ダンベルセットのおすすめ|固定式の選び方と重さの組み方
当ページは、楽天市場・Amazonのアフィリエイトリンクを含みます。商品の価格・レビュー・仕様は、Amazon.co.jpの各商品ページを10月25〜27日に確認した値です。購入時の価格・在庫・選択肢は、リンク先でご確認ください。
固定式ダンベルのセットは、①重さの刻みを軽い側ほど細かくする、②「ラバー」「アイアン」の名前でも固定式とは限らないので、重さを変えられない型かを仕様で確かめる、③床はマットで守り、置き場はラックで決めるの3点で選びます。まず、片手の重さを4kg・8kg・12kg・16kg・20kgの5ペアにすると、総重量は120kgです。ペアごとの置き場と床の荷重も、買う前に計算しておきます。
固定式ダンベルは、重さを変えられない代わりに、握って持ち上げるまでの手数が少なく、構造が単純で、使い始めるまでが速い器具です。一方で、通販で「ダンベル セット」と探すと、固定式と、プレートを付け替える型が同じ画面に並びます。重さの刻みを決めずに買うと、数か月で「この重さでは軽い、次の重さがない」と感じやすい器具でもあります。
この記事は、固定式を選ぶと決めた人のために、種類の見分け方、重さの組み方、床と置き場に絞って整理しました。10月25日にAmazonの商品ページを確かめた3点も載せています。可変式との違いは可変式ダンベルのおすすめ、何kgが自分に合うかは自宅用ダンベルは何キロがいい?で詳しく扱っているので、ここでは深追いしません。
固定式の種類。素材より先に、重さを変えられるかを見る
固定式は、握る部分(シャフト)と重り(ヘッド)が最初から一体になっていて、購入後に重さを変えられない型です。表面の素材で、大きく3つに分けて考えます。
ここで大切なのは、素材の差よりも、重さを変えられるかどうかです。仕様欄の素材だけを見て選ぶと、固定式のつもりでプレート式を買う失敗が起きます。商品名や仕様の「セット内容」に、シャフト・プレート・ラバーリングといった部品が並んでいれば、プレート式です。
| 型 | 商品ページで確認した素材の例 | 床への当たり方 | 向く使い方 |
|---|---|---|---|
| アイアン | 鋳鉄・鋼(金属) | 金属が直接当たる。マットが前提 | 重さを割り切って1〜2ペアだけ置きたい |
| ラバー | 鉄の芯をゴムで覆う型(Yes4Allの六角型は「鋳鉄、PVCコーティング、ゴムグリップ」と記載) | 表面が柔らかく、傷や音をやわらげやすい | 床に置く回数が多い種目 |
| ネオプレン・ビニール | Amazonベーシックの8kg版は「PVC・鋳鉄」、ビニール版は「スチール製、ビニールコーティング」と記載 | 被覆は薄く、落とせば響く | 軽い重さの種目、ウォームアップ |
| プレート式 | IROTECのラバー20kgセットは、シャフト・プレート・ラバーリングの組み合わせ | 型によって異なる | 固定式ではなく、実質は可変式 |
六角型と丸型。転がるかどうか
ヘッドが六角形の型は、床に置いても転がりにくく、トレーニングの合間に足元へ置くときに扱いやすい形です。Amazonベーシックのネオプレンダンベルは、商品説明で「転がり防止の六角形デザイン」と書いています。丸型は転がりやすいので、傾いた床や、ベンチの下に置く場合は避けたほうが無難です。ダンベルプレスで、座った位置から足元の左右に置く動作が多い人ほど、六角型の安心感が効きます。
「ラバー」「アイアン」と書いてあっても固定式とは限らない
通販の商品名には、「ラバーダンベル」「アイアンダンベル」「20kgセット」といった言葉が並びます。ところが、これらは表面の素材か、ダンベルの別名を表しているだけで、重さを変えられるかは別の話です。
たとえば、IROTECのラバーダンベル「20KGセット(片手10kg×2個)」は、Amazonの商品ページ(10月25日確認)の「セット内容」に、スクリューダンベルシャフト2.5kg×2本、1.25kgプレート×4枚、2.5kgプレート×4枚、ラバーリングを合わせて「合計20kg(シャフト重量含)」と書かれています。部品を組み合わせて片手10kgにする型で、買ってから組み立てる必要があります。また、同じページには「一度、組立を行った商品の返品は不可」とも書かれています。重さの刻みを細かくできる利点はありますが、届いてすぐ使える完成品の固定式とは別の商品です。
①商品ページの「セット内容」に、プレートやシャフトが並んでいないか。②「組み立て」「返品不可」の記載がないか。③「10kg×2」のような表記が、片手10kgなのか、2個で合計10kgなのか。迷ったときは、商品ページの「商品の重量」と見比べます。たとえば「10kg×2」で商品の重量が20kgなら、片手10kgの2個です。
重さの組み方。軽い側ほど細かく、重い側は広く
固定式で最もよくある後悔は、「買った重さの次が欲しいのに、買い足すとスペースも費用も増える」ことです。そこで、買う前に1段上げたときに、重さが何%増えるかを計算します。
