく伸びる範囲で、呼吸を止めずに行いましょう。
- 座る位置を決める:キャリッジの中央付近に横向きに座ります。横座りでお尻が浮くときは、あぐらにします。
- 手をバーへ:フットバー側の手を、指を軽く広げてバーにのせます。ひじは軽く伸ばしたままにします。
- 背すじを伸ばす:頭のてっぺんを天井へ引き上げるように座ります。
- 押しながら横へ:息を吐きながらバーを押し、キャリッジを出します。上の腕を耳の横に通しながら、体を横へ曲げます。
- ゆっくり戻る:ばねに引かれるまま戻らず、腕でブレーキをかけながら戻ります。
ストレッチの原則として、次の5つが示されています(e-ヘルスネット「ストレッチングの実際」)。
- 時間は最低20秒
- 伸ばす筋や部位を意識する
- 痛くなく気持ちよい程度に伸ばす
- 呼吸を止めないように意識する
- 目的に応じて部位を選択する
マーメイドでも、最後の位置で数呼吸止まるときは、痛みが出ない範囲にとどめましょう。
マーメイドのよくある間違いと直し方
横に曲げるつもりでも、体が前に倒れたり、腰で曲げたりしがちです。次の表で、自分の形を確かめてください。
| よくある間違い | 起こりやすいこと | 直し方 |
|---|---|---|
| 体が前に倒れる | 横ではなく前に伸び、わき腹が伸びにくい | 胸を正面に向けたまま、真横へ曲げる |
| 反対のお尻が浮く | 腰で無理に曲げてしまう | 動く幅を小さくし、両方のお尻で座る |
| 肩がすくむ | 首や肩が張る | バーを押す腕の肩を下げ、耳から遠ざける |
| 戻りが速い | キャリッジが強く戻り、姿勢がくずれる | 腕で受け止めながら、ゆっくり戻す |
| 伸ばしすぎる | 痛みや違和感が出る | 痛くなく気持ちよい程度で止める |
マシンの種目は、座る位置やばねの強さを自分で決めにくいものです。最初はインストラクターに見てもらうと安心できます。1回目の流れはマシンピラティス初心者ガイドで確かめられます。
マーメイドの段階:やさしい形と慣れてからの形
体の硬さや肩の動きに合わせて、3つの段階から選びます。
| 段階 | 形 | こんな人に |
|---|---|---|
| やさしい形 | あぐらで座り、キャリッジを少しだけ出す。上の腕は頭の上でなく腰に置いてもよい | 初めての人、肩が上がりにくい人 |
| 基本の形 | 横座りで、上の腕を耳の横に通しながら横へ曲げる | やさしい形で痛みが出ない人 |
| ねじりを加える | 横へ曲げたあと、胸をキャリッジ側へ少し向けてから戻る | 基本の形でお尻が浮かない人。インストラクターがいるところで |
FITPEAK編集部では、上の表とよくある間違いの表をもとに、次の確かめ方で段階を上げることをすすめています。
- やさしい形で、反対のお尻が浮かずに座れている
- 胸が正面を向いたまま、真横へ曲げられている
- 肩がすくまず、最後まで痛みが出ない
3つともできたら、基本の形へ進みます。基本の形でお尻が浮かなくなってから、ねじりを加える形を試しましょう。
マットで練習するなら、横座りかあぐらで座ります。片手を床について、反対の腕を上から横へ伸ばす形が近い動きです。キャリッジの動きがない分、伸ばす幅は小さめになります。
マーメイドで痛みがある人の注意点
- 肩の痛みや、腕を上げにくい症状がある人は、始める前に医師に相談してください。
- 腰や背中の痛み、ヘルニアなどと言われたことがある人は、横に曲げる・ねじる動きを行ってよいか医師に相談してください。
- 股関節やひざが痛む場合は、横座りを避けてあぐらや脚を伸ばした座り方に変えます。
- 妊娠中・産後の人は、マシンの種目について医師に相談してから行いましょう。
- 途中で痛みやしびれが出たら、すぐに中止してください。
よくある質問
マーメイドはどこに効きますか?
主に、上にした腕の側のわき腹から背中の横、肩まわりが伸びます。バーを押す腕と肩、座った姿勢を保つおなかまわりも使います。くびれができるなど、見た目の変化を言い切れる研究はありません。
マットのマーメイドとどう違いますか?
リフォーマーのほうが、横への動きを大きく、なめらかにできます。キャリッジが動き、腕でバーを押す力を使えるからです。マットでは床に手をついて行うため、伸ばす幅は小さめです。
体が硬くてもできますか?
できます。キャリッジを少しだけ出す、あぐらで座るなど、動く幅を小さくすれば行えます。硬い人ほど、痛くない範囲で止めることが大切です。
何回くらい行いますか?
決まった回数はありません。左右それぞれ数回ずつ、呼吸に合わせてゆっくり行うことが多いです。回数より、毎回同じ形で行えているかを意識しましょう。
まとめ
- マーメイドは、横向きに座ってキャリッジを出しながら体の横を伸ばす種目です
- 背骨を長く保ち、胸を正面に向けたまま真横へ曲げます
- ばねは強くしすぎず、痛くなく気持ちよい範囲で行いましょう
- お尻が浮かずにできてから、次の段階へ進みます
- 肩や腰に痛みがある人は、先に医師に相談してください
リフォーマーは主にスタジオで使います。通う回数で1回あたりの料金は変わるので、マシンピラティス料金比較で、ブランドごとの1回あたりと月額を比べられます。リフォーマーのあるスタジオ選びは、マシンピラティスのおすすめで比べています。
出典
- Pilates Method Alliance「The History of Pilates」(2026年10月確認)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレッチングの実際」(2026年10月確認)
あわせて読む
このジムの近くで、一緒にトレーニングする仲間を探せます
同じジムに通う人どうしで、補助やフォームチェックをし合える合トレ相手を見つけられます。写真・レベル・自己紹介を登録すると、同じ県の仲間と「合トレしたい」でつながり、チャットで日時を決められます。連絡先はお互いが承認するまで出ません。
公式LINEを友だち追加すると、合トレナビのURLが届きます(無料)。18歳以上・合トレ目的の方のみ。