ウーマンズフィジーク・オリンピア2026展望 女王コエーリョに4度優勝のビジェガスが挑む
2026年のウーマンズフィジーク・オリンピアは日本時間9月26日10時に決勝を迎え、前年女王コエーリョと4度優勝のビジェガスを含む16人が出場する。2020年以降の6大会はこの2人が優勝を分け合っており、今年も一騎打ちの構図となる。
2026年のウーマンズフィジーク・オリンピアは、米ラスベガスで現地時間9月25日(日本時間26日)に予選と決勝が行われる。IFBBプロリーグ(IFBB Pro League)が公表した出場者は16人。前年女王のナタリア・アブラハム・コエーリョ(Natalia Abraham Coelho)と、同部門で4度の優勝経験を持つサラ・ビジェガス(Sarah Villegas)がそろって名を連ね、2020年以降優勝を分け合ってきた2人が再び頂点を争う構図となった。
日本時間では何時から? 2026年の日程
大会を中継するオリンピアTV(OlympiaTV)が公表したスケジュールによると、ウーマンズフィジークは9月25日の朝に予選、同日夜に決勝を行う。予選はラスベガス・コンベンションセンター、決勝はオーリンズ・アリーナが会場である。同じ日の朝には212級、クラシックフィジーク、フィギュア、ミズ・オリンピア、ウェルネスの予選も組まれている。
| 区分 | 現地時間(太平洋夏時間) | 日本時間 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 予選 | 9月25日 9:30 | 9月26日 1:30 | ラスベガス・コンベンションセンター |
| 決勝 | 9月25日 18:00 | 9月26日 10:00 | オーリンズ・アリーナ |
配信の見方は2026オリンピアの無料配信と日本時間の記事で詳しく紹介している。
2025年の結果は? コエーリョが女王に返り咲き
2025年大会のウーマンズフィジークは2025年10月10日に行われ、コエーリョが優勝した。2022年以来2度目の戴冠で、3連覇を狙ったビジェガスは2位だった。上位5人と賞金は次のとおりである。
| 順位 | 選手 | 賞金 |
|---|---|---|
| 1位 | ナタリア・アブラハム・コエーリョ | 5万ドル |
| 2位 | サラ・ビジェガス | 2万ドル |
| 3位 | ザマ・ベンタ(Zama Benta) | 1万2,000ドル |
| 4位 | ブリタニー・ヘレーラ(Brittany Herrera) | 7,000ドル |
| 5位 | シェロニカ・ヘントン(Sheronica Henton) | 6,000ドル |
歴代女王はビジェガス4回、コエーリョ2回
直近6大会の優勝者を並べると、2人の「一騎打ち」の歴史がはっきりする。ビジェガスは2020年、2021年、2023年、2024年に優勝。コエーリョは2022年と2025年に勝ち、2024年大会ではビジェガスに次ぐ2位だった。
| 年 | 優勝者 |
|---|---|
| 2020年 | サラ・ビジェガス |
| 2021年 | サラ・ビジェガス |
| 2022年 | ナタリア・アブラハム・コエーリョ |
| 2023年 | サラ・ビジェガス |
| 2024年 | サラ・ビジェガス |
| 2025年 | ナタリア・アブラハム・コエーリョ |
コエーリョが勝てば自身初の連覇、ビジェガスが勝てば5度目の優勝となる。
注目選手は? 上位常連と16人の顔ぶれ
2025年の上位5人のうち、コエーリョ、ビジェガス、3位のベンタ、5位のヘントンの4人が今年も出場する。ヘントンは2024年大会で3位に入っており、上位争いの常連である。一方、2025年4位のヘレーラは今年の出場者リストに名前がない。
IFBBプロリーグの出場者リストに記載された国・地域別では、米国7人、ブラジル3人、スペイン2人、チェコ、カナダ、チリ、中国が各1人。アジアからは中国のホン・ヤン(Hong Yan)が出場する。
女子のボディビル部門にあたるミズ・オリンピアの女王についてはアンドレア・ショーの特集記事も参照されたい。
よくある質問
2026年ウーマンズフィジーク・オリンピアの決勝は日本時間で何時?
日本時間9月26日の10時(現地時間9月25日18時)に始まる。予選は同日1時30分からである。
前回(2025年)の女王は誰?
ナタリア・アブラハム・コエーリョである。2022年に続く2度目の優勝で、2位はサラ・ビジェガスだった。
出場選手は何人?
IFBBプロリーグの公表リストでは16人である。前年上位5人のうち4人が出場する。
KINNIKU TIMESの視点
この部門は2020年以降、ビジェガスとコエーリョの2人しか優勝していない。観戦するなら、決勝の結果だけでなく、予選の比較審査で2人がどの順番で並べられ、何度呼ばれるかに注目したい。比較の回数と組み合わせから、審査員がどこを評価しているかが見えてくる。
トレーニングをする側としては、トップ選手の体を「完成形」と見るより、1年ごとに順位が入れ替わるほど僅差の世界であることを知るのが参考になる。ステージ上のわずかな仕上がりの差が勝敗を分ける以上、日々の練習でも体重や見た目の小さな変化を記録し続けることが、自分の体づくりの精度を上げる近道である。
出典:IFBB Pro League「2026 Olympia Competitors」/OlympiaTV「2026 Olympia Free Livestream」/Fitness Volt(2025年10月)/Generation Iron(2024年10月)/Wikipedia「2025 Mr. Olympia」