図のとおり、2kgから4kgへ上げると重さは2倍、+100%です。一方、18kgから20kgへの2kgは、+11%にすぎません。同じ2kg刻みでも、軽い側では急に重く感じ、重い側では差を感じにくくなります。そのため、軽い側は細かく、重い側は広めに刻む組み方が現実的です。目安として、次の重さが現在より15〜30%重い範囲に収まるように並べると、扱える回数が大きく崩れにくくなります。この15〜30%は編集部が置いた目安で、研究や規格の値ではありません。
| 並べ方 | 1段ごとの増え方 | ペア数 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 2kg刻み(2〜20kg) | +100%から+11% | 10ペア | 腕や肩の軽い種目を細かく調整したい |
| 4kg刻み(4〜20kg) | +100%から+25% | 5ペア | 置き場を抑えて、全身を1通り行いたい |
| 2〜4kgは細かく、その後は4kg刻み | +50%から+25% | 6〜7ペア | 上半身は細かく、脚は大きく動かしたい |
2kg刻みで2〜20kgを揃えると10ペアになり、総重量は2×(2+4+…+20)=220kgです。4kg刻みの5ペアなら120kgです。ペアの数と総重量は、そのまま置き場の広さと床の荷重に響くので、次の節で3つの構成として比べます。種目ごとの最初の重さは、自宅用ダンベルは何キロがいい?の早見表が参考になります。
3つの構成と、総重量・費用の計算
片手の重さを5ペアで揃える3つの構成を、総重量で比べます。重さの数字は、編集部が置いた例です。
| 構成 | 片手の重さ | 総重量 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| A 入門 | 2・4・6・8・10kg | 60kg | 運動習慣を作る段階。腕・肩を中心に行う |
| B 標準 | 4・8・12・16・20kg | 120kg | 全身を1通り。脚や背中は16〜20kgを使う |
| C 脚・背中重視 | 6・10・14・18・24kg | 144kg | すでに脚や背中で20kg前後を扱う |
費用の目安。1kgあたりの単価を使う
10月25日にAmazonで確かめた表示価格(下の3点)を使うと、1kgあたりの単価は次のとおりです(重さの選択肢で価格が変わるため、あくまで目安です)。
- Amazonベーシック ネオプレン 各8kg×2個: ¥5,693÷16kg=約¥356/kg
- Amazonベーシック ネオプレン 各6.8kg×2個: ¥5,148÷13.6kg=約¥379/kg
この単価で、構成Bの120kgを単純に掛けると、おおよそ¥42,700〜¥45,500になります(¥356/kg〜¥379/kgの範囲)。実際には、重さごとに価格が違い、軽いものほど1kgあたりが割高になりやすいので、この金額は低めの見積もりと考えるのが安全です。構成Aなら60kgなので、同じ単価で¥21,360〜¥22,740です。予算の目安はホームジムを3万円で作ると見比べると決めやすくなります。
確認した固定式ダンベル3点
10月25日に、Amazon.co.jpの商品ページで、素材・重さ・レビュー・表示価格を確かめた3点です。表示価格は重さの選択肢で変わります。
固定式ダンベルのセット(確認した3点)
レビュー件数が多い順に、仕様を確かめたものを並べました。



順位は、10月25日に確認したレビュー件数の多い順です。広告の有無では決めていません。価格は重さの選択肢で変わります。
3点の読み方
1位のAmazonベーシック(6.8kg版)は、レビューが10万件を超え、比べる基準にしやすい商品です。3位の8kg版は、同じ系統でレビュー平均が4.7と高く、胸や背中の種目で使いやすい重さです。ただし、どちらも「その重さの1組」しか入っていません。2位のビニール版は、0.9kgと軽く、本格的な筋トレの主役ではなく、ウォームアップや肩まわりの軽い種目の補助として考えます。
床を守る。マットと置き方
固定式は、トレーニングの合間に床へ置く回数が多い器具です。置くたびに、床とヘッドが当たります。
- 置く場所にマットを敷く: ダンベルを置く範囲は、実際に座るベンチの左右と、足元です。マットは、運動する範囲より少し広めに敷きます。選び方はトレーニングマットのおすすめで扱っています。
- 落とす癖がある種目に注意する: ダンベルプレスやショルダープレスの終わりに、ダンベルを床へ落とす人がいます。被覆が薄いネオプレンやビニールの型は、落とせば音と振動が響き、床やダンベルの表面を傷める原因になります。静かに置く動作を身につけるほうが先です。
- 集合住宅は音と振動を先に考える: 階下への音は、ダンベルの素材よりも、置く動作と床の構造の影響が大きくなります。ホームジムの防音対策と、賃貸の確認点はホームジムは賃貸でも作れる?を読んでください。
- 重さの合計も確認する: 構成Bは120kg、構成Cは144kgの金属が、ラックの下の狭い範囲に集まります。床の荷重の考え方はホームジムの床は抜ける?にまとめています。
収納とラック。何ペアまでなら置けるか
