ロニー・コールマンとは ミスター・オリンピア8連覇、警察官から頂点へ
ロニー・コールマンは1998〜2005年にミスター・オリンピアを8連覇し、IFBBプロ大会で通算26勝を挙げた米国のボディビルダーである。元テキサス州アーリントンの警察官で、オリンピア初出場の16位から6年で頂点に立った。
ロニー・コールマン(Ronnie Coleman)は、1998年から2005年までミスター・オリンピアを8連覇し、IFBBプロ大会で通算26勝を挙げた米国のボディビルダーである。米ラスベガスで9月24〜27日に開かれている2026年オリンピアの審査を前に、同じく8度の優勝を誇るリー・ヘイニー(Lee Haney)がサムソン・ダウダ(Samson Dauda)を「ロニー・コールマンに最も近い存在」と評したと米専門メディアFitness Voltが9月24日に伝え、改めてその名が注目を集めている。
ロニー・コールマンのプロフィールは?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | ロナルド・ディーン・コールマン(Ronald Dean Coleman) |
| 生年月日・出身 | 1964年5月13日、米ルイジアナ州モンロー |
| 身長 | 180cm |
| 大会時の体重 | 約130〜136kg |
| 学歴 | グランブリング州立大学(会計学、1989年卒) |
| 主な実績 | ミスター・オリンピア8回(1998〜2005年)、アーノルド・クラシック優勝(2001年)、IFBBプロ通算26勝 |
警察官からボディビルの頂点へ
大学卒業後、コールマンはテキサス州アーリントンで1989年から2000年まで警察官として勤務した。1991年にはIFBB世界アマチュア選手権のヘビー級で優勝し、プロの道に進む。ただしプロ転向後すぐに勝てたわけではなく、初のプロ優勝は1995年のカナダ・プロカップだった。
オリンピアの成績は?下位からの逆転劇
コールマンのオリンピアでの成績は、若手時代の低迷から一気に頂点へ駆け上がった軌跡として知られる。
| 年 | 順位 |
|---|---|
| 1992年 | 16位 |
| 1994年 | 15位 |
| 1995年 | 11位 |
| 1996年 | 6位 |
| 1997年 | 9位 |
| 1998〜2005年 | 優勝(8連覇) |
| 2006年 | 2位(優勝はジェイ・カトラー) |
| 2007年 | 4位 |
8回の優勝はリー・ヘイニーと並ぶ歴代最多タイ記録である。2006年、それまで4度にわたり2位に甘んじていたジェイ・カトラー(Jay Cutler)に敗れ、連覇が止まった(ジェイ・カトラーのプロフィール)。ヘイニーとの比較はオリンピア8度制覇の2人を比べた記事で詳しく紹介している。
スクワット363kg×2回の怪力
コールマンはステージ上の筋量に加え、トレーニングでの圧倒的な重量でも知られる。スクワットとデッドリフトでそれぞれ800ポンド(約363kg)を2回挙げた記録が残る。本人の公式YouTubeチャンネルでは、この800ポンドのスクワットの映像も公開されている。2018年には半生を追ったドキュメンタリー『Ronnie Coleman: The King』がNetflixで公開された。
よくある質問
ロニー・コールマンはミスター・オリンピアで何回優勝した?
1998年から2005年まで8回連続で優勝した。8回はリー・ヘイニーと並ぶ歴代最多タイである。
ロニー・コールマンの前職は?
テキサス州アーリントンの警察官である。1989年から2000年まで警察官として勤務しながら競技を続けた。
ロニー・コールマンのスクワットの記録は?
800ポンド(約363kg)を2回挙げた記録が知られる。デッドリフトでも同じ重量で2回を記録している。
KINNIKU TIMESの視点
コールマンの経歴で見落とされがちなのは、1992年にオリンピアへ初出場してから優勝までに6年かかった遅咲きの選手だという点である。警察官として働きながら競技を続け、16位から頂点に立った道のりは、結果がすぐに出ずに焦る一般のトレーニーにとっても励みになる。一方、超高重量の記録は長年の積み重ねの上にあるもので、まねをするより、自分の体力に合った重量で継続することの方がはるかに重要だ。今年のオリンピアでヘイニーが「コールマンに最も近い」と評したダウダがどんな体を見せるのかにも注目したい(2026オリンピア・オープン展望)。
出典:Wikipedia「Ronnie Coleman」/Fitness Volt「Flex Wheeler and Lee Haney Back Samson Dauda to Win 2026 Mr. Olympia」(2026年9月24日)/Ronnie Coleman公式YouTubeチャンネル