ミズ・オリンピア6連覇のアンドレア・ショーとは 歴代3位タイの女王が見据える「7度目」
女子ボディビルの最高峰ミズ・オリンピアを、2020年から2025年まで6連覇したのがアンドレア・ショーである。通算6回の優勝はアイリス・カイル(10回)、レンダ・マレー(8回)に次ぐ歴代3位タイで、本人は2026年3月時点で7連覇を目標に掲げていた。
女子ボディビルの最高峰「ミズ・オリンピア(Ms. Olympia)」を2020年から2025年まで6連覇したのが、米国のアンドレア・ショー(Andrea Shaw)である。通算6回の優勝は、アイリス・カイル(10回)、レンダ・マレー(8回)に次ぐ歴代3位タイの記録だ。2026年のオリンピアは9月24日に米ラスベガスで開幕し、公式スケジュールではミズ・オリンピアの決勝が25日(現地時間)の夜に組まれている。
ミズ・オリンピアの歴代最多優勝は誰?
ミズ・オリンピアは1980年に始まった女子ボディビルの世界最高峰大会である。複数回優勝した主な選手は次のとおりだ。
| 選手 | 優勝回数 | 優勝年 |
|---|---|---|
| アイリス・カイル(Iris Kyle) | 10回 | 2001、2004、2006〜2014年 |
| レンダ・マレー(Lenda Murray) | 8回 | 1990〜1995、2002〜2003年 |
| コリー・エバーソン(Cory Everson) | 6回 | 1984〜1989年 |
| アンドレア・ショー | 6回 | 2020〜2025年 |
直近2大会の上位は?
ショーは2024年、2025年ともに優勝賞金5万ドルを手にした。上位3人は次のとおりである。
| 年 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | アンドレア・ショー | アシュリー・リネット・ジョーンズ(Ashley Lynnette Jones) | レイビナ・バロス(Leyvina Barros) |
| 2024年 | アンドレア・ショー | アンジェラ・ヨー(Angela Yeo) | アシュリー・リネット・ジョーンズ |
体操とチアから始まった経歴
ショーは1983年12月18日生まれで、米ミシガン州で育った。少女時代は体操と競技チアリーディングに取り組み、ウェイン州立大学で運動・スポーツ科学の学位を取得した。その後は医療分野で勤務し、理学療法関連の仕事にも就いていた。プロ転向後は、女子ボディビルの大型大会「ライジング・フェニックス世界選手権」でも5回優勝している。2025年シーズンは拠点を米アリゾナ州に移し、コーチのダミアン・セゴビア(Damian Segovia)氏のもとで調整した。
「7度目」へ何を語っているか
2025年の優勝後、引退について問われたショーは「アイリスから命令を受けた。記録を破れ、と」と語り、現役続行の意向を示した。2026年3月のマッスル・インサイダー誌のインタビューでは7連覇を目標に掲げ、「体にあと10%の磨きを加えるために何ができるかを探っている」と述べている。同年はフィギュア・オリンピア8回優勝のシドニー・ギロン(Cydney Gillon)氏と、プロ大会「トリプルオー・ダイナスティ・プロ」を共催するなど、競技の外でも女子ボディビルの普及に動いている。なお、本稿執筆時点で、公式サイト上の2026年出場者リストは確認できていない。
よくある質問
アンドレア・ショーは何連覇している?
ミズ・オリンピアを2020年から2025年まで6連覇している。通算6回はコリー・エバーソンと並ぶ歴代3位タイである。
2026年のミズ・オリンピア決勝は日本時間でいつ?
公式スケジュールでは9月25日午後6時(現地時間)開始の金曜決勝内で行われ、日本時間では26日午前10時からとなる。配信方法はこちらの記事にまとめている。
KINNIKU TIMESの視点
ショーが語る「あと10%の磨き」は、頂点に立った選手ほど、大きな伸びではなく細部の質で勝負することを表している。一般のトレーニーも、経験を積むほど筋肉の増え方は緩やかになる。その段階では、弱い部位に絞って種目やセット数を調整し、写真や計測で小さな変化を追うことが継続の力になる。女子ボディビルは日本で注目される機会が少ないが、今年は全部門が無料配信される。男子とは異なる審査の観点を知るよい機会といえる。
出典:Fitness Volt(2025年の優勝報道)/Muscle Insider(2026年3月24日)/Olympia公式スケジュール/Wikipedia「Ms. Olympia」/Wikipedia「Andrea Shaw」/Wikipedia「2025 Mr. Olympia」