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ダンベルセットのおすすめ|固定式の選び方と重さの組み方

公開 ・ FITPEAK NAVI編集部 ・ 読了目安 17分
ダンベルセットのおすすめ|固定式の選び方と重さの組み方

当ページは、楽天市場・Amazonのアフィリエイトリンクを含みます。商品の価格・レビュー・仕様は、Amazon.co.jpの各商品ページを10月25〜27日に確認した値です。購入時の価格・在庫・選択肢は、リンク先でご確認ください。

結論

固定式ダンベルのセットは、①重さの刻みを軽い側ほど細かくする、②「ラバー」「アイアン」の名前でも固定式とは限らないので、重さを変えられない型かを仕様で確かめる、③床はマットで守り、置き場はラックで決めるの3点で選びます。まず、片手の重さを4kg・8kg・12kg・16kg・20kgの5ペアにすると、総重量は120kgです。ペアごとの置き場と床の荷重も、買う前に計算しておきます。

固定式ダンベルは、重さを変えられない代わりに、握って持ち上げるまでの手数が少なく、構造が単純で、使い始めるまでが速い器具です。一方で、通販で「ダンベル セット」と探すと、固定式と、プレートを付け替える型が同じ画面に並びます。重さの刻みを決めずに買うと、数か月で「この重さでは軽い、次の重さがない」と感じやすい器具でもあります。

この記事は、固定式を選ぶと決めた人のために、種類の見分け方、重さの組み方、床と置き場に絞って整理しました。10月25日にAmazonの商品ページを確かめた3点も載せています。可変式との違いは可変式ダンベルのおすすめ、何kgが自分に合うかは自宅用ダンベルは何キロがいい?で詳しく扱っているので、ここでは深追いしません。

固定式の種類。素材より先に、重さを変えられるかを見る

固定式は、握る部分(シャフト)と重り(ヘッド)が最初から一体になっていて、購入後に重さを変えられない型です。表面の素材で、大きく3つに分けて考えます。

固定式ダンベルの4つの型 アイアン、ラバー、ネオプレン・ビニール、プレート式の4つを、素材と重さの変えられるかで分けた図固定式の見分け方表面の素材と、重さを変えられるかで分けるアイアン(金属むき出し)鉄の塊が床に直接当たる床保護はマットが前提ラバー(ゴムで全体を覆う)落としたときの傷と音をやわらげやすいネオプレン・ビニール(薄い被覆)握りやすく、軽い重さが中心Amazonでは1〜10kg級を確認プレート式(固定式ではない)名前にラバーとあってもシャフトとプレートを組む型あり
4つの分け方は編集部の整理です。プレート式の例として、IROTECのラバーダンベル20kgセットの商品ページ(10月25日確認)には、シャフトとプレートとラバーリングを組み合わせる構成が書かれています。

ここで大切なのは、素材の差よりも、重さを変えられるかどうかです。仕様欄の素材だけを見て選ぶと、固定式のつもりでプレート式を買う失敗が起きます。商品名や仕様の「セット内容」に、シャフト・プレート・ラバーリングといった部品が並んでいれば、プレート式です。

固定式の主な型と、商品ページで確認した例
型 商品ページで確認した素材の例 床への当たり方 向く使い方
アイアン 鋳鉄・鋼(金属) 金属が直接当たる。マットが前提 重さを割り切って1〜2ペアだけ置きたい
ラバー 鉄の芯をゴムで覆う型(Yes4Allの六角型は「鋳鉄、PVCコーティング、ゴムグリップ」と記載) 表面が柔らかく、傷や音をやわらげやすい 床に置く回数が多い種目
ネオプレン・ビニール Amazonベーシックの8kg版は「PVC・鋳鉄」、ビニール版は「スチール製、ビニールコーティング」と記載 被覆は薄く、落とせば響く 軽い重さの種目、ウォームアップ
プレート式 IROTECのラバー20kgセットは、シャフト・プレート・ラバーリングの組み合わせ 型によって異なる 固定式ではなく、実質は可変式

六角型と丸型。転がるかどうか

ヘッドが六角形の型は、床に置いても転がりにくく、トレーニングの合間に足元へ置くときに扱いやすい形です。Amazonベーシックのネオプレンダンベルは、商品説明で「転がり防止の六角形デザイン」と書いています。丸型は転がりやすいので、傾いた床や、ベンチの下に置く場合は避けたほうが無難です。ダンベルプレスで、座った位置から足元の左右に置く動作が多い人ほど、六角型の安心感が効きます。

「ラバー」「アイアン」と書いてあっても固定式とは限らない

通販の商品名には、「ラバーダンベル」「アイアンダンベル」「20kgセット」といった言葉が並びます。ところが、これらは表面の素材か、ダンベルの別名を表しているだけで、重さを変えられるかは別の話です。

