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ボディビル・大会

オリンピア最多優勝は8回 リー・ヘイニーとロニー・コールマン、2人の王者の実績

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 5分
木のテーブルに並んだ銅色のトロフィー
SUMMARY|この記事の要約

ミスター・オリンピアの最多優勝は8回で、リー・ヘイニー(1984〜1991年)とロニー・コールマン(1998〜2005年)の2人がともに8連覇で並んでいる。シュワルツェネッガーとフィル・ヒースの7回、ドリアン・イエーツの6回が続き、現王者ランスフォードは通算2回である。

ミスター・オリンピアの最多優勝記録は8回で、リー・ヘイニー(Lee Haney)とロニー・コールマン(Ronnie Coleman)の2人が並んでいる。ヘイニーは1984年から1991年、コールマンは1998年から2005年に、それぞれ8連覇を達成した。1965年に始まった大会の60年を超える歴史で、この記録に届いた選手はほかにいない。2026年大会の開幕を前に、2人の王者の実績を振り返る。

動画:ロニー・コールマン公式YouTubeチャンネル「Ronnie Coleman's CHAMPION Mentality 1998-2005」

オリンピア歴代優勝回数ランキング

ミスター・オリンピアは1965年9月18日にニューヨークで第1回が開かれ、ラリー・スコット(Larry Scott)が初代王者となった。以降、毎年開催されてきた大会で、優勝回数の上位は次のとおりである。

選手 優勝回数 優勝した年
リー・ヘイニー 8回 1984〜1991年
ロニー・コールマン 8回 1998〜2005年
アーノルド・シュワルツェネッガー 7回 1970〜1975年、1980年
フィル・ヒース 7回 2011〜2017年
ドリアン・イエーツ 6回 1992〜1997年
ジェイ・カトラー 4回 2006、2007、2009、2010年

注目すべきは、1984年から2005年までの22年間のうち、ヘイニー、イエーツ、コールマンの3人だけで22回すべての優勝を分け合った点である。現王者のデレク・ランスフォード(Derek Lunsford)は2023年と2025年に優勝しており、通算2回となっている。

リー・ヘイニー:24歳で頂点に立ち8連覇

ヘイニーは1959年11月11日、米サウスカロライナ州スパータンバーグ生まれ。身長は約180cm。アマチュア時代の1982年に全米選手権のヘビー級と総合優勝、世界アマチュア選手権のヘビー級優勝を果たし、プロに転向した。

1984年、24歳でミスター・オリンピアを初制覇すると、1991年まで一度も王座を譲らなかった。「筋肉は追い込み過ぎず、刺激を与えよ(Train to stimulate, not annihilate)」という言葉で知られ、引退後の1999年から2002年には、当時のクリントン大統領の任命で「大統領体力・スポーツ評議会」の議長を務めた。

ロニー・コールマン:警察官から「史上最高」と呼ばれる王者へ

コールマンは1964年5月13日、米ルイジアナ州モンロー生まれ。身長は約180cm、大会時の体重は130〜136kgに達した。1989年から2000年まではテキサス州アーリントンで警察官として勤務しながら競技を続けた異色の経歴を持つ。

プロ初優勝は1995年のカナダ・プロカップ。1998年にミスター・オリンピアを初制覇し、2005年まで8連覇を果たした。2001年にはアーノルド・クラシックも制している。IFBBプロでの優勝は通算26回に上る。

トレーニングでは、800ポンド(約363kg)のデッドリフトを2000年に、同重量のスクワットを2003年に、いずれも2回挙げたことで知られ、競技者としてだけでなく怪力の持ち主としても語り継がれている。最後の出場は2007年のオリンピアで4位だった。2018年にはその半生を描いたドキュメンタリー「Ronnie Coleman: The King」がNetflixで公開された。

よくある質問

ミスター・オリンピアで一番多く優勝したのは誰?

リー・ヘイニーとロニー・コールマンの2人で、ともに8回優勝している。いずれも8年連続での達成である。

シュワルツェネッガーは何回優勝した?

アーノルド・シュワルツェネッガーは1970〜1975年と1980年の計7回優勝している。7回はフィル・ヒースと並び歴代3位タイである。

現王者ランスフォードは何回優勝している?

デレク・ランスフォードの優勝は2023年と2025年の2回である。最多記録の8回とはまだ大きな差がある。

KINNIKU TIMESの視点

8連覇という数字の重みは、毎年のように新しい挑戦者が現れるボディビルの世界で、8年間ピークを保ち続けたことにある。ヘイニーの「追い込み過ぎない」という考え方は、けがを避けながら長く続けることの大切さを、コールマンの警察官との両立は、限られた時間でも積み重ねれば頂点に届くことを示している。一般のトレーニーにとっても、長期間けがなく継続すること自体が最大の武器である。今週末の2026年オリンピア・オープン部門で誰が歴史に名を刻むのか注目したい。プロ通算の優勝回数ではデクスター・ジャクソンの記録も合わせて読むと理解が深まる。


出典:Wikipedia「Mr. Olympia」Wikipedia「Lee Haney」Wikipedia「Ronnie Coleman」Ronnie Coleman公式YouTubeチャンネル(いずれも2026年9月23日閲覧)