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ボディビル・大会

日本マスターズ2026結果 総合優勝は61歳・紙田由起夫、75歳以上級は76歳の蜂須貢

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 4分
トレーニング器具が並ぶジムの室内
SUMMARY|この記事の要約

2026年8月30日に広島市で開かれた第38回日本マスターズ選手権は、60歳以上級を制した61歳の紙田由起夫がオーバーオール優勝した。75歳以上級はデッドリフト約200kgの76歳・蜂須貢、85歳以上級は90歳の金澤利翼が制した。

40歳以上のボディビルダーが競う「第38回日本マスターズ選手権大会」は、60歳以上級を制した61歳の紙田由起夫がオーバーオール(総合)優勝を果たした。大会は日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の主催で、2026年8月30日(日)に広島市の広島国際会議場で開かれた。男子ボディビル9階級、女子フィジーク4階級に180人を超える選手が出場し、75歳以上級では現在もデッドリフト約200kgを挙げる76歳の蜂須貢が優勝した。

ジムに並ぶトレーニング器具のモノクロ写真
写真はイメージです(Unsplash)

日本マスターズ2026の各階級の優勝者は?

男子ボディビルは40歳以上級から85歳以上級まで、女子フィジークは40歳以上級から65歳以上級まで行われた。60歳以上の男子6階級だけで112人が出場している。

部門・階級 優勝者
男子ボディビル 40歳以上級 石坂恵一
男子ボディビル 50歳以上70kg以下級 須江正尋
男子ボディビル 50歳以上70kg超級 髙梨圭祐
男子ボディビル 60歳以上級 紙田由起夫(総合優勝)
男子ボディビル 65歳以上級 加藤充
男子ボディビル 70歳以上級 難波文義
男子ボディビル 75歳以上級 蜂須貢
男子ボディビル 80歳以上級 山崎義夫
男子ボディビル 85歳以上級 金澤利翼
女子フィジーク 40歳以上級 石井さやか
女子フィジーク 50歳以上級 原田理香
女子フィジーク 60歳以上級 林智砂
女子フィジーク 65歳以上級 深作靖子

総合王者・紙田由起夫とは?

紙田は埼玉県の所沢商業高校で野球部のレギュラーを務めた元高校球児で、甲子園ではPL学園の桑田真澄・清原和博の「KKコンビ」と対戦した経験を持つ。ボディビルでは約30年のブランクを経て2025年に競技へ復帰した。

復帰1年目の2025年大会は60歳以上級で優勝したものの、総合では須江正尋に敗れた。今年は圧倒的な筋肉量と絞りで雪辱を果たし、Web Magazine VITUP!の取材に「去年は須江さんにやられたのでね。あの背中を目指してやってきました」と語っている。

76歳でデッドリフト200kg、蜂須貢の実力は?

75歳以上級を制した蜂須は、40歳前後から本格的に筋トレを始め、42歳でボディビルの地方大会にデビューした。その後はパワーリフティングにも取り組み、マスターズ66kg級で日本記録を持つ。FITNESS LOVEの取材によると、主な種目の記録は次のとおりである。

種目 現在 自己ベスト
デッドリフト 約200kg 217.5kg
スクワット 約180kg 200kg
ベンチプレス 約120kg 137.5kg

自己ベストは60代前半〜半ばに記録したもので、トレーニング量は以前とほとんど変えていないという。

80代・90代の選手も活躍

最高齢の金澤利翼は大会前日の8月29日(土)に90歳となり、85歳以上級で優勝した。日本マスターズでの優勝は通算17度目である(詳しくは90歳ボディビルダー金澤利翼の記事)。同じ85歳以上級では、86歳の斉藤忠男が前年に続き3位に入った。斉藤は1回の練習で40kgのハックスクワットを計180回行うなど、脚の強化に力を入れてきたという。女子フィジーク50歳以上級を制した原田理香は、9月のジャパンオープンでも優勝している。

よくある質問

日本マスターズ選手権とはどんな大会?

JBBFが主催する40歳以上の選手による全国大会で、年齢別の階級で競う。2026年は第38回で、広島市で開かれた。

2026年の総合優勝は誰?

60歳以上級を制した61歳の紙田由起夫である。前年の総合王者・須江正尋を破った。

最高齢の出場者は何歳?

大会前日に90歳となった金澤利翼で、85歳以上級で優勝した。

KINNIKU TIMESの視点

76歳でデッドリフト約200kg、86歳で1回180回のハックスクワット。数字だけを見れば特別な人の話に思えるが、共通するのは「量を落とさず続ける」ことと「来年の目標を持つ」ことである。紙田も継続の秘訣に目標を挙げている。年齢を理由に重さや頻度を下げすぎていないか、自分のメニューを見直すきっかけにしたい。


出典:FITNESS LOVE「第38回日本マスターズ選手権大会結果」/Web Magazine VITUP!(2026年8月30日)/Web Magazine VITUP!(2026年9月3日)/FITNESS LOVE(2026年9月25日)/FITNESS LOVE(2026年9月25日)