【吉野家】たんぱく質30g以上は12品、脂質・塩分・価格で選ぶ
吉野家は牛丼のイメージが強い一方で、丼・定食・鰻重まで主菜の種類が多いチェーンです。この記事では、公式の栄養成分表から並盛・一枚盛にそろえた主菜32品を、主菜の種類別に分析しました。
数字は2026年10月に確認しました。吉野家の栄養値は、公式が「配合に基づく推定値」としているものです。
吉野家の価格つき主菜32品のうち、たんぱく質30g以上は12品です。迷ったら鰻重の一枚盛です。
- たんぱく質30g以上は12品で、牛丼並盛は19.6gです
- 30g以上の12品のうち、脂質50g以上は7品です
- 30g以上で塩分3.0g以下なのは、鰻重とから揚げ丼の2品です
- 数字は配合に基づく推定値で、12品のうち1品は期間限定です
栄養成分を、たんぱく質の多い順や脂質の少ない順で確認できます(2026年10月確認)。
公式に価格がある主菜32品のうち、たんぱく質30g以上は12品
対象は、並盛・一枚盛、または盛りの表記がない主菜です。大盛や特盛などは、盛りの違いで数字が変わるため外しました。
- 公式メニューページに価格がある主菜32品を集計しました
- 特・Wが付く品(盛りや量を増やした品)、サイド、お子様セットは除きました
- 期間限定の2品(さんま定食・牛さんま定食)は含め、印を付けています
除いた品の一覧と理由は、後の章にまとめています。まず、たんぱく質の基準ごとに、何品が該当するかを見ます。
| 基準 | 該当する品数 |
|---|---|
| たんぱく質20g以上 | 25品 |
| たんぱく質25g以上 | 16品 |
| たんぱく質30g以上 | 12品 |
| たんぱく質40g以上 | 5品 |
牛丼並盛は19.6gで、20gにも届きません。30g以上に入るのは、から揚げ・牛鉄板焼肉・角煮・鰻の主菜と、期間限定の牛さんま定食です。
次の表は、30g以上の12品の全件です。たんぱく質が多い順に並べました。
| 主菜 | たんぱく質 | 脂質 | 塩分 |
|---|---|---|---|
| 牛皿・から揚げ定食 | 47.2g | 66.6g | 5.5g |
| タルタル南蛮から揚げ定食 | 45.2g | 83.5g | 6.6g |
| から揚げ定食 | 42.8g | 57.9g | 4.4g |
| 鰻重牛小鉢セット | 40.9g | 36.3g | 6.1g |
| 牛皿・牛鉄板焼肉定食 | 40.5g | 57.4g | 6.9g |
| 厚切り豚角煮牛小鉢定食 | 39.5g | 76.4g | 6.6g |
| タルタル南蛮から揚げ丼 | 34.8g | 68.7g | 4.5g |
| 牛鉄板焼肉定食 | 33.1g | 39.7g | 5.2g |
| 厚切り豚角煮定食 | 32.7g | 65.0g | 5.6g |
| から揚げ丼 | 32.4g | 43.1g | 2.3g |
| 鰻重(一枚盛) | 32.2g | 23.8g | 2.9g |
| 牛さんま定食(限定) | 31.6g | 23.3g | 4.0g |
12品の中で、たんぱく質が最も多いのは、牛皿・から揚げ定食の47.2gです。ただし、脂質も66.6gあります。
12品の中で塩分が最も高いのは、牛皿・牛鉄板焼肉定食の6.9gです。最も低いのは、から揚げ丼の2.3gです。
主菜別の平均は、定食がたんぱく質35.3gで最多、朝定食は脂質14.8gで最少
価格つき主菜32品を、6つの区分に分けて平均を出しました。区分は、定食、鰻重・鰻皿、丼、朝定食、カレー、皿です。
| 主菜 | 品数 | たんぱく質 | 脂質 |
|---|---|---|---|
| 定食 | 11品 | 35.3g | 48.3g |
| 鰻重・鰻皿 | 3品 | 33.0g | 27.7g |
| 丼 | 5品 | 24.4g | 35.9g |
| 朝定食 | 6品 | 22.0g | 14.8g |
| カレー | 4品 | 17.6g | 22.2g |
| 皿 | 3品 | 14.2g | 24.7g |
定食は、たんぱく質の平均が35.3gで、6区分の中で最も高くなりました。一方で、脂質の平均も48.3gで、6区分の中で最も高い値です。
期間限定の2品を除くと、定食9品の平均は、たんぱく質37.1g、脂質55.5gです。限定のさんま定食が、脂質の平均を下げています。
鰻重・鰻皿は、たんぱく質の平均が33.0gで、脂質の平均は27.7gです。定食より、脂質の平均は約20.5g低くなります。
朝定食は、脂質の平均が14.8gで、6区分の中で最も低くなりました。たんぱく質の平均は22.0gです。
鰻皿は、皿の主菜4品に含めた品です。たんぱく質26.0gに対して、炭水化物は8.7gです。
100kcalあたりのたんぱく質は7.72gで、32品の中で最も高くなりました。皿の主菜を集計に含めた条件での結果です。価格は1,152円です。
30g以上の代償は、脂質50g以上が7品。塩分は6.9gまで上がる
30g以上の12品のうち、脂質が50g以上なのは7品です。内訳は次のとおりです。