たとえば、IROTECのラバーダンベル「20KGセット(片手10kg×2個)」は、Amazonの商品ページ(10月25日確認)の「セット内容」に、スクリューダンベルシャフト2.5kg×2本、1.25kgプレート×4枚、2.5kgプレート×4枚、ラバーリングを合わせて「合計20kg(シャフト重量含)」と書かれています。部品を組み合わせて片手10kgにする型で、買ってから組み立てる必要があります。また、同じページには「一度、組立を行った商品の返品は不可」とも書かれています。重さの刻みを細かくできる利点はありますが、届いてすぐ使える完成品の固定式とは別の商品です。

固定式のつもりで買う前の3確認

①商品ページの「セット内容」に、プレートやシャフトが並んでいないか。②「組み立て」「返品不可」の記載がないか。③「10kg×2」のような表記が、片手10kgなのか、2個で合計10kgなのか。迷ったときは、商品ページの「商品の重量」と見比べます。たとえば「10kg×2」で商品の重量が20kgなら、片手10kgの2個です。

重さの組み方。軽い側ほど細かく、重い側は広く

固定式で最もよくある後悔は、「買った重さの次が欲しいのに、買い足すとスペースも費用も増える」ことです。そこで、買う前に1段上げたときに、重さが何%増えるかを計算します。

ダンベルの重さを1段上げたときの増え方 2から20キロまで2キロ刻みで上げたときの増加率を横棒で示した図。2から4は100パーセント、18から20は11パーセント1段上げたときの増え方2kg刻みで揃えた場合(片手の重さ)2→4kg+100%4→6kg+50%6→8kg+33%8→10kg+25%10→12kg+20%12→14kg+17%14→16kg+14%16→18kg+12%18→20kg+11%赤 = 30%以上 / 黒 = 15〜29% / 緑 = 15%未満
増加率は「(次の重さ−今の重さ)÷今の重さ」の単純計算です(16→18kgは12.5%を13%と表示)。2kg刻みの組み方が適切かどうかを示すものではなく、軽い側ほど同じ2kgの差が大きく感じられることを見るための図です。

図のとおり、2kgから4kgへ上げると重さは2倍、+100%です。一方、18kgから20kgへの2kgは、+11%にすぎません。同じ2kg刻みでも、軽い側では急に重く感じ、重い側では差を感じにくくなります。そのため、軽い側は細かく、重い側は広めに刻む組み方が現実的です。目安として、次の重さが現在より15〜30%重い範囲に収まるように並べると、扱える回数が大きく崩れにくくなります。この15〜30%は編集部が置いた目安で、研究や規格の値ではありません。

片手の重さの並べ方と、1段上げたときの増え方(計算値)
並べ方 1段ごとの増え方 ペア数 向く人
2kg刻み(2〜20kg) +100%から+11% 10ペア 腕や肩の軽い種目を細かく調整したい
4kg刻み(4〜20kg) +100%から+25% 5ペア 置き場を抑えて、全身を1通り行いたい
2〜4kgは細かく、その後は4kg刻み +50%から+25% 6〜7ペア 上半身は細かく、脚は大きく動かしたい

2kg刻みで2〜20kgを揃えると10ペアになり、総重量は2×(2+4+…+20)=220kgです。4kg刻みの5ペアなら120kgです。ペアの数と総重量は、そのまま置き場の広さと床の荷重に響くので、次の節で3つの構成として比べます。種目ごとの最初の重さは、自宅用ダンベルは何キロがいい?の早見表が参考になります。

3つの構成と、総重量・費用の計算

片手の重さを5ペアで揃える3つの構成を、総重量で比べます。重さの数字は、編集部が置いた例です。

3つのダンベル構成の総重量 入門60キロ、標準120キロ、脚と背中重視144キロの総重量を比べた横棒グラフ3つの組み方の総重量片手の重さ × 2個 × 5ペアの合計A 入門 2・4・6・8・10kg60kgB 標準 4・8・12・16・20kg120kgC 脚・背中重視 6・10・14・18・24kg144kgペア数は同じ5組でも、置くラックの荷重と床の余裕が変わります
総重量は、各構成の片手の重さの合計×2(左右1組)の計算値で、ラックや台座の重さは含みません。
5ペアの3構成(片手の重さ・総重量は計算値)
構成 片手の重さ 総重量 向く人
A 入門 2・4・6・8・10kg 60kg 運動習慣を作る段階。腕・肩を中心に行う
B 標準 4・8・12・16・20kg 120kg 全身を1通り。脚や背中は16〜20kgを使う
C 脚・背中重視 6・10・14・18・24kg 144kg すでに脚や背中で20kg前後を扱う