固定式は、ペアの数だけ置き場が必要です。5ペアなら10個のダンベルが、床や台の上に並びます。床に直接並べると、通路をふさぎ、つまずきの原因にもなります。
- 床に並べる: 置き場の面積は小さく済む一方で、軽い順に並べないと取り違えます。マットの上に1列で並べ、壁側に寄せます。
- 専用ラックに置く: 2段・3段のラックなら、同じ床面積で多くのペアを置けます。ラックの耐荷重は、構成の総重量(例: 120kg)より大きいことを、商品ページで確かめます。
- ベンチの横に置く: ダンベルプレスで座る位置から手が届く位置にあると、重さの付け替えが短い動作で済みます。ベンチの選び方はトレーニングベンチのおすすめ、部屋ごとの配置はホームジム3畳のレイアウト例が参考になります。
ダンベル単体の全長は、軽い型で約24〜26cmです(Yes4Allの六角型2.5kgは長さ24.3cm、ALEXのラバーHEX 3kgは全長25.9cmと商品ページに記載)。重い型ほどヘッドが大きくなるので、ラックの棚の奥行きと、横に並べたときの幅は、実際に買う型の寸法で測り直してください。
固定式と可変式、どちらにするかの分かれ目
どちらが優れているかではなく、何をいちばん大事にするかで決まります。
| 大事にすること | 向く型 | 理由 |
|---|---|---|
| セットの合間に素早く持ち替えたい | 固定式 | 重さを変える手間がない |
| 置き場を最小にしたい | 可変式 | 1組で複数の重さを使える |
| 同じ重さを複数人で同時に使う | 固定式 | ペアが分かれているので取り合いにならない |
| 部品の緩みや付け外しを避けたい | 固定式 | 購入後に組み替えない |
| 予算を抑えて広い重さの範囲を使いたい | 可変式 | ペア数を増やさずに済む |
可変式の選び方は可変式ダンベルのおすすめで比べられます。両方を使う人も多く、軽い種目用に固定式の1〜2ペア、重い種目用に可変式という組み合わせもあります。
買う前と、届いた日のチェックリスト
買う前
- 固定式か: 「セット内容」にプレートやシャフトが並んでいないか。
- 表記: 「10kg×2」が、片手10kgか、2個で合計10kgか。
- 刻み: 次の重さが、現在より15〜30%重い範囲にあるか。
- ペア数: 置き場の幅と奥行きに、全ペアが並ぶか。
- 床: 置く範囲にマットを敷けるか。
- 形: 六角型など、転がりにくい形か。
- 予算: 1kgあたりの単価で、総額を概算したか。
箱から出して、重さの印字と色が商品ページと合っているかを確かめます。左右のペアで、重さが同じかも見ます。家庭用の体重計や荷物用はかりで、片手の重さをおおよそ測れます。誤差が大きいと感じたら、販売店に連絡してください。握ったときに、グリップの継ぎ目やバリ(ざらつき)がないかも確認します。
よくある質問
固定式ダンベルは、何ペア買えばよいですか。
最初は2〜3ペアで足ります。片手の重さが4kg・8kg・12kgの3ペアなら総重量は48kgです。使い続けて足りない重さが分かった段階で買い足します。置き場と床の荷重を先に決めておくと、買い足しやすくなります。
ラバーとネオプレンは、どちらがよいですか。
床に置く回数が多いなら、表面が柔らかいラバーが扱いやすい型です。ネオプレンやビニールは被覆が薄く、軽い重さが中心です。どちらも落とせば音と振動が響くので、マットは必要です。
「ラバーダンベル20kgセット」は固定式ですか。
商品によって違います。IROTECのラバーダンベル20kgセットは、商品ページの「セット内容」にシャフト・プレート・ラバーリングが並ぶ、組み立て式でした(10月25日確認)。「セット内容」と「返品不可」の記載を確かめてください。
「10kg×2」は、片手10kgですか。
多くの場合は片手10kgを2個です。ただし、2個で合計10kgの表記もあるので、商品ページの「商品の重量」と見比べて、1個あたりの重さを必ず確認します。
固定式は、初心者に向いていますか。
重さを変える手間がなく、届いてすぐに使えるので、始めやすい型です。ただし、軽い側の刻みが粗いと、続けるうちに次の重さが欲しくなります。軽い側を細かく、重い側を広めに並べる組み方が向いています。
床にマットを敷かなくても使えますか。
置く動作が静かで、床が傷みにくい素材でも、マットを敷くほうが安心です。ダンベルを落とした場合の音と傷を抑えられます。特に集合住宅では、階下への音も考えて敷きます。
ダンベルを収納するラックは必要ですか。
2ペアまでなら、壁際の床にマットを敷いて並べる方法もあります。3ペア以上になると、ラックのほうが取り違えが少なく、通路もふさぎません。ラックの耐荷重は、構成の総重量より大きいものを選びます。
この記事は、FITPEAK NAVI編集部が、Amazon.co.jpの商品ページの公開情報をもとに作成しました。重さの組み方・費用の数値は編集部の計算例で、建物の構造・契約・安全を保証するものではありません。賃貸の場合は、管理規約・契約をご確認ください。
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