ミスター・オリンピア歴代王者、最多はハニーとコールマンの8連覇
ミスター・オリンピア(男子ボディビルディング オープン部門)は1965年の創設以来、通算最多優勝はリー・ハニーとロニー・コールマンの8回で並ぶ。2026年大会ではニック・ウォーカーが新王者となり、歴代優勝者の系譜に名を連ねた。
世界最高峰の男子ボディビルディング大会「ミスター・オリンピア」オープン部門は、1965年9月18日にニューヨークで初開催されてから60年以上の歴史を刻んできた。2026年大会ではニック・ウォーカーが新王者となり、歴代優勝者の系譜に名を連ねた。ここでは、大会創設からの主な歴代王者と記録を整理する。

ミスター・オリンピアとは
ミスター・オリンピアは、プロボディビル団体「IFBBプロリーグ」が主催する年間最高峰の大会である。現在は男子オープン(通称「ミスター・オリンピア」)のほか、212、クラシックフィジーク、メンズフィジークなど複数部門が同時開催されているが、本記事では最も歴史の長いオープン部門の王者を扱う。
大会の歴史:1965年の創設から
大会は1965年、頂点を決める大会として創設された。初代王者はラリー・スコット(Larry Scott)で、1965年・1966年の2連覇を果たした。その後、セルジオ・オリバ(Sergio Oliva)の3連覇(1967〜1969年)を経て、1970年代にはアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)が優勝を重ね、大会と競技の知名度を大きく押し上げた。
通算最多優勝は8回:リー・ハニーとロニー・コールマン
歴代の通算優勝回数で並んで最多となっているのが、1984年から1991年まで8年連続で優勝したリー・ハニー(Lee Haney)と、1998年から2005年まで8年連続で優勝したロニー・コールマン(Ronnie Coleman)である。両者とも在位期間中は一度も王座を明け渡さず、大会史上最長となる8連覇を達成した。
アーノルド・シュワルツェネッガーの7回優勝
アーノルド・シュワルツェネッガーは1970年から1975年まで6年連続で優勝した後、1976年はフランコ・コロンブ(Franco Columbu)に敗れて一度王座を退いた。1980年に競技へ復帰して優勝を果たし、通算7回の優勝を記録した。連続優勝の記録では、ハニーとコールマンの8連覇に次ぐ歴代2位である。
主な歴代王者一覧
| 年 | 優勝者 | 通算優勝回数 |
|---|---|---|
| 1965〜1966年 | ラリー・スコット | 2回 |
| 1967〜1969年 | セルジオ・オリバ | 3回 |
| 1970〜1975年、1980年 | アーノルド・シュワルツェネッガー | 7回 |
| 1977〜1979年 | フランク・ゼーン | 3回 |
| 1984〜1991年 | リー・ハニー | 8回 |
| 1992〜1997年 | ドリアン・イェーツ | 6回 |
| 1998〜2005年 | ロニー・コールマン | 8回 |
| 2011〜2017年 | フィル・ヒース | 7回 |
| 2020〜2021年 | マムドゥ・エルスビアイ(通称:ビッグ・ラミー) | 2回 |
| 2023年、2025年 | デレク・ランスフォード | 2回 |
| 2024年 | サムソン・ダウダ | 1回 |
| 2026年 | ニック・ウォーカー | 1回(現王者) |
2026年大会と直近の王者たち
2018年以降は、ショーン・ローデン、ブランドン・カリー、マムドゥ・エルスビアイ、ハディ・チョーパン(Hadi Choopan)、デレク・ランスフォード、サムソン・ダウダと、毎年のように新しい顔ぶれが王座に就いている。2026年大会では、これまで頂点に届かなかったニック・ウォーカーが新王者となり、2度の王者経験を持つランスフォードは3位にとどまった。詳しい2026年大会の結果は、KINNIKU TIMESの「2026年ミスター・オリンピア全12部門結果まとめ」で確認できる。
よくある質問
ミスター・オリンピアは男子ボディビルディングの部門だけか
いいえ。現在は男子オープンのほか、212、クラシックフィジーク、メンズフィジーク、ビキニ、フィギュアなど複数部門が同時開催されている。本記事で扱ったのは、そのうち最も歴史が長い男子オープン部門(通称「ミスター・オリンピア」)の王者である。
最多連覇記録は何連覇か
リー・ハニー(1984〜1991年)とロニー・コールマン(1998〜2005年)がともに8年連続優勝で、大会史上最長の連覇記録を保持している。
KINNIKU TIMESの視点
60年を超えるミスター・オリンピアの歴史を振り返ると、8連覇を果たした絶対王者がいる一方で、2010年代後半以降は毎年のように新王者が誕生するなど、時代によって勢力図が大きく変わってきたことが分かる。2026年の新王者ニック・ウォーカーが今後どこまで連覇を伸ばせるか、来年以降の大会にも注目したい。
出典:FitnessVolt「Every Mr. Olympia (Men's Open Division) Winner Since 1965」/Wikipedia「Mr. Olympia」
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