元競輪選手・小坂元雄斗、ジャパンオープンで初優勝 疲労管理を武器に
2026年9月23日、愛知県名古屋市で開催された第37回ジャパンオープン選手権のボディビル部門で、元競輪選手の小坂元雄斗選手(33歳)が優勝した。
疲労を神経性と肉体的に分けて管理する方法を確立し、8月の日本クラス別選手権2位からさらに調子を上げての戴冠となった。
元競輪選手のボディビルダー、小坂元雄斗選手(33歳)が2026年9月23日、愛知県名古屋市の岡谷鋼機名古屋公会堂で開催された第37回ジャパンオープン選手権のボディビル部門で優勝した。2位は川崎一輝選手、3位は近藤孝仁選手だった。
どんな大会だったのか
第37回ジャパンオープン選手権は、公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催する大会で、2026年9月23日(水・祝)に愛知県名古屋市の岡谷鋼機名古屋公会堂で開催された。ボディビル部門のほか、女子フィジーク、ミックスドペアボディビル、車いす男子ボディビルなど複数の部門が同日に競われた。
小坂元選手はどう優勝したのか
小坂元雄斗選手は33歳、元競輪選手という経歴を持つ。2025年の「ミスター神奈川」で優勝しており、今回は8月の日本クラス別選手権75kg以下級で2位に終わったあと、さらにコンディションを上げて臨んだ。
本人が明かした取り組みは、疲労を「神経性疲労」と「肉体疲労」に分けて捉える方法である。「この疲れは神経性疲労なのか、肉体疲労なのか。そういうことにちゃんと向き合って感じていくうちに、朝起きた瞬間にどちらかがわかるようになりました」と語り、神経性疲労のときはトレーニングのボリュームを落とし、肉体疲労のときは高重量・低回数に切り替えるようにしたという。「昔からこう(視野が狭く)なる性格で、以前は、疲れなんか根性で乗り切るものだと思ってやっていました」と、以前の姿勢を振り返っている。次の目標については「競技の最終目標は、ファイナリストの一桁の順位を獲ることです」と語った。
他の部門の結果は
女子フィジークは原田理香選手が優勝した。今大会は46名が出場し、全カテゴリーで最多のエントリーだったという。ミックスドペアボディビルは佐々木絢美選手と杉中一輝選手のペアが優勝し、車いす男子ボディビルは初代王者として湯浅剛選手が優勝した。90歳の金澤利翼選手も「39歳差ペア」としてミックスドペア部門に出場し4位に入った(関連記事:90歳・金澤利翼、初の赤パンツで男女ペアに初挑戦)。
よくある質問
ジャパンオープン選手権とはどんな大会か
JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)が主催する全国規模の大会の一つで、10月に予定されるボディビル日本選手権の前哨戦としても位置づけられる大会である。
小坂元選手は次にどの大会を目指しているか
本人は「ファイナリストの一桁順位」を最終目標に掲げている。10月のボディビル日本選手権への出場権が懸かる大会が今後も控えている。
KINNIKU TIMESの視点
小坂元選手の「疲労を神経性か肉体的かで見分ける」という取り組みは、根性論だけに頼らず、自分の状態を客観的に観察する姿勢の表れといえる。感覚だけに頼らず疲労の種類によってトレーニング内容を調整するという考え方は、追い込みすぎによる回復の遅れをテーマにしたKINNIKU TIMESの過去記事(限界まで追い込むと回復は遅れる?)とも通じるところがある。
出典:FITNESS LOVE「90歳の鉄人・金澤利翼が男女ペアで出場=9.23 JBBFジャパンオープン選手権2日目結果」/FITNESS LOVE「元競輪選手ボディビルダー・小坂元雄斗がジャパンオープン選手権を制す」/Web Magazine VITUP!「シルバーウィークの名古屋オープン決戦 ボディビルは小坂元雄斗が優勝」
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