デクスター・ジャクソンが国際スポーツ殿堂入り オリンピア王者で7人目、プロ29勝の名選手
2008年のミスター・オリンピア王者デクスター・ジャクソンが、2026年9月26日(現地時間)に国際スポーツ殿堂入りし、同殿堂に入るミスター・オリンピア王者は7人目となる。プロ29勝、オリンピア出場21回という長い競技生活が評価された。
2008年のミスター・オリンピア王者デクスター・ジャクソン(Dexter Jackson)が、国際スポーツ殿堂(International Sports Hall of Fame)入りする。式典は2026年9月26日(現地時間)、米ラスベガスのパームス・カジノ・リゾートで、オリンピア大会の期間中に開かれる。同殿堂に選ばれるミスター・オリンピア王者はジャクソンで7人目となる。
国際スポーツ殿堂とは?2026年は誰が選ばれた?
国際スポーツ殿堂は2012年にロバート・ゴールドマン(Robert Goldman)博士が創設した。競技での功績に加え、慈善活動やリーダーシップを通じた社会への貢献も選考の基準としている。2026年の殿堂入りは次の顔ぶれである。
| 殿堂入り | 競技 |
|---|---|
| デクスター・ジャクソン | ボディビル |
| ガルリ・カスパロフ(Garry Kasparov) | チェス |
| フォレスト・グリフィン(Forrest Griffin) | 総合格闘技(UFC) |
| エリック・ディッカーソン(Eric Dickerson) | アメリカンフットボール(NFL) |
| ヴィトミル・マリチッチ(Vitomir Maričić) | フリーダイビング |
| ハーレム・グローブトロッターズ | バスケットボール(100年の歴史を顕彰) |
ボディビル界からは、これまでにアーノルド・シュワルツェネッガー、フランコ・コロンブ、リー・ヘイニー、ロニー・コールマン、ジェイ・カトラー、フィル・ヒースの6人のミスター・オリンピア王者が殿堂入りしている。
デクスター・ジャクソンの主な実績は?
「ザ・ブレード(The Blade)」の愛称で知られるジャクソンは、身長165cmと小柄ながら、仕上がりの良さと均整の取れた体で20年以上トップ戦線に立ち続けた。
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 生年・出身 | 1969年11月25日、米フロリダ州ジャクソンビル |
| ミスター・オリンピア | 2008年優勝(ジェイ・カトラーを破る) |
| アーノルド・クラシック | 5回優勝(2005、2006、2008、2013、2015年)=大会最多 |
| IFBBプロ大会の優勝 | 29回(男子オープン部門の最多) |
| オリンピア出場 | 21回(最多記録) |
| 最後のオリンピア | 2020年(9位) |
49歳8カ月でプロ大会を制した記録は、男子オープン部門の優勝者として歴代2番目の年長記録である。2026年3月には、アーノルド・クラシックでシュワルツェネッガー本人から生涯功労賞を贈られている。
式典はいつ?オリンピアとの日程
式典は9月26日午前11時30分から午後2時まで(日本時間27日午前3時30分〜6時)、パームスのグランドボールルームで開かれ、一般に無料で公開される。同じ26日の夜には、ミスター・オリンピアの決勝が行われる。大会の配信と日本時間の決勝スケジュールはこちらの記事でまとめている。
よくある質問
デクスター・ジャクソンはオリンピアで何回優勝した?
ミスター・オリンピアの優勝は2008年の1回である。一方、オリンピア出場21回は最多記録で、アーノルド・クラシックでは歴代最多の5回優勝を果たしている。
国際スポーツ殿堂の式典は誰でも見られる?
主催者の案内では、9月26日(現地時間)にラスベガスのパームスで開かれる式典は一般公開で、入場は無料とされている。
KINNIKU TIMESの視点
ジャクソンの経歴が示すのは、頂点に立つ1回よりも、高い水準を長く保つことの価値である。1999年の初出場から2020年まで、通算21回にわたってオリンピアの舞台に立ち、49歳を過ぎてもプロ大会で勝利を挙げた。一般のトレーニーにとっても、無理な増量や極端な減量より、継続できる負荷と回復のバランスを優先する姿勢は参考になる。今年のオリンピアでは、王者デレク・ランスフォードらの戦いとあわせ、レジェンドの殿堂入りにも注目したい。
出典:Fitness Volt(2026年9月17日)/DeeperBlue(2026年7月9日)/Olympia公式スケジュール/Wikipedia「Dexter Jackson (bodybuilder)」