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ボディビル・大会速報

2026ビキニ・オリンピア展望 女王ブランキスコに歴代女王が挑む、日本のサリーアン加藤も参戦へ

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 4分
ライトアップされたラスベガスのエッフェル塔
SUMMARY|この記事の要約

2026年オリンピアのビキニ部門は、2度の優勝を誇るモーリーン・ブランキスコの防衛戦となる。アーノルド・クラシックを制したエイミー・デルガドや2024年女王らが並ぶ中、ジャパンプロ優勝のサリーアン加藤も出場資格者に名を連ねている。

9月24日に米ラスベガスで開幕する2026年オリンピアのビキニ部門は、前年女王モーリーン・ブランキスコ(Maureen Blanquisco)の防衛がかかる一戦である。出場資格を得た選手には歴代女王が複数名を連ね、日本からは8月のジャパンプロを制したサリーアン加藤も名を連ねる。大会の見どころを整理する。

ビキニ部門の審査

ビキニは、ボディビルのような筋量の大きさではなく、引き締まった体のラインや全体の均整、ステージでの見せ方を競う部門である。IFBBプロリーグの規定では、選手はグループごとに登壇し、ヘッドジャッジの指示で正面と背面のポーズを取る。順位は審査ラウンドの評価で決まり、決勝で行われる比較審査が採点対象になる場合もある。

2025年大会の振り返り

順位 選手
1位 モーリーン・ブランキスコ(フィリピン)
2位 アシュリン・リトル(米国)
3位 ジャスミン・ゴンザレス(米国)
4位 エイミー・デルガド(米国)
5位 アシュリー・カルトワッサー(米国)

ブランキスコは2022年に続く2度目の優勝で、女王の座を奪還した。一方、2024年女王のローラリー・シャパドス(Lauralie Chapados)は6位にとどまった。審査員が上位の順位付けに時間をかけるほどの接戦だったと報じられている。

動画:NPC News Online(NPC/IFBBプロリーグ公式ニュース)公式YouTubeチャンネル「2025 IFBB Bikini Olympia Champion Maureen Blanquisco Posing Routine 4K Video」

今季の勢力図:デルガドがアーノルドを制覇

2026年3月、米オハイオ州コロンバスで行われたアーノルド・クラシックのビキニ部門では、エイミー・デルガド(Aimee Delgado)が優勝し、2位にシャパドス、3位にアシュリン・リトル(Ashlyn Little)が入った。前年オリンピア4位のデルガドが今季の主要大会で結果を残したことで、上位争いは一段と読みにくくなった。

出場資格者には、3連覇(2013〜2015年)の記録を持つアシュリー・カルトワッサー(Ashley Kaltwasser)、2019年女王のエリサ・ペチーニ(Elisa Pecini)も名を連ねる。歴代女王が複数並ぶ顔ぶれは、この部門の層の厚さを物語る。

日本からサリーアン加藤が参戦

8月2日に千葉県市原市で開かれたジャパンプロでは、サリーアン加藤がビキニ部門で優勝した。2位も倉地美晴と日本勢が上位を占めた。加藤は米メディアGeneration Ironが公表した2026年オリンピアの出場資格者リストに名前が掲載されており、世界最高峰の舞台に挑む。

KINNIKU TIMESの視点

ビキニ・オリンピアで最後に連覇を果たしたのは2017〜2018年のアンジェリカ・テイシェイラ(Angelica Teixeira)で、2019年以降は毎年女王が入れ替わっている。ブランキスコが勝てば、この流れを止めることになる。ただ、前年大会の接戦ぶりやアーノルドでの結果を見る限り、デルガド、シャパドス、リトルの誰が頂点に立ってもおかしくない。日本勢にとっては、加藤が世界のトップ選手と同じステージで比較されること自体が大きな経験となる。順位だけでなく、日本のビキニ競技の現在地を測る機会としても注目したい。


出典:Fitness Volt「2025 Olympia Bikini Results」Fitness Volt「2026 Arnold Classic Bikini International Results」(2026年3月8日)Generation Iron「Every Winner of the Bikini Division at Olympia」Generation Iron「2026 Olympia Qualified Competitors」(2026年9月4日更新)IFBB Pro League「2026 Japan Pro」IFBB Pro League「Rules」