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オリンピアの出場資格とは?2027年はフィジーク系4部門がポイント上位20人に

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 5分
木の台に並んだ金と銀のトロフィー
SUMMARY|この記事の要約

2027年のオリンピアでは、クラシックフィジーク・メンズフィジーク・ビキニ・ウェルネスの4部門でポイントによる出場枠が上位25人から上位20人に減る。メンズオープンや212は予選期間中にプロ大会で1勝すれば出場できるが、フィジーク系4部門は2勝か主要5大会の優勝、またはポイント上位が必要となる。

ボディビル最高峰「オリンピア」の出場資格が、2027年大会からさらに厳しくなる。主催するIFBBプロリーグは2026年9月、2027年大会の出場資格制度を公式サイトで公表し、クラシックフィジーク、メンズフィジーク、ビキニ、ウェルネスの4部門では、ポイントランキングで出場権を得られる人数を上位25人から上位20人に絞ることを明らかにした。2026年大会が9月24日(現地時間)に米ラスベガスで開幕するのを機に、「オリンピアにはどうすれば出られるのか」を整理する。

オリンピアに出るにはプロ大会で何勝すればいい?

オリンピアに出場できるのは、IFBBプロリーグのプロ選手のうち、決められた期間(予選期間)に条件を満たした選手だけである。条件は部門によって2種類に分かれる。

動画:NPC News Online(NPC/IFBBプロリーグ公式ニュース)公式YouTubeチャンネル「2025 IFBB Pro League Men's Physique Olympia Prejudging Comparison 4K Video」(2027年からポイント上位20人に絞られるメンズフィジークの2025年大会予選)
部門 主な出場条件
メンズオープン、212、女子ボディビル、フィットネス、フィギュア、ウィメンズフィジーク、フィットモデル 前年オリンピアの上位3人/予選期間中に開かれたプロ大会の優勝者
クラシックフィジーク、メンズフィジーク、ビキニ、ウェルネス 前年オリンピアの上位3人/プロ大会で2勝/主要5大会の優勝者/ポイントランキング上位(2026年は25人、2027年は20人)

つまり、メンズオープンや212ではプロ大会で1勝すれば出場権を得られるが、選手数の多いフィジーク系の4部門では1勝だけでは足りず、ポイントを積み上げる必要がある。

ポイントはどう計算される?

ポイント制の4部門では、大会の格と順位に応じて点数が与えられる。主要5大会はアーノルド・クラシックUSA、ピッツバーグ・プロ、ニューヨーク・プロ、ルーマニア・マッスルフェスト・プロ、ドバイ・プロである。

順位 主要5大会 その他のプロ大会 前年オリンピア
1位 出場権を獲得 10点 出場権を獲得
2位 14点 4点 出場権を獲得
3位 11点 3点 出場権を獲得
4位 9点 2点 12点
5位 7点 1点 10点

この仕組みは2026年大会から導入された。米専門メディアBarBendによると、2025年大会では出場資格を持つ選手が60人を超える部門もあった。オリンピアのダン・ソロモン(Dan Solomon)社長は「オリンピアの権威を守りつつ、世界選手権としての役割も果たすことが我々の責任だ」と説明している。

2027年大会は何が変わる?

2027年大会の予選期間は2026年8月31日から2027年9月12日まで。ポイント制4部門の上位枠が25人から20人に減る点が最大の変更で、2勝による出場権、主要5大会の優勝、前年上位3人の扱いと、各大会のポイント配分は2026年と同じである。車いすボディビル部門は、前年上位3人と大会優勝者に加え、ポイント上位3人が出場できる。なお、過去のオリンピア王者には生涯の出場資格があるが、条件によってはリーグの承認が必要となる。

よくある質問

オリンピアに出るにはプロ大会で何勝必要?

メンズオープンや212などは予選期間中に1勝すれば出場できる。フィジーク系4部門は2勝、主要5大会なら1勝、またはポイント上位に入る必要がある。

オリンピアで上位に入ると翌年はどうなる?

各部門の上位3人は翌年の出場権を自動で得る。ポイント制の4部門では4位に12点、5位に10点が与えられる。

2027年の出場枠はどう変わる?

クラシックフィジーク、メンズフィジーク、ビキニ、ウェルネスで、ポイントによる出場枠が上位25人から上位20人に減る。

KINNIKU TIMESの視点

オリンピアの舞台に立つこと自体が、1年を通した戦いの結果である。観戦の際は、選手がどの大会で勝ち、どんなルートで出場権をつかんだのかを知っておくと、各選手の背景がより立体的に見えてくる。2026年大会は全部門の配信が無料で、日本時間では26日と27日の午前に決勝を迎える(配信と日本時間の対応表)。審査の仕組みは規定ポーズと採点の解説で押さえておきたい。出場枠が狭まる2027年に向けて、日本の選手がどの大会でポイントを狙うのかにも注目したい。


出典:IFBB Pro League「2027 Olympia Qualification System」IFBB Pro League「2026 Olympia Qualification Rules」BarBend「2026 Olympia Qualification Points System Announced」Fitness Volt(2026年9月3日)Olympia公式サイト「Official Schedule」