費用の目安。1kgあたりの単価を使う

10月25日にAmazonで確かめた表示価格(下の3点)を使うと、1kgあたりの単価は次のとおりです(重さの選択肢で価格が変わるため、あくまで目安です)。

  • Amazonベーシック ネオプレン 各8kg×2個: ¥5,693÷16kg=約¥356/kg
  • Amazonベーシック ネオプレン 各6.8kg×2個: ¥5,148÷13.6kg=約¥379/kg

この単価で、構成Bの120kgを単純に掛けると、おおよそ¥42,700〜¥45,500になります(¥356/kg〜¥379/kgの範囲)。実際には、重さごとに価格が違い、軽いものほど1kgあたりが割高になりやすいので、この金額は低めの見積もりと考えるのが安全です。構成Aなら60kgなので、同じ単価で¥21,360〜¥22,740です。予算の目安はホームジムを3万円で作ると見比べると決めやすくなります。

確認した固定式ダンベル3点

10月25日に、Amazon.co.jpの商品ページで、素材・重さ・レビュー・表示価格を確かめた3点です。表示価格は重さの選択肢で変わります。

固定式ダンベルのセット(確認した3点)

レビュー件数が多い順に、仕様を確かめたものを並べました。

1位
Amazonベーシック ネオプレンダンベル 2個セット 2.3kg/5.4kg/6.8kg

Amazonベーシック ネオプレンダンベル 2個セット 2.3kg/5.4kg/6.8kg

  • レビュー平均4.5(104,336件)
  • 素材は「PVC・鋳鉄」、六角で転がりにくい。重さごとに色分け
  • 各6.8kgの選択肢で2個セット

¥5,14810月27日時点の目安

2位
Amazonベーシック ビニールダンベル 2個セット

Amazonベーシック ビニールダンベル 2個セット

  • レビュー平均4.3(29,176件)
  • スチール製でビニールコーティング、各0.9kg(画像は別の重さの写真の場合があります)
  • 軽い種目やウォームアップ向け

¥1,42210月27日時点の目安

3位
Amazonベーシック ネオプレンダンベル 鉄アレイ 六角形 2個セット(各8kg)

Amazonベーシック ネオプレンダンベル 鉄アレイ 六角形 2個セット(各8kg)

  • レビュー平均4.7(25,282件)
  • 素材は「PVC・鋳鉄」、両端キャップに重量を印字
  • 各8kg×2個セット、六角形で転がり防止

¥5,69310月27日時点の目安

順位は、10月25日に確認したレビュー件数の多い順です。広告の有無では決めていません。価格は重さの選択肢で変わります。

3点の読み方

1位のAmazonベーシック(6.8kg版)は、レビューが10万件を超え、比べる基準にしやすい商品です。3位の8kg版は、同じ系統でレビュー平均が4.7と高く、胸や背中の種目で使いやすい重さです。ただし、どちらも「その重さの1組」しか入っていません。2位のビニール版は、0.9kgと軽く、本格的な筋トレの主役ではなく、ウォームアップや肩まわりの軽い種目の補助として考えます。

床を守る。マットと置き方

固定式は、トレーニングの合間に床へ置く回数が多い器具です。置くたびに、床とヘッドが当たります。

  • 置く場所にマットを敷く: ダンベルを置く範囲は、実際に座るベンチの左右と、足元です。マットは、運動する範囲より少し広めに敷きます。選び方はトレーニングマットのおすすめで扱っています。
  • 落とす癖がある種目に注意する: ダンベルプレスやショルダープレスの終わりに、ダンベルを床へ落とす人がいます。被覆が薄いネオプレンやビニールの型は、落とせば音と振動が響き、床やダンベルの表面を傷める原因になります。静かに置く動作を身につけるほうが先です。
  • 集合住宅は音と振動を先に考える: 階下への音は、ダンベルの素材よりも、置く動作と床の構造の影響が大きくなります。ホームジムの防音対策と、賃貸の確認点はホームジムは賃貸でも作れる?を読んでください。
  • 重さの合計も確認する: 構成Bは120kg、構成Cは144kgの金属が、ラックの下の狭い範囲に集まります。床の荷重の考え方はホームジムの床は抜ける?にまとめています。

収納とラック。何ペアまでなら置けるか

固定式は、ペアの数だけ置き場が必要です。5ペアなら10個のダンベルが、床や台の上に並びます。床に直接並べると、通路をふさぎ、つまずきの原因にもなります。

  • 床に並べる: 置き場の面積は小さく済む一方で、軽い順に並べないと取り違えます。マットの上に1列で並べ、壁側に寄せます。
  • 専用ラックに置く: 2段・3段のラックなら、同じ床面積で多くのペアを置けます。ラックの耐荷重は、構成の総重量(例: 120kg)より大きいことを、商品ページで確かめます。
  • ベンチの横に置く: ダンベルプレスで座る位置から手が届く位置にあると、重さの付け替えが短い動作で済みます。ベンチの選び方はトレーニングベンチのおすすめ、部屋ごとの配置はホームジム3畳のレイアウト例が参考になります。