- から揚げ系の4品(から揚げ定食、タルタル南蛮から揚げ定食・丼、牛皿・から揚げ定食)
- 厚切り豚角煮の2品(定食、牛小鉢定食)
- 牛皿・牛鉄板焼肉定食の1品
脂質が最も多いのは、タルタル南蛮から揚げ定食の83.5gで、1,427kcalです。この2つは、32品の中でも最も高い値です。
脂質を抑えたいなら、鰻重(一枚盛)の23.8gが候補です。並盛・一枚盛にそろえた32品のうち、期間限定を除く30g以上では最も低い値です。期間限定の牛さんま定食は23.3gでさらに低いものの、今買えるとは限りません。
塩分は、30g以上の12品で2.3gから6.9gまで開く
塩分が3.0g以下なのは、鰻重(2.9g)とから揚げ丼(2.3g)の2品だけです。
12品の中で塩分が高いのは、牛皿・牛鉄板焼肉定食の6.9gです。厚切り豚角煮牛小鉢定食とタルタル南蛮から揚げ定食が、どちらも6.6gで続きます。
塩分の基準や、外食での考え方は、外食の塩分ガイドラインの記事でも整理しています。
30g以上の12品では、から揚げ丼がたんぱく質1gあたりの価格で最安
価格をたんぱく質で割ると、同じ30g以上の中でも差が出ます。次の表は、12品を1gあたりの価格が安い順に並べた全件です。
| 主菜 | 価格 | 1gあたり |
|---|---|---|
| から揚げ丼 | 619円 | 19円 |
| から揚げ定食 | 844円 | 20円 |
| タルタル南蛮から揚げ丼 | 729円 | 21円 |
| タルタル南蛮から揚げ定食 | 954円 | 21円 |
| 牛皿・から揚げ定食 | 1,064円 | 23円 |
| 牛皿・牛鉄板焼肉定食 | 1,064円 | 26円 |
| 牛さんま定食(限定) | 899円 | 28円 |
| 牛鉄板焼肉定食 | 954円 | 29円 |
| 厚切り豚角煮牛小鉢定食 | 1,429円 | 36円 |
| 厚切り豚角煮定食 | 1,207円 | 37円 |
| 鰻重牛小鉢セット | 1,568円 | 38円 |
| 鰻重(一枚盛) | 1,251円 | 39円 |
小数まで見ると、から揚げ丼が19.1円、ハムエッグ納豆定食が19.4円で、32品の中の1位と2位です。
一方、鰻重牛小鉢セットは1,568円で、12品の中で最も高くなります。1gあたりは38円です。
迷ったら、鰻重(一枚盛)
1つに絞るなら、鰻重の一枚盛です。評価の基準は、並盛・一枚盛にそろえた32品のうち、たんぱく質30g以上で、期間限定を除いて脂質が最も低いことです。
同じ基準で、これより脂質が低い品はありません。ただし、特・Wの朝定食(盛りが増える品)を含めると、脂質18〜19gでより低い品もあります。数字は次のとおりです。
- たんぱく質32.2g、脂質23.8g、塩分2.9g、718kcal
価格は1,251円で、12品のうち高いほうから3番目です。弱みは、この価格と、1gあたり39円という割高さです。
値段と塩分を優先するなら、から揚げ丼も有力です。数字は次のとおりです。
- たんぱく質32.4g、脂質43.1g、塩分2.3g、619円
弱みは脂質です。鰻重より、脂質が19.3g多くなります。
向かない人
- 千円以内で済ませたい人(鰻重は1,251円です。1,000円未満の30g以上は6品あります)
- ごはんを減らしたい人(鰻皿は炭水化物8.7gですが、たんぱく質26.0gで30gに届きません)
- 脂質をとにかく低くしたい人(朝の焼魚定食(鮭)は脂質8.2gですが、たんぱく質は17.8gです)
栄養値は配合に基づく推定値。価格がない23品と期間限定は分けて扱った
栄養成分は、公式の「メニュー別・栄養成分・アレルギー物質一覧」の数字です。資料は吉野家メニュー情報262号(2026年10月8日現在)で、公式は「配合に基づいた推定値」と表記しています。お好みの調味料類は含みません。
価格は、公式メニューページの店内価格(税込)です。栄養成分の一覧にあってメニューページに見当たらない品は、価格を入れていません。終売や一部店舗のみの可能性があり、今も買えるかは公式データでは確認できません。
そのため、価格のない主菜23品は、この記事の集計から外しました。外した23品の中には、たんぱく質30g以上の品も6品あります。
- 月見牛とじ丼、月見牛とじ御膳
- 牛皿・牛鉄板カルビ定食、牛皿・ねぎ塩豚定食、牛皿・ねぎ塩牛カルビ定食
- から揚げお新香定食
期間限定は、公式の「期間限定」カテゴリにある、さんま定食、牛さんま定食、さんま(単品)の3品です。単品はサイドなので集計外とし、定食2品は含めて印を付けました。
集計から除いたものは、次のとおりです。
- 盛りの違い:小盛、大盛、アタマの大盛、特盛、超特盛、ご飯増量、二枚盛、三枚盛、肉2倍盛
- 特・Wの付く朝定食3品(盛りや量を増やした品なので、並盛・一枚盛にそろえる基準から外しました)
- サイド(サラダ、汁物、納豆、鮭、小鉢、から揚げ1個、さんま単品)とお子様セット。ただし、皿の主菜4品(鰻皿・牛皿・豚皿・牛鉄板焼肉皿)は含めました
- スタミナ超特盛丼(超特盛にあたるため除外)
- ねぎ玉牛丼などのトッピング系(公式一覧に単独の行がありません)