ダンベル単体の全長は、軽い型で約24〜26cmです(Yes4Allの六角型2.5kgは長さ24.3cm、ALEXのラバーHEX 3kgは全長25.9cmと商品ページに記載)。重い型ほどヘッドが大きくなるので、ラックの棚の奥行きと、横に並べたときの幅は、実際に買う型の寸法で測り直してください。

固定式と可変式、どちらにするかの分かれ目

どちらが優れているかではなく、何をいちばん大事にするかで決まります。

固定式と可変式の分かれ目
大事にすること 向く型 理由
セットの合間に素早く持ち替えたい 固定式 重さを変える手間がない
置き場を最小にしたい 可変式 1組で複数の重さを使える
同じ重さを複数人で同時に使う 固定式 ペアが分かれているので取り合いにならない
部品の緩みや付け外しを避けたい 固定式 購入後に組み替えない
予算を抑えて広い重さの範囲を使いたい 可変式 ペア数を増やさずに済む

可変式の選び方は可変式ダンベルのおすすめで比べられます。両方を使う人も多く、軽い種目用に固定式の1〜2ペア、重い種目用に可変式という組み合わせもあります。

買う前と、届いた日のチェックリスト

買う前

  1. 固定式か: 「セット内容」にプレートやシャフトが並んでいないか。
  2. 表記: 「10kg×2」が、片手10kgか、2個で合計10kgか。
  3. 刻み: 次の重さが、現在より15〜30%重い範囲にあるか。
  4. ペア数: 置き場の幅と奥行きに、全ペアが並ぶか。
  5. 床: 置く範囲にマットを敷けるか。
  6. 形: 六角型など、転がりにくい形か。
  7. 予算: 1kgあたりの単価で、総額を概算したか。
届いた日にやること

箱から出して、重さの印字と色が商品ページと合っているかを確かめます。左右のペアで、重さが同じかも見ます。家庭用の体重計や荷物用はかりで、片手の重さをおおよそ測れます。誤差が大きいと感じたら、販売店に連絡してください。握ったときに、グリップの継ぎ目やバリ(ざらつき)がないかも確認します。

よくある質問

固定式ダンベルは、何ペア買えばよいですか。

最初は2〜3ペアで足ります。片手の重さが4kg・8kg・12kgの3ペアなら総重量は48kgです。使い続けて足りない重さが分かった段階で買い足します。置き場と床の荷重を先に決めておくと、買い足しやすくなります。

ラバーとネオプレンは、どちらがよいですか。

床に置く回数が多いなら、表面が柔らかいラバーが扱いやすい型です。ネオプレンやビニールは被覆が薄く、軽い重さが中心です。どちらも落とせば音と振動が響くので、マットは必要です。

「ラバーダンベル20kgセット」は固定式ですか。

商品によって違います。IROTECのラバーダンベル20kgセットは、商品ページの「セット内容」にシャフト・プレート・ラバーリングが並ぶ、組み立て式でした(10月25日確認)。「セット内容」と「返品不可」の記載を確かめてください。

「10kg×2」は、片手10kgですか。

多くの場合は片手10kgを2個です。ただし、2個で合計10kgの表記もあるので、商品ページの「商品の重量」と見比べて、1個あたりの重さを必ず確認します。

固定式は、初心者に向いていますか。

重さを変える手間がなく、届いてすぐに使えるので、始めやすい型です。ただし、軽い側の刻みが粗いと、続けるうちに次の重さが欲しくなります。軽い側を細かく、重い側を広めに並べる組み方が向いています。

床にマットを敷かなくても使えますか。

置く動作が静かで、床が傷みにくい素材でも、マットを敷くほうが安心です。ダンベルを落とした場合の音と傷を抑えられます。特に集合住宅では、階下への音も考えて敷きます。

ダンベルを収納するラックは必要ですか。

2ペアまでなら、壁際の床にマットを敷いて並べる方法もあります。3ペア以上になると、ラックのほうが取り違えが少なく、通路もふさぎません。ラックの耐荷重は、構成の総重量より大きいものを選びます。

この記事は、FITPEAK NAVI編集部が、Amazon.co.jpの商品ページの公開情報をもとに作成しました。重さの組み方・費用の数値は編集部の計算例で、建物の構造・契約・安全を保証するものではありません。賃貸の場合は、管理規約・契約をご確認ください。

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