除いた朝定食3品は、いずれもたんぱく質が30gを超えます。数字は次の表のとおりです。
| 品 | たんぱく質 | 脂質 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 特朝定食(鮭) | 31.7g | 18.0g | 630円 |
| Wハムエッグ納豆定食 | 33.4g | 19.1g | 567円 |
| Wハムエッグ牛小鉢定食 | 32.1g | 25.9g | 666円 |
「30g以上は12品」は、並盛・一枚盛にそろえ、価格のある品に絞った条件での数字です。
よくある質問
吉野家の牛丼並盛は、たんぱく質30gに届きますか。
届きません。牛丼並盛は19.6gで、脂質は23.6g、塩分は2.5gです。牛丼4社の比較は、牛丼チェーンの記事で整理しています。
30g以上で、いちばん安い品はどれですか。
この集計の12品では、から揚げ丼の619円です。たんぱく質は32.4g、脂質は43.1gです。1gあたりの価格も、12品の中で最も低くなります。
塩分を抑えたい場合は、どれを選べばよいですか。
30g以上で塩分3.0g以下なのは、鰻重(一枚盛)とから揚げ丼の2品です。12品の中で最も高いのは、牛皿・牛鉄板焼肉定食の6.9gです。
この数字は、実際の1食と一致しますか。
公式が「配合に基づいた推定値」としているため、一致するとは限りません。調味料類も含まれないので、目安として使ってください。
期間限定のさんま定食は、今も買えますか。
公式データでは、販売の有無は確認できません。さんま定食と牛さんま定食は期間限定の扱いなので、今買えるとは限らないものとして見てください。
まとめ
吉野家の価格つき主菜32品のうち、たんぱく質30g以上は12品でした。迷ったら、並盛・一枚盛にそろえた中で、期間限定を除いて脂質が最も低い、鰻重(一枚盛)です。
代償は、から揚げ系や角煮の脂質50g以上と、定食の塩分です。価格を優先するなら、から揚げ丼が1gあたり最安です。数字は配合に基づく推定値です。
店に入る前に、候補を2〜3品に絞っておくと選びやすくなります(2026年10月確認)。
出典
- 吉野家公式サイト 鰻重(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 鰻重牛小鉢セット(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト から揚げ丼(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト タルタル南蛮から揚げ丼(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト から揚げ定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト タルタル南蛮から揚げ定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 牛皿・から揚げ定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 牛鉄板焼肉定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 牛皿・牛鉄板焼肉定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 厚切り豚角煮定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 厚切り豚角煮牛小鉢定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 牛さんま定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト さんま定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 鰻皿(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 牛丼(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 焼魚定食(鮭)(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト ハムエッグ納豆定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト 特朝定食(鮭)(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト Wハムエッグ納豆定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト Wハムエッグ牛小鉢定食(2026年10月確認)
- 吉野家公式サイト メニュー別・栄養成分・アレルギー物質一覧(PDF)(2026年10月確認